ClientFileDelete

 

クライアントのファイルを削除する

クライアント側のディスク上のファイルを削除します。これはクライアント側の関数です。

構文:

ClientFileDelete(ファイル名)

パラメータ:

  • ファイル名 …… 削除するファイルの名前。このパラメータにはパスを指定することもできます。パスが指定されない場合は、カレントディレクトリと解釈されます。

戻り値:

論理値 …… 処理に成功した場合「True」が返ります。

例:

ClientFileDelete('C:\TEMP\TMPFILE.TMP')

 

Cドライブ のTEMPディレクトリにあるTMPFILE.TMPが削除されます。

注意事項:

  • ファイルの削除は、[コールOSコマンド]処理コマンドではなく、この関数を使用するようにしてください。

  • この関数は、リッチクライアントタスクでのみ有効なクライアント側の関数です。サーバ側で同じ機能を利用する場合は、FileDeleteを使用してください。この場合は、サーバ側のファイルしかアクセスできません。

モバイル仕様:

iOSでは、一時フォルダへのアクセスのみが可能です。相対パスを使用したり、ClientOSEnvGet('temp')関数を使用してアクセスできます。

関連トピック:

ClientFileCopy, ClientFileExist, ClientFileRename, ClientFileSize