FileDlg

 

[ファイルを開く]ダイアログのオープン

Windows の[ファイルを開く]ダイアログをオープンし、選択したファイル名が返ります。

構文:

FileDlg(ファイルタイプ,グループ)

パラメータ:

  • ファイルタイプ… …… [ファイルの種類]ボックスに表示されるファイル名

  • グループ… …… ファイル名のグループ。ワイルドカードが使用できます。セミコロン(;)で複数指定することもできます。

戻り値:

文字列 …… 「ファイルを開く」ダイアログで選択したファイル名

例:

FileDLG('DataFile',' *.dat;*.txt')

 

プロジェクトフォルダをカレントトした[ファイルを開く]ダイアログボックスが開き、拡張子が.datまたは.txtのすべてのファイルが表示されます。

 

FileDLG('MyFiles',' *.*')

 

‘c:\temp\’をカレントトした[ファイルを開く]ダイアログボックスが開き、すべてのファイルが表示されます。

例外:

リッチクライアントタスクではサポートされません。ファイルダイアログボックスを開く場合は、ClientFileOpenDlg関数やClientFileSaveDlg関数を使用してください。

プラットフォーム仕様:

Androidデバイスの場合、ファイルシステムは大文字と小文字を区別します。Magic xpa関連のファイル(例えばイメージやローカルデータベース)の名前は、小文字(ファイルが大文字で定義されていても)で、自動的に保存されます。この関数は、ファイル名を小文字に変換しません。したがって、Magic xpaで転送先のファイルを参照する必要がある場合、関数で小文字の名を使用しなければなりません。

関連トピック:

DirDlg