[MAGIC_RIA]セクション

MAGIC.INIファイルの[MAGIC_RIA]セクションには、以下の設定内容が含まれています。

この設定は、開発環境でのみ有効です。実行環境で表示させる場合は、公開用Webページのパラメータを設定してください。

InternalLogLevel

InternalLogLevel=NONE、SERVER、SUPPORT、GUI、またはDEV

  • NONE …… ログを出力しません。

  • BASIC …… HTTPリクエストの受信と送信についてのみ記録されます。このレベルは、製造(そして、テストの)システム、特に通信範囲とコンポーネントのハンドシェークのトラブルシューティングで使用されるはずです。(サポートバージョン:2.4)

  • SERVER …… HTTPリクエストと応答のみ出力します。

  • SUPPORT …… SERVER指定の内容に加え、サーバ間のデータの内容を出力します。

  • GUI …… SUPPORT指定の内容に加え、クライアントによって記録されたGUIメッセージの一部を出力します。

  • DEV …… クライアントによって記録されたすべてのメッセージを出力します。

注意:

ログの内容はSUPPORTレベル以外は暗号化され、圧縮されます。

 

開発中は、指定されたキーワードがクライアントのログレベルになります。InternalLogFileが定義されていて、InternalLogLevelが空白の場合、ログには警告とエラーのみ記録されます。

実行中は、クライアントのログレベルの最大値に設定されます。

キーワードが設定されない場合は、デフォルトのSERVERになります。

Localゲートウェイのロギングはこの設定に基づいて動作します。ロギングレベルはサーバ上のゲートウェイに対する定義にはなりません。例えば、クライアントのログレベルがSUPPORTとして定義された場合、ログにはSupportレベルのゲートウェイログがを含まれます。

[Logging]セクションで定義されたり、[外部ログファイル名]に書き込まれる他のサーバログとは異なりて、BASICログレベルは[MAGIC_RIA]セクションを参照して、GeneralErrorLogに書き込まれます。

InternalLogFile

InternalLogFile= file name

設定されない場合、クライアントのデスクトップに以下のファイル名で保存されます。

Magicxpa_YYYY_MM_DD[.Process ID].log

InternalLogSync

InternalLogSync=Message, Session, または None

  • None …… .NETフレームワークのデフォルトにもとづいてログファイルが自動的に作成されます。

  • Session …… ログファイルは自動的には作成されません。このレベルは最も処理が早くなります。

  • Message …… ログファイルは、各メッセージ毎にオープン/クローズされます。このレベルは、ログの保全性には優れていますが動作が遅くなります。

DisplayStatisticInformation

DisplayStatisticInformation=Y または N

Y に設定した場合

  • ツールチップ……最上位のタスクのステータスバーの一番右端に直近の5つのHTTPリクエストのリストを表示します。

  • セッション概要……セッション完了時に、InternalLogFileに概要を書き込みます。

HTTPRequestTimeout

この値はサーバとのハンドシェイクの間、リッチクライアントに送信されて、クライアントからサーバまでのHTTPリクエストのタイムアウト(つまり、クライアントがサーバにリクエストを再送する時間)として使用されます。

iOSではサポートされません。

デフォルト値:5秒

サポートバージョン:

2.4

 

Magic xpa Studioは、F7を押下してプログラムを実行する度に、InternalLogLevel、InternalLogSuyncおよびDisplayStatisticsInformationをプロジェクトフォルダ内のexecution.propertiesファイルにマージします。また、ClientModulesPathで指定されたクライアント実行モジュール(MgxpaRIA.exe)を起動します。

RIAコンポーネントビルダは、これらの内容をHTMLファイル(ClickOnce)にも実行プロパティ(モバイル)のどちらにもマージしません。

しかし、これらのキーワードは、手動で以下のファイルに反映させることができます。

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