LDAPConnect

 

LDAPへの接続

LDAPによって別のセッションを作成します。これにより他のLDAP関数はこの接続を利用することができます。

構文:

LDAPConnect (アドレス:ポート,接続文字列, ドメインコンテキスト, ユーザID, パスワード)

パラメータ:

  • アドレス:ポート  …… LDAPサーバのアドレスとポート番号。必要に応じて 'ssl://'を付加することができます。この場合、SSLセッションでサーバに接続されます。また、ポート636でSSLセッションが開始されます。

  • 接続文字列  …… LDAPサーバデータベース内のユニークな入力識別子である、ユーザ識別名(DN)を指定します。

  • ドメインコンテキスト …… LDAPユーザがメンバになっているグループに位置付けるために使用される検索ベース

  • ユーザID …… アカウント用ユーザID

  • パスワード …… ユーザIDに対応するパラメータ

アドレス:ポート接続文字列ドメインコンテキストの各パラメータは、[動作環境]で定義された内容と同じような値が指定できます。

戻り値:

数値 …… LDAP接続のハンドル値(数)。このハンドル値は、この接続を使用する他のLDAP関数で利用できます。

エラーが発生した場合、負値が返ります。

例:

LDAPConnect ('127.0.0.1:389','OU=users','dc=mycompany,dc=com,dc=com','User1','mypass')

注意事項:

[シークレット]テーブルに"LDAP_USER"と"LDAP_PASS"が定義されている場合、ユーザIDを%LDAP_USER%、パスワードを%LDAP_PASS%と指定することができます。

関連トピック:

LDAPサーバによる認証