LDAP 接続文字列

LDAPサーバへの接続文字列を指定します。LDAPサーバによってこの設定は異なります。

Magic xpa がLDAPサーバに接続する際、DN(Distinguished Name)とパスワードが送られます。

ここには、LDAPサーバに対してユーザ認証を行う際のユーザ情報を検索するためのUserDNを指定します。接続文字列にはユーザ名が必要となります。 この場合、ユーザ名を直接指定するか、$USER$ という特殊な論理名を指定することができます。Magic xpaは、この名前をログイン時のユーザIDに変換します。

例えば、iPlanet でユーザグループの登録のために接続する場合、以下のように指定します。

uid=$USER$,ou=people,dc=mydomain

 

パスワードは、ログオンダイアログやLogon関数で指定された値が送られます。

以下の書式で指定することで、user@domain(Active Directoryで「ユーザログオン名」として指定するID)で認証させることができます。

$USER$@ドメイン名

この書式をサポートするLDAPサーバに対してのみ接続することができます。

この場合、区切り文字として "~~" を使用することで、UserDNと一緒に使用することができます。

例:$USER$@domain.com~~CN=user, OU=users, DC=mycompany, DC=com.

ユーザIDとパスワードには、LDAP_USERとLDAP_PASSの2つのシークレット名を使用することができます。接続文字列内の $USER$ エイリアスは、実行時にこの2つのシークレット名に置き換えられます。 また、LDAP関数内で、%LDAP_USER%と%LDAP_PASS%と指定することで利用できます。

注意:

  • 「user@domain」の指定がない場合はcnを使用し、指定された場合はuserPrincipalNameを使用して認証されます。

  • ユーザ認証の情報は、平文でLDAPサーバに渡されます。

  • 書式は、接続するLDAPサーバによって異なります。

 

デフォルト:

なし

変更の反映:

即時

MAGIC.INIおよびコマンドライン名:

LdapConnectionString