DDE関数

 

DDEは、Magic xpaの関数を使用して実行します。つまり、関数を使用してDDE 通信を開始し、その後、通信を終了し、Magic xpaに戻るという操作が必要です。Magic xpaでのDDEは「コールドリンク」です、必ず、Magic xpaからDDE通信を開始しなければなりません。また、DDEに関連するデータに対して、別のアプリケーションで変更が加えられても、その変更は自動的にはMagic xpaには伝えられません。また、そのデータがDDEを介してMagic xpaに取り込まれた時にも、その変更は認識されません。

DDEサーバアプリケーションとMagic xpaとの間で通信が実行される場合、そのDDEサーバアプリケーションがオンラインで稼働している必要があります。DDEサーバがオンラインで動作していない状態でMagic xpaからDDEサーバに対してアクセスが試みられた時には、サーバはロードされず、そのためDDE処理は実行されません。

クライアントアプリケーションからアクセスが実行された場合、DDEサーバ上では、フォーカスが発生することはありません。Magic xpaのDDE関数によりサーバアプリケーション上でエラーが引き起こされた時には、エラーダイアログが出力されますが、上記の理由から、このダイアログにはフォーカスは提供されません。したがって、Magic xpaのDDE処理はタイムアウトになり処理は失敗します。

DDE関数は同期モードで実行されます。これは、Magic xpaが DDE関数の終了を待ってから次の処理に移ることを意味します。

注意:

DDE関数は、Windowsでのみ利用できます。異なるOSでこの関数を使用した場合、以下のように動作します。

  • DDEGet関数 …… 空白を返します。

  • DDEPoke/DDExec関数 …… 常に「False」を返します。

  • DDERR関数 …… 常に「15」が返ります。

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