DNException

 

例外情報の取得

.NET処理で発生した直近の例外の参照情報を取得します。

Exceptionクラスのプロパティの取得やメソッドを実行します。

構文:

DNException().プロパティ

パラメータ:

なし

戻り値:

.NET項目に対応する直近の処理で発生した例外の参照情報。指定するプロパティによって内容が変わります。

例:

  • DNexception().Message …… 現在の例外を説明するメッセージを取得します。

  • DNexception().Source …… エラーの原因となったアプリケーションまたはオブジェクトの名前

  • DNexception().StackTrace …… 現在の例外がスローされたときにコール スタックにあったフレームの文字列形式

例外が発生していない場合は、NULLが返ります。

.NET処理が行われる度に例外情報はクリアされます。

例:

項目更新  A  DNException()

注意事項:

  • この関数を選択した後、ドット(.)を入力すると、オートコンプリート機能が動作します。

  • 例外が発生したオブジェクトの複数のプロパティに対応するため、.NET項目での例外タイプを定義してDNException()で更新してください。

  • 例外は、2つのプロパティを持っています。一つは、InnerExceptionで、通常、に関する詳細情報を返します(例えばメール送信や接続が失敗したり、PCへのPingが失敗した場合)。もう一つは、メッセージで、エラーに関する説明を文字列で返します。

  • この関数は、.NETオブジェクトを返します。この戻り値を他の.NETオブジェクトに対する式の一部として利用できます。例えば、DNException()関数を[エラー]処理コマンドで使用することができます。例外メッセージをボックス表示させることができます。

  • この関数の詳細は、MSDNのExceptionクラスの説明を参照してください。

モバイル仕様:

モバイル環境ではサポートされません。

関連トピック:

DNExceptionOccurred

.NETの例外処理