ClientCertificateAdd

証明書の定義

動作環境の[SSLクライアント証明書ファイル]に設定された証明書以外のクライアント証明書を指定します。
[コールWebサービス]処理コマンドやHTTP Post/Get関数を呼び出す前に実行します。

構文：

ClientCertificateAdd (PKCS12証明書,パスワード )

パラメータ：

• PKCS12証明書 …… 証明書のURL（またはパスを含んだファイル名）。PKCS12(Public Key Cryptography Standard  #12 )の書式で作成された証明書ファイルを指定してください。

• パスワード …… 証明書ファイルのエクスポート用パスワード。パスワードなしで出力されている場合は、NULLになります。

戻り値：

論理値 …… 処理に成功した場合「True」が返ります。

以下の場合は失敗します。

• 同じ認証局が複数指定された場合

• 証明書が存在しない場合

• 証明書がPKCS12フォーマットでない場合

• パスワードが正しくない場合

例：

ClientCertificateAdd('my.pfx','%MY_PASS%')

パラメータは以下の通りです。

My.pfx… PKCS12 証明書

%MY_PASS%… パスワードの論理名

注意事項：

• 動作環境の「SSL CA証明書ファイル」で指定されたCAを基に認証されます。ここに指定されていないCA用の証明書が指定された場合はエラーになります。

• 証明書が、ClientCertificateDiscard()関数を使用して現在のコンテキストから削除されるまで、全てのクライアント証明書は、現在のコンテキスト上では以降の呼び出し処理でも有効になります。

• 複数のクライアント証明書を追加する場合は、その都度ClientCertificateAdd関数を実行してください。ただし、同じクライアント証明書を追加することはできません。

• 秘密キーを出力しないで作成された証明書では認証できません。

例外：

リッチクライアントタスクではサポートされません。

関連トピック：

HTTPGet, HTTPPost, 起動Webサービス,SSL CA証明書ファイル,SSL クライアント証明書ファイル,SSLクライアント証明書パスワード