ChkDgt

検査数字を作成

検査数字（チェックデジット）を作成します。チェックデジットは、前後に数が追加された数値で、数値の整合性を高めるために使用されます。簡単なアルゴリズムが、チェックデジットを算出する数値の他の数値に適用されます。アルゴリズムを実行し、チェックデジットを比較することで数値が正しいかどうかを判定できます。チェックデジットは、クレジットカードやID番号の照合などに使用されます。

構文：

ChkDgt(文字列,数値)

パラメータ：

• 文字列 …… 数値を文字列として指定します。この文字列について、検査数字が作成されます（処理対象の数値は、あらかじめ文字列に変換しておかなければなりません）。

• 数値 …… 係数（モジュラス）が10 または11 を表す数値

• 0 …… モジュラス10

• 1 …… モジュラス11

戻り値：

数値

例：

ChkDgt('6789',0)では、2 が返ります。

x が文字列'6789'の場合、ChkDgt(x,0)では2 が返ります。

ChkDgt('6789',1)では、1 が返ります。

例外：

EANコード方式はサポートしていません。

関連トピック：

CRC