バッファ

Magicアプリケーションは、サードパーティモジュールと連携させる必要がある場合があります。このような連携処理では、一般的に構造体または、バッファとして知られているバイナリデータの集合体を利用して情報の交換を行うことがあります。

バッファは、1つの項目に複数のデータを格納するが可能です。これらはC言語における構造体またはVisual Basicでのユーザ定義タイプに似ています。

これらをコンピュータ言語に組み込む場合は、タイプのサイズについてよく理解している必要があります。例えば、-32,768から32,767または0から65,575の範囲の数値は"Double"と呼ばれるタイプで2バイトのサイズで格納されます。

Magic xpaでは、バッファはBLOB型のデータ項目に格納されます。しかしすべてのBLOB型項目がバッファになっている訳ではありません。バッファ関数を使用してBLOB型項目にデータを格納することで、BLOB型項目はバッファになります。BLOB項目をバッファ化する際、Magic xpaは最初に数バイトを使用してBLOB項目を初期設定します。

特別なバッファ保存関数を使用することで、必要な構造を定義することができ、その構造に対応する関数を使用することで、データを取り出すこともできます。

バッファの内容を直接参照することはできません。しかし、Blb2File()関数を使用することでバッファ(BLOB項目)の内容をファイルに変換することができます。バイナリエディタでこのファイルを開くことでバッファの内容を参照することができます。

バッファをリセットする必要がある場合は、Null()関数でBLOB型項目を更新してください。

同様に、空のバッファについてのテストを行う必要がある場合、BLOB型項目とNull()関数の戻り値を比較してください。

[コールUDP]処理コマンドを使用することで、DLLを呼び出してパラメータの受け渡しを行う事ができます。