アクティビティモニタ

アクティビティモニタは、プログラムの実行中に発生するコマンドのフロー(タスクやレベル、処理コマンドのフロー)をログに記録し、表示します。

[表示]メニューの[アクティビティモニタ]を選択することで、アクティビティ・モニタが起動されます。

アクティビティモニタは、Magicエンジンからのアクティビティメッセージを受け取ります。

Logging関数の使用で、フィルタオプションを動的に有効/無効を切り替えることができます。

アクティビティモニタには、以下のカラムがあります。

カラム

内容

コンテキスト

アクティビティのコンテキストID。メインのコンテキストIDは、-1です。

時間

コンテキストが起動された時間。動作時間と以前の時間の差分が括弧内に表示されます。

クライアント

クライアント側で実行される処理には、先頭に「C」という文字か表示されます。これは、リッチクライアントタスクのみ有効です。

ログレベル

動作内容がアクションか、エラー、情報または警告のどれかを表示します。

実行パス

プログラムがどのような経路で起動されたかをパス表示されます。

内容

動作内容が表示されます。

アクティビティモニタのコンテキストメニューとツールバーには、以下のオプションがあります。

オプション

内容

保存

ログをテキストファイルに保存します。

XMLファイルで保存されます。外部ツールでこのファイルを加工する場合に便利です。

クリア

ログ表示を消去します。ログのサイズが巨大になる場合や、チェックしたい処理を通過した場合等で、ログを完全に消去したい場合に使用します。

行のコピー

選択した行をクリックボードにコピーします。

検索

指定された文字列でログ内容を検索します。

再検索

次の検索対象に位置付けます。

開始/終了 チェック

メッセージのブロックの最初にパークした時に、このオプションを実行すると、カーソルはブロックの終了に移動します。(逆も同様です。) このオプションは、デバッグ開始前に[ロギング]テーブルの[開始/終了メッセージ]オプションを「Yes」に設定されている場合のみ有効になります。

出力開始

モニタへのログの出力を再開します。

出力停止

モニタへのログの出力を停止します。

 

参考:

  • 開発エンジンがデバッグモード中かどうかにかかわらず、アクティビティモニタへのデータの書込は実行されます。モニタがオープンされている場合、ロギング情報は常に送られます。

  • リッチクライアントタスクの場合、アクティビティモニタの表示行の色は、サーバ側の処理はピンクで、クライアント側の処理は白になります。

  • 背景色が切り替わることで、コンテキストを区別することができます。

  • エラーと警告は、デフォルトで赤色で表示されます。開発用基本色の「実行ログ エラー/警告(背景)」(#74)で変更することができます。

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