アクション

この処理コマンドは、結果を受けるデータ項目を渡すことなく関数を実行させます。たとえば、結果がプログラムとして必要ない様な関数(Delay()やINIPut()など)を実行させる場合に利用できます。

式の中で、必要に応じて複数の関数と組み合わせることができます。このようなロジックを定義した場合、すべての関数が成功の場合だけ、処理コマンドの戻り値として"TRUE"が返ります。

アクション特性

アクション特性には、以下の特性値があります。

特性

内容

アクション関数が定義されている式の識別番号を指定します。ズームすると[式]エディタが表示されますので、ここでアクション関数を選択するか、定義します。

戻り値

この特性はオプションです。ここには、処理コマンドの実行結果を受け取る項目を指定します。通常、変数項目を指定します。

論理型の項目を指定してください。処理が成功した場合「True」、失敗した場合「False」が設定されます。

参考:

処理が失敗した場合、[戻り値コード]特性を使用してエラー内容を確認することができます。

条件

この特性には、論理条件を指定します。その論理条件から返る値を使用して、コマンドの実行を制御できます。

指定できる値は以下の通りです。

  • Yes …… 条件が常に「True」であることを示しています。

  • No …… 条件が常に「False」であることを示しています。処理コマンドは実行されません。

  • 式番号 …… 処理コマンドの実行条件を動的に制御する場合に指定します。ここから[式]エディタにズームして実行条件の論理式を選択してください。。