XMLDelete

XML要素またはXML属性の削除

指定したパス内のXML要素やXML属性を削除します。

構文：

XMLDelete (世代番号,ファイル番号,要素パス ,属性名)

パラメータ：

• 世代番号 …… タスクの階層位置を表す番号。カレントのタスクが0、親タスクが1、その親タスクが2 などとなります。

• ファイル番号 …… 指定されたタスクの（「XMLダイレクトアクセス」または、「項目」が設定された）［入出力ファイル］テーブルの番号

• 要素パス …… XML 要素のパスを表す文字列。 パス文字列の構文は、以下の通りです。

/要素名［［インデックス］］ ［/要素名［［インデックス］］ ... ］

• 要素名 …… XML 要素の名前です。エイリアスを指定することができます。エイリアスは、「all:My_Element」のように、コロン（:）で要素名と分けて指定します。

• インデックス …… 複数存在する中の特定の要素を示すインデックス。インデックス値は、1以上の値を指定してください。

要素パスのスラッシュ「/」は、区切り文字です。

• 属性名 …… 指定された要素の中に定義されたXML属性名。この値が空白の場合、要素パスで指定されたXML要素が削除されます。

戻り値：

数値 ……

要素が正常に削除された場合は、「0」を返します。

関数の処理が失敗した場合、Magic xpaは以下のエラーコードを返します。

• -1 …… 入出力ファイルの指定が正しくありません。

• -2 …… 挿入された要素や属性が定義されていません

• -3 …… 入出力ファイルを書き込みモードでオープンできません

• -4 …… 指定した要素パスが存在していません

• -11 …… 要素パスやインデックスが正しくありません

• -20 …… XML ファイルの構造が正しくありません（XML の解析に失敗しました）

例：

XML Delete の例

注意事項：

［入出力］テーブルの［メディア］カラムで「V=項目」を指定した場合は、以下のように使用してください。

• 親タスクでBLOB項目と入出力ファイルを定義します。

• XMLDeleteを実行する子タスクを定義し、BLOB型のパラメータ項目を定義します。

• 親タスクから子タスクを呼ぶ際、パラメータでBLOB項目を渡します。

例外：

リッチクライアントタスクではサポートされません。

関連トピック：

XML のネームスペース , XML 関数のエラーコード