VarSet

 

値を設定

指定した項目に値を設定します。

構文:

VarSet(シンボル名,値)

パラメータ:

  • シンボル名 …… [項目一覧]の項目のシンボル名を指定します。VARリテラルが必要です。

  • …… 項目に格納する値

戻り値:

論理値 …… 常に「True」が返ります。

例:

VarSet('P'VAR, X+6)

 

項目Pの内容を項目X+6の結果で更新します。

 

VarSet('P'VAR+1, X+6)

 

項目Q(Pの次の項目)の内容を項目X+6の結果で更新します。このようにすることで、配列のように項目を扱うことができます。

注意事項:

  • VarSet()関数は、動的な項目の参照を必要とする非常に特殊なインスタンスで使用されます。通常の[項目更新]処理コマンドは、項目を更新するために使用されます。

  • VarSet()関数は論理関数で、常に'True'を返します。[項目更新]処理コマンドは、常に普通に更新します(加算としては指定できません)。VarSet関数の終了後に再計算が実行されます。

  • VarCurr()とVarSet()の両方を利用することで、通常のデータベース機構を通常の配列となるようにデータベースアプリケーションに実装させることができます。例えば、整数値の1000行×100カラムの配列を、各々100項目の1,000レコードとして保存することを想定してください。アプリケーションでは、value_aを行と列によって識別される配列のセル内の値に加算する必要があります。最小/最大の範囲指定によって行として認識されるレコードとしてデータビューを制限するバッチサブタスクを定義してください。そして、[レコード後]でカラムとして識別された項目を更新します。VarCurr()とVarSet()を使用しない場合は、200以上の項目更新と他の処理コマンドを必要とします。

  • これらは、以下のような式を実行する[アクション]処理コマンドに置き換えることができます。

VarSet('A'VAR + column-1, VarCurr('A'VAR + column-1)+value_a)

  • 'A'VAR は、レコード内の最初の項目のIDで、columnの値は'1'から開始されます。