RqRtInf

 

リクエスタの実行エンジンに関する情報

MRBによって起動された実行エンジンの情報を取得します。

構文:

RqRtInf(サービス/サーバ名,実行エンジン番号)

パラメータ:

  • サービス/サーバ名 …… [サービス/サーバ]テーブルに登録されているサーバ/サービス名

  • 実行エンジン番号 …… 実行エンジンの内部番号を示す数値。ここで指定する実行エンジンは、RqRts 関数で検索したもののいずれかでなければなりません(したがって、この関数は、RqRts 関数の後で呼び出さなければなりません)。

戻り値:

文字列 …… カンマで区切られた、以下の情報が返ります。

  • ホスト名 …… 実行エンジンが起動されるホストの名前

  • ポート番号 …… 実行エンジンのチェック対象となるポートの番号

  • IP アドレス …… nnn.nnn.nnn.nnn の形式でアドレスが返ります。

  • プロセスID …… ホスト上の実行エンジンのプロセスID

  • ステータス …… 値と内容は次の通りです。

  • 1 …… 実行可能(アイドル状態)

  • 2 …… 実行可能(実行中)

  • 3 …… 実行不可(リクエスト処理中)

  • 4 …… 実行不可(開発モード)

  • 5 …… 応答なし

  • 6 …… クラッシュした

  • 7 …… 参照のみ

  • 8 …… ライセンス制限を超えた

  • 9 …… 接続障害

  • 14 …… シャットダウン中

  • 15 …… 待ち状態([コールリモート]または[コールDLL]などの処理コマンド実行時に制御が返る間のクライアントの待ち状態)

  • 16 …… ブロックされている(エンジンに対するすべてのリクエストがブロックされています)

  • 17 …… 外部リクエストをブロックしている(外部のリクエストのみブロックされています - エンジン自身からのリクエストは受け付ける状態です)

  • アプリケーション名 …… オープンされたアプリケーション名

  • 実行スレッド数 …… 現在実行中のスレッド数。リッチクライアントの場合は、ユーザ数が返ります。  

  • 最大スレッド数 …… 現在までにオープンされたスレッド数の最大値。リッチクライアントの場合は、ユーザ数が返ります。  

  • 利用可スレッド数 …… 使用可能な最大スレッド数。リッチクライアントの場合は、ユーザ数が返ります。
    動作環境で「0」 と設定されている場合、ライセンスの内容に基づいた最大利用可能数を返します。

  • 平均リクエスト時間 …… リクエストがアプリケーションサーバによって処理された平均時間(秒数)。

  • 処理リクエスト数 …… 処理されたリクエストの数

  • 実行ユーザ数…… (RIAライセンスを使用した場合の)実行中のユーザ数

  • 最大ユーザ数…… (RIAライセンスを使用した場合の)現在までに実行されたユーザ数の最大値

  • 利用可ユーザ数…… (RIAライセンスを使用した場合の)使用可能な最大ユーザ数

例:

RqRtInf('Data Server',BA)

 

変数項目BA に格納されている実行エンジン番号を使用して、その実行エンジンに関する情報が取り出されます。この実行エンジン番号は、RqRts 関数で返ったものです。

注意事項:

サービス名や実行エンジン番号が無効の場合、空白の文字列が返ります。