RangeAdd

 

範囲条件の追加

範囲条件を追加し、ビューを再表示します。タスクに定義された範囲条件に新しい条件が追加されます。

構文:

RangeAdd (項目, 開始値, [終了値])

パラメータ:

  • 項目 …… 参照する項目。VARリテラルが必要です。BLOB、OLE、ActiveX、ベクトルと.NET型の項目はサポートされません。

  • 開始値 …… 項目のデータ型にもとづいた開始値

  • 終了値 …… オプション:項目のデータ型にもとづいた終了値

 全てのデータ型で、文字列''が使用でき、値は無視されます。

戻り値:

論理値 …… 処理結果が返ります。

  • True …… 範囲条件が更新されました。

  • False …… (項目指定が間違っているなどの)不正な条件です。

注意事項:

  • この関数は、複数の範囲条件を追加するために使用され、ビューが再表示されると、条件に従って絞り込みが実行されます。

  • 項目の名前はデータビュー内でユニークにする必要があります。

  • 親タスクの項目を指定することで、関連したタスクの範囲条件が更新されます。

  • この関数は、複数の項目に対する範囲指定の実行を行うために、複数回使用することができます。

  • NULL関数を値として使用することができます。この場合、NULL値が条件として送られます。

  • アスタリスク(*)は、範囲や位置付でワイルドカードとして使用することができます。範囲や位置付の値としてアスタリスクを使用する場合は、バックスラッシュ(\)をアスタリスクの前に付加してください。

例:

  • a*:a*で範囲指定をします(*は、ワイルドカードになります)

  • a\*:a*で範囲指定をします(*は、文字として処理されます)

  • a\\:a\ で範囲指定をします。

  • a\\*:a\* で範囲指定をします(*は、ワイルドカードになります)

  • a\b:a\b として動作します

関連トピック:

RangeReset,LocateAdd

 

サポートバージョン:

2.5

ローカルデータをサポートしました。