MailConnect

 

メールサーバへの接続

メールサーバに接続します。この関数を使用するには、接続するメールサーバの名前を知っている必要があります。サーバ名が不明な場合は、Eメール用ソフトの設定オプションから確認することができます。

SMTP サーバは、メールの送信に使用されますが、ユーザID やパスワードを必要とする場合があります。この関数が、POP3 または、IMAP サーバに接続される場合も、ユーザIDやパスワードが必要です。Magic xpaは、ユーザIDに対応したサーバのメールボックスに接続され、メールを受け取ります。

接続後にメールサーバが受信したメールは、次に接続処理を行うまで無効です。接続処理は、送受信のどちらかしか有効になりません。もし、接続処理を2回発行した場合、2回目の接続処理が有効になります。

構文:

MailConnect(タイプ, サーバ, ユーザID, パスワード)

パラメータ:

  • イプ …… 数値

  • 1 …… SMTP サーバ

  • 2 …… POP3 サーバ

  • 3 …… IMAP サーバ

  • サーバ …… 文字列メールサーバのアドレス(ポート番号がデフォルトでない場合は、「アドレス:ポート番号」という書式でポート番号を指定します。)

  • デフォルトのポート番号は以下の通りです。

  • SMTP …… 25

  • POP3 …… 110

  • IMAP …… 220(IMAP3)

  • ーザID, パスワード …… 文字列  メールボックスのIDとパスワード

戻り値:

SMTP サーバに接続する場合:

  • 0 …… 接続に成功しました。

  • 負数 …… 接続に失敗しました。(エラーコード)

POP3/IMAP サーバに接続する場合:

  • 0 または正数値 …… 接続に成功しました。正数値の場合、メールボックス内のメールの数を表します。

  • 負数 …… 接続に失敗しました。(エラーコード)

注意事項:

  • POP3 サーバに接続する場合は、新しいメールのみ受信します。 IMAPサーバの場合は、存在する全てのメッセージを受信します。

  • ユーザIDとパスワードの両方が入力されている場合、CRAM-MD5方式 または LOGIN方式によるユーザ認証を行います。接続しようとするSMTPサーバがこれらのユーザ認証をサポートしていない場合には、-1 のエラーを返します(この場合、認証は行われません)。

  • 上記ユーザ認証をサポートしていないSMTPサーバに接続しようとする場合、ユーザIDとパスワードを省略するか戻り値を無視するようにプログラムに組み込む必要があります。

例外:

この関数はセキュア接続を使用しないため、セキュアな接続(例えばTLSまたはSSL)を必要とするメールサーバはサポートされません。

関連トピック:

メール 関数