IsFirstRecordCycle

 

最初のレコード処理の確認

タスク内の最初のレコードサイクルかどうかを確認します。この内容は、[タスク前]の後にフェッチされたデータの内容を処理したり、タスクに入って一回だけ実行する処理がある場合の判定に使用できます。

構文:

IsFirstRecordCycle (世代番号)

パラメータ:

  • 世代番号 …… タスクの階層位置を表す番号。カレントのタスクが0、親タスクが1、その親タスクが2 などとなります。

戻り値:

論理値 …… 現在のレコードサイクルの状態を返します。

  • True ……  現在のレコードがタスク開始後の最初のレコードサイクルの場合、または[タスク前]ロジックユニット内で実行された場合

  • False …… 誤って、関数が[タスク後]またはグループレベルのロジックユニットで実行された場合。

この関数が、サブフォーム内で実行するタスクで使用された場合は以下のようになります。

  • オンラインタスク …… サブフォームタスクにフォーカスが移った時、タスクは再度オープンされるため、 Trueが返ります。

  • リッチクライアントタスク……サブフォームタスクにフォーカスが移っても、タスクは常にオープンされているため、Falseが返ります。

注意事項:

再表示イベント(ビュー再表示、画面再表示、など)の実行結果や、ユーザの操作による範囲指定やソート後のデータビューの再表示が行われた場合は、「False」が返ります。

[サブフォーム]コントロールが定義されているリッチクライアントタスクでは、常に「False」が返ります。