Idle

 

システムのアイドル時間の確認

Magic xpa上でキー操作が実行された後、操作が行われていない時間を取得します。この関数は、[動作環境]テーブルの[キーボード休止秒数]パラメータの値と関連しており、この[キーボード休止秒数]に設定されている時間(単位秒)が経過した時に限って、0 以外の値が返ります。

また、結果は、[キーボード休止秒数]の値の1/10をしきい値として算出されます。さらに、結果は、[キーボード休止秒数]の値を10倍したものの累積値として返ります。

構文:

Idle()

パラメータ:

なし

戻り値:

数値

  • 0 …… [キーボード休止秒数]の秒数の経過後、その秒数の1/10の時間が経過していない時には、0が返ります。

  • 休止秒数の倍数 …… [キーボード休止秒数]の秒数の経過後、ユーザによる操作がないまま、その秒数の1/10の時間が経過すると、時間が[キーボード休止秒数]の秒数の10倍の累積(つまり、5 、10 ,15 など)として返ります。

例:

[キーボード休止秒数]の秒数が「5」で、その5秒が経過した時には、Idle()関数からは、経過した時間に応じて次の値が返ります。

  • 1 秒が経過 …… 0

  • 2 秒が経過 …… 0

  • 4 秒が経過 …… 0

  • 5 秒が経過 …… 5

  • 8 秒が経過 …… 5

  • 10 秒が経過 …… 10