INIGet

 

MAGIC.INI ファイルの環境設定値を取得

MAGIC.INI ファイルの環境設定値を取得します。

構文:

INIGet(MAGIC.INI ファイルのエントリ)

パラメータ:

  • MAGIC.INIファイルのエントリ …… 文字列で、MAGIC.INI ファイルのセクションとパラメータ('[セクション]パラメータ'の形式)を指定します。

戻り値:

指定したパラメータの値 …… そのパラメータに値が指定されていない時には、空白が返ります。

例:

INIGet('Owner')

 

現在のオーナーの値が返ります。

 

INIGet('[MYAPPL]LAST CUST')

 

[MYAPPL]セクションのLAST CUSTパラメータの値が返ります。

注意事項:

  • この関数でセクションを指定しなかった時には、デフォルトの[MAGIC_ENV]セクションのパラメータとして処理されます。この関数のパラメータは、大文字と小文字が区別しません。

  • この関数を使用して、Magic xpaの項目を操作できます。また、アプリケーションのグローバルデータの取り出しも可能です。取り出すアプリケーションのデータが更新できる場合、ユーザごとにMAGIC.INI ファイルを用意します。一方、グローバルデータとカウンタを複数のユーザで共有する場合、標準のDB テーブルを使用するようにします。

  • [動作環境]ダイアログの[MAGIC.INI 常駐]パラメータを「Yes」にしておくと、処理速度が向上します。

関連トピック:

INIPut