FormStateClear

 

保存されているフォームの状態情報を初期化します。

プログラム終了後に、保持されているフォームの位置やサイズなどの状態を初期化します。この関数の主な使用目的は、指定したフォームの状態をデフォルトに設定してユーザに提供することです。

構文:

FormStateClear (フォーム名)

パラメータ:

  • フォーム名(文字) ……  初期化するフォームの[フォーム特性]の[フォーム状態ID]特性を指定します。

以下の予約語を使用することができます。

  • 空白 ……  空白は、現在のフォームの状態を初期化します。

  • * …… アスタリスクは、現在のプロジェクトの全てのフォームの状態情報を初期化します。

戻り値:

論理値 …… 指定されたフォームに保存されている状態情報が存在する場合は、「True」が返ります。

注意:

すべてのデータをクリアするために、ステータスファイルを削除することもできます。ステータスファイルは、以下の場所に保存されます。

  • C:\Documents and Settings\<user>\Application Data\MSJ\<アプリケーションのGUI ID>\

Windows 7の場合は、以下の場所になります。

  • C:\Users\<user>\AppData\Roaming\MSJ\<アプリケーションのGUI ID>\

この関数は、オンラインとリッチクライアントタスク(クライアント側の関数)で有効です。

リッチクライアントタスクでは、空白とアスタリスクのみサポートします。空白を使用した場合、サブフォームに対しても有効です。

モバイル仕様:

モバイル環境ではサポートされません。

関連トピック:

フォーム状態ID