FileInfo

 

ファイル情報の取得

指定したファイルの情報を取得します。

構文:

FileInfo(ファイル名, 情報タイプ)

パラメータ:

  • ファイル名(文字列) …… 情報を取得したいファイル名。論理名が使用できます。最大260バイトまで。unicode特有の文字は利用できません。

  • 情報タイプ(数値) …… 取得する情報の種類を指定します。

情報タイプ

内容

1

ファイル名のみ

2

パス名のみ

3

ファイル名+パス名

4

属性 …… カンマ区切りで以下の文字列を指定できます。

  • FILE …… ファイル

  • DIRECTORY …… ディレクトリ

  • ARCHIVE …… アーカイブ可能

  • READONLY …… 読み取り専用

  • HIDDEN …… 隠しファイル

  • COMPRESSED …… 圧縮

  • ENCRYPTED …… 暗号化

  • SYSTEM …… システムファイル

5

サイズ(バイト数)

6

作成日付

7

作成時刻

8

更新日付

9

更新時刻

10

アクセス日付

11

アクセス時刻

戻り値:

ファイルの属性が返ります。指定した情報タイプによって異なります。

  • 1~4 …… 文字列

  • 5 …… 数値

  • 6,8,10 …… 日付

  • 7,9,11 …… 時刻

エラーが発生した場合は、Null が返ります。

例:

FileInfo('C:\Program Files\Magic xpa\Studio\MagicxpaStudio.exe,2)

 

パス名のみの「C:\Program Files\Magic xpa\Studio」が返ります。

注意事項:

パスがバックスラッシュ(\)で終わる場合、関数は空白を返します。パスの最後にバックスラッシュを含めないようにしてください。

プラットフォーム仕様:

Androidデバイスの場合、ファイルシステムは大文字と小文字を区別します。Magic xpa関連のファイル(例えばイメージやローカルデータベース)の名前は、小文字(ファイルが大文字で定義されていても)で、自動的に保存されます。この関数は、ファイル名を小文字に変換しません。したがって、Magic xpaで転送先のファイルを参照する必要がある場合、関数で小文字の名を使用しなければなりません。

関連トピック:

ClientFileInfo