DropGetData

 

ドロップデータを取得します。

指定したフォーマットでドロップされたデータを取得します。

構文:

DropGetData(データフォーマット,ユーザ定義フォーマット)

パラメータ:

  • データフォーマット …… OSに格納されるデータフォーマットを表す数値。 指定できる値は、以下の通りです。

  • 0 …… ユーザ定義

  • 1 …… テキスト

  • 2 …… OEM テキスト

  • 3 …… リッチテキスト

  • 4 …… HTML

  • 5 …… ハイパーリンク

  • 6 …… ファイル名とパス名

  • 7 …… Unicode

  • ユーザ定義フォーマット …… ユーザ定義フォーマットを表す文字列。[データフォーマット]パラメータが「0」の時のみ有効です。(このパラメータは、リッチクライアントではサポートされていません。)

戻り値:

文字列 …… 取得したデータとしての文字列。 フォーマットがサポートされない場合、NULL を返します。

例:

DropGetData(0,'My format') は、ユーザ定義フォーマットデータの文字列を返します。

DropGetData(1)は、テキストフォーマットデータの文字列を返します。

DropGetData(4)は、HTML フォーマットデータの文字列を返します。

DropGetData(6)は、ファイル名を返します。

注意事項:

  • ユーザ定義フォーマットのドロップデータを扱うためには、事前に、[動作環境]ダイアログの[外部参照]タブの[ドロップデータサポート・ユーザフォーマット]にユーザ定義フォーマットの名前を設定する必要があります。また、DragSetData関数で指定されたフォーマットと同じにする必要があります。

  • ユーザ定義フォーマットを使用してファイル名を取得すると DBCS を使用したファイル名の取得が正しく行えなくなる場合があります。

モバイル仕様:

モバイル環境ではサポートされません。