DragSetCrsr

 

ドラッグ時のカーソル定義

指定したカーソルファイルがドラッグ操作によってコピー可か否かを定義します。

構文:

DragSetCrsr(モード、カーソルファイル)

パラメータ:

  • モード ……  カーソルモードを表す数値。指定できる値は、以下の通りです。

  • 1  …… カーソルファイルは、「コピー可」モードとして設定されます。1つのオブジェクトが別のオブジェクトに対して複写を許可し、最初のオブジェクトが他方のオブジェクトの上にドラッグされた時、「コピー可」モードが有効になります。

  • 2 ……  カーソルファイルは、「コピー不可」モードとして設定されます。 1 つのオブジェクトが別のオブジェクトに対して複写を許可しない場合に、そのオブジェクトがもう一方のオブジェクト上にドラッグされた時、「コピー不可」モードが有効になります。

  • カーソルファイル ……  カーソルファイル名とファイルパス (*.cur)を表す文字列

戻り値:

論理値 …… 処理に成功した場合「True」が返ります。

例:

DragSetCrsr(1,'c:\images\dragcopy.cur')

 

「コピー可」モードで表示されるカーソルファイルを指定しています。

注意事項:

  • カーソルモード番号が指定された値以外の場合、カーソルファイルは、 「コピー可」モードに設定されます。

  • リッチクライアントタスクの場合、カーソルファイルはサーバ上のファイルを指定します。(サポートバージョン:2.2)

  • オフラインタスクの場合、クライアントはキャッシュからサーバイメージを検索します。キャッシュで見つからない場合、この関数は無視され、エラーは表示されません。最初に非オフラインプログラムで関数を実行するか、ServerFileToClient関数を使用してカーソルファイルをクライアントにコピーする必要があります。(サポートバージョン:2.4 )

モバイル仕様:

モバイル環境ではサポートされません。