COMObjCreate

 

COMオブジェクトのインスタンスを作成

オブジェクトが定義された変数項目を基にCOM オブジェクトのインスタンスを作成します。COMObjCreate関数は、[保存データ]特性が「R=参照」に設定されたActiveXかOLE項目のみ有効です。

構文:

COMObjCreate(項目)

パラメータ:

  • 項目 …… COMオブジェクトが定義された変数項目。VARリテラルが必要です。

戻り値:

数値 …… 処理が成功した場合は、0が返ります。処理が失敗した場合は、以下のような負数が返ります。

  • -1 …… 項目の型が、ActiveXかOLE ではない場合

  • -2 …… 項目の[インスタンス化]特性が「A=自動」と設定されている場合

  • -3 …… オブジェクトは、定義された項目によって既にロードされていた場合

  • -4 …… 原因不明のエラー

COMのハンドルは、COMHandleGet関数でのみ取得できます。

注意事項:

  • 必ず[項目更新]処理コマンドを使用してください。[アクション]処理コマンドは使用できません。

  • 手動でロードされたCOM オブジェクトは、手動で解放してください。Magicエンジンは、この関数でロードされたオブジェクトを自動的に解放しません。 手動でロードされたオブジェクトを解放する場合は、COMObjRelease 関数を使用します。