CASE

 

値による切り替え

指定された条件に基づいて、値の切り替えを行います。If 文のネストが不要になります。

構文:

CASE(条件式,ケース1,値1,ケース2,値2,...デフォルト値)

パラメータ:

  • 件式 …… 値を切り替えるための条件式

  • ケースn …… 条件によって指定される値。条件式の結果がケースn で指定したものと一致した場合、値n が関数の戻り値になります(n の最大値は14)。

  • 値n …… 関数の戻り値

  • デフォルト値 …… 条件式の結果がケースn に当てはまらない場合の戻り値

戻り値:

条件式に当てはまるケースに対応する戻り値が返ります。どのケースとも一致しない場合は、デフォルト値が返ります。

例:

CASE(A,1,'赤',2,'緑',3,'青','黒')

 

A が1 の場合'赤'が返ります。

A が2 の場合'緑'が返ります。

A が3 の場合'青'が返ります。

A が1 ~3 以外の場合'黒'が返ります。

この例は、ネストされたIF関数を使用すると以下のように置き換えられます。

 

IF (A=1, ‘赤’, IF (A=2, ‘緑’, IF (A=3, ‘青’, ‘黒’)))

注意事項:

14ケースが上限です。