マジックソフトウエア・ジャパン 株式会社
2011年8月
本文書では、Magic uniPaaS V1Plus (Ver 1.9g) パッチモジュール (PT1)についての追加情報を記載しています。
モジュール | バージョン表示 |
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Magic uniPaaS本体 (uniStudio.exe、uniRTE.exe) |
Version 1.9g PT1 |
本パッチは、次の2つのZIPファイルからなります。
● uniPaaS_V1Plus_19g_pt1.zip: 共通バッチモジュール ● uniPaaS_V1Plus_19g_IBMi_pt1.zip: IBM i ゲートウェイ用バッチモジュール (IBM i ゲートウェイを利用する場合にのみ適用します) 共通パッチモジュール
共通パッチモジュール uniPaaS_V1Plus_19g_pt1.zip には、以下のファイルがあります。
ルートディレクトリリ 2011/06/09 14:05 71,552 mage.exe 2006/11/09 10:42 135,235 MGlcl9jp.dll 2011/08/26 17:06 8,298,880 uniRTE.exe 2011/08/26 17:06 11,621,760 uniStudio.exe 2011/07/13 13:14 4,794,240 v9converter.exe Add_On\Builders\Templates サブディレクトリ 2011/06/30 14:11 11,132 PublishHtml.tpl Add_On\DDFMaker サブディレクトリ 2006/03/02 18:53 2,894 DDLMaker.clr 2011/07/13 16:07 1,909 DDLMaker.dat 2006/03/02 18:53 3,686 DDLMaker.fnt 2011/08/24 09:50 2,065,848 DDLMakerGuide.pdf 2011/07/13 17:44 186 MAGIC_INI_ADD.txt 2011/08/23 11:13 98,318 PVDDLMaker.ecf Add_On\UserFunctionality サブディレクトリ 2011/06/27 09:11 80,286 UserFunctionality.ecf 2010/11/08 13:57 586 UserFunctionality.eci 2010/03/22 01:29 350 UserFunctionality.edp Add_On\UserFunctionality\Source サブディレクトリ 2010/03/22 01:29 261 Comps.xml 2010/03/22 01:29 24,888 DataSources.xml 2011/04/27 15:20 1,128 DataSourcesIndex.xml 2010/03/22 01:29 499 Helps.xml 2010/03/22 01:29 165,662 Menus.xml 2010/03/22 01:29 22,683 Models.xml 2011/04/27 16:05 105,288 Prg_1.xml 2010/03/22 01:29 3,989 Prg_10.xml 2010/03/22 01:29 4,046 Prg_11.xml 2010/04/27 15:29 115,481 Prg_12.xml 2010/03/22 01:29 81,834 Prg_13.xml 2010/03/22 01:29 65,197 Prg_14.xml 2011/04/27 15:45 10,664 Prg_15.xml 2011/06/09 15:17 61,953 Prg_16.xml 2010/03/22 01:29 22,269 Prg_17.xml 2010/03/22 01:29 5,370 Prg_18.xml 2010/03/22 01:29 13,474 Prg_19.xml 2010/03/22 01:29 4,037 Prg_2.xml 2010/03/22 01:29 3,989 Prg_20.xml 2010/03/22 01:29 4,050 Prg_21.xml 2010/03/22 01:29 31,814 Prg_22.xml 2010/03/22 01:29 34,678 Prg_23.xml 2010/03/22 01:29 21,525 Prg_24.xml 2010/03/22 01:29 3,989 Prg_25.xml 2010/03/22 01:29 4,058 Prg_26.xml 2010/03/22 01:29 76,782 Prg_27.xml 2010/03/22 01:29 219,223 Prg_28.xml 2010/03/22 01:29 75,323 Prg_29.xml 2011/06/21 18:42 71,946 Prg_3.xml 2011/06/09 15:17 39,007 Prg_31.xml 2011/06/22 18:31 71,680 Prg_32.xml 2011/06/22 18:32 61,026 Prg_33.xml 2011/06/09 14:12 142,350 Prg_34.xml 2010/03/22 01:29 3,988 Prg_4.xml 2010/03/22 01:29 4,039 Prg_5.xml 2010/03/22 01:29 96,556 Prg_6.xml 2010/03/22 01:29 3,988 Prg_7.xml 2010/03/22 01:29 4,035 Prg_8.xml 2010/03/22 01:29 61,411 Prg_9.xml 2011/06/27 08:53 9,705 ProgramHeaders.xml 2011/06/21 18:39 1,152 Progs.xml 2010/03/22 01:29 580 ProjProps.xml 2010/03/22 01:29 239 Rights.xml PublishedApplications サブディレクトリ 2010/06/29 17:29 4,616 MGBCL019_00ENG.xml 2011/03/31 09:25 5,275 MGBCL019_00JPN.xml RIAModules サブディレクトリ 2011/08/26 17:06 9,749 uniRC.application RIAModules\Desktop サブディレクトリ 2011/08/08 11:57 76,288 Controls.dll 2011/08/08 11:57 26,112 NativeWrapper.dll 2011/08/26 17:04 2,289,664 uniRC.exe 2011/08/26 17:06 12,973 uniRC.exe.manifest RIAModules\Mobile サブディレクトリ 2011/08/26 17:05 1,992,704 uniRCMobile_cf20.exe 2011/08/26 17:06 2,001,920 uniRCMobile_cf35.exe Support サブディレクトリ 2011/08/03 08:36 337,656 MLSAppFile.jpnIBM i ゲートウェイ用バッチモジュール
IBM i ゲートウェイ用パッチモジュール uniPaaS_V1Plus_19g_IBMi_pt1.zip には、以下のファイルがあります。
ルートディレクトリ 2011/07/26 14:51 156,544 CONVERT.DLL 2011/07/26 14:51 239,488 Easy32mg.dll Gateways サブディレクトリ 2011/08/08 13:08 1,109,888 mgdb2400.dll 2011/08/08 13:08 947,072 mgeac32.dll
今回のパッチ版は、Magic uniPaaS Ver 1.9g 製品版に対するアップデートパッチとして提供されています。次の順序で適用してください。
順 | 適用作業 | 適用対象製品 | 詳細説明 |
1. | ライセンスのメンテナンス終了日を確認します。必要ならばライセンスコードの更新を行います。 | Enterprise Server、RichClient Server 製品の場合のみ必要です。 | ライセンスのメンテナンス終了日の確認 |
2. | MRB、Magicアプリケーションサーバ、 Internet Information Server、SNMPサービスなどを停止してください。停止していない状態では正しくファイルが差し替えられないことがあります。 | Studio、Enterprise Server、RichClient Server 製品の場合のみ必要です。 | |
3. | バックアップファイルとして、差し替え対象となる旧モジュールを別のフォルダに退避します。(HDDに余裕がある場合には、フォルダごと、退避フォルダにコピーするのが簡単です) | 全て | |
4. | 1.9g 製品のインストーラから「Magic uniPaaS for IBM i 製品コンポーネント - Magic for IBM i クライアントゲートウェイ」 をインストールしてください。 | IBM i ゲートウェイを使う場合のみ必要です。すでにインストールされている場合には再度行う必要はありません。 | |
5. | 共通パッチモジュールを適用します。 | 全て | 共通パッチモジュールの適用 |
6. | IBM i ゲートウェイ用バッチモジュール を適用します。 | IBM i ゲートウェイを使う場合のみ必要です。 | IBM i ゲートウェイ用パッチモジュールの適用 |
7. | リッチクライアントアプリケーション用のマニフェストファイルを更新します。 | リッチクライアント アプリケーションの場合のみ必要です。 | マニフェストファイルの更新 |
8. | リッチクライアントアプリケーションを更新します。 | Mobile リッチクライアント アプリケーションの場合のみ必要です。 | リッチクライアントアプリケーションの更新 |
9. | リッチクライアント キャッシュのクリア | リッチクライアント アプリケーションの場合のみ必要です。 | リッチクライアント キャッシュのクリア |
uniPaaS Enterprise Server および uniPaaS RichClient Server 製品は、メンテナンス対象製品で、メンテナンス終了日以降はパッチモジュールの適用ができなくなります。(実行はそのまま継続できます)。
メンテナンス終了日より後に作成されたパッチモジュールを適用すると、モジュール起動時にエラーとなって起動できませんので、パッチ適用にあたっては、以下の要領で、メンテナンス終了日を必ず確認するようにしてください。
SERVER ServerName 12ab34cd56ef TCP:744
DAEMON MAGIC C:\FlexLM\LMG.EXE
FEATURE MGENT1P1 MAGIC 1.800 01-jan-0 10 1234567890ABCDEF123 \
VENDOR_STRING=PT=MGENT1,C=3FFFFFF,P=S,M=0,SSL=Y,MED=30-apr-2012,BC=1234567890ABCDEF123 \
OVERDRAFT=0 DUP_GROUP=NONE ISSUER=evaluation ck=211 SN=190000001
本パッチモジュール (1.9g PT1) の作成日付は 2011年8月26日 です。ライセンスファイルのメンテナンス終了日が、本パッチモジュールの作成日付より後であることを確認してください。メンテナンス終了日が過ぎている場合は動作いたしませんので、ライセンス再発行手続きが必要になります(下記)。
ソフトウェア・メンテナンスの更新手続き、ライセンス発行は、サイト単位に設定しているサイト管理者が行ってください。
共通パッチモジュール uniPaaS_V1Plus_19g_pt1.zip を解凍し、ファイルをディレクトリ構造ごと、uniPaaS 製品をインストールしたディレクトリに上書きコピーします。
IBM i ゲートウェイ用パッチモジュール uniPaaS_V1Plus_19g_IBMi_pt1.zip を解凍して、ファイルをディレクトリ構造ごとインストールフォルダに上書きコピーします。
リッチクライアント アプリケーションの場合、パッチを適用すると、クライアント側モジュール uniRC.exe 等が更新されるので、マニフェストファイルを再作成する必要があります。
マニフェストファイルは、Studio 製品、あるいは RichClient Server 製品に添付の「リッチクライアント インターフェース ビルダ」で作成してください。
PC版のリッチクライアントアプリケーションをインストールしている場合は、次回にクライアントがアクセスした時点で、クライアント側も自動的にアップデートされます。従って、パッチ適用後にクライアント側で作業を行う必要はありません。
モバイル版のリッチクライアントの場合は、クライアント側で自動的に更新されません。モバイルデバイス上で、一旦アプリケーションをアンインストールしてから再インストールする必要があります。
テクニカル情報番号 2001835 「リッチクライアントタスク実行中、クライアントとサーバ間の通信のセキュリティ向上」の改善に伴い、リッチクライアントシステムでの、クライアント側モジュールとリッチクライアントサーバとの間の通信エンコード方式が変更になりました。このため、本パッチ以前のモジュールと、本パッチ適用後のモジュールは、通信が非互換です。
パッチを正しく適用したら問題は起こりませんが、以下の点にご注意ください。
本パッチでは、以下の新機能が提供されています。
uniPaaS V1 Plus Ver1.9g に対応したMagic for IBM i クライアントゲートウェイを提供します。uniPaaS V1Plus Ver1.8xと同等の機能です。
Magic uniPaaS で作成したBtrieve ファイルを、SQLテーブルとしてアクセスできるようにするためのユーティリティを提供します。詳細は、DDLMakerフォルダ内の DDLMakerGuide.pdf をご覧ください。
リッチクライアント機能
テクニカル情報番号 内容 2001712 登録モードで実行した場合、パーキング条件が設定されていると、キャンセル時に前の行の値がクリアされることがある問題 2001730 数値型の[カラム特性/範囲]において最小値と最大値をハイフンでつなげて指定した場合、範囲の数値の後に文字があると、数値入力時にエラーになる問題 2001744 [タスク後]においてVecGet()関数を実行した場合、VecSet()関数で値を設定していないセルで、2番目以降のセルの値がセルモデルのデフォルト値にならない問題 2001788 フォーム状態情報の保存先が正しくない問題 2001797 [コントロール特性/色]欄の式で「0」を指定すると、ビープ音がなることがある問題 2001798 リッチクライアントを起動すると、デスクトップ上にログファイル(uniRC_YYYY_MM_DD.log)が作成される問題 2001804
MGBCL019_00JPN.xml がRichClientServerのPublishedApplicationsにコピーされていないため、エラーメッセージ等が英語で表示される問題。
2001815
並行実行のプログラムをコールした場合、コール元のプログラムが、「コンテキストタイムアウト」ではなく、「アンロードタイムアウト」の設定時間でタイムアウトになる問題。 2001816
サブフォームのテーブルに[可視]パラメータを設定したカラムが多数ある場合、実行時に入力するまでに時間がかかる問題
2001821
タブコントロールの初期値を先頭の値以外に設定している場合、プログラム起動直後にそのタブをクリックすると、先頭のタブが選択される問題
2001822
複数行編集の垂直スクロールバーが「No」でも、垂直スクロールバーが「Yes」のエディットコントロールにパーキングした後、スクロールバーが表示される問題
2001826
RichClient ServerにセットアップされたRIAビルダを実行してもマニフェストが正しく作成できない問題
2001827
エディットコントロールの範囲にスペースを含むマスク文字があると、スペースが正しく入力できない問題
2001828
タブコントロール上のテーブルの位置が、開発時のフォームエディタでレイアウトした時と実行した時で異なる問題
2001835
リッチクライアントタスク実行中、クライアントとサーバ間の通信のセキュリティ向上 開発機能
テクニカル情報番号 内容 2001800
[データビュー]エディタ上で変数のモデル欄を何度もクリックすると異常終了する問題
実行機能
テクニカル情報番号 内容 2001785 入出力ファイルの使用する文字セットがUnicodeの場合、テキスト入力できないことがある問題 2001786 メールヘッダにDKIM(DomainKeys Identified Mail)の情報があると、MailMsgFile() 関数の実行で異常終了する問題
2001830 Stat(0,...)関数と文字項目を組み合わせた式が、自身のタスクモードを正しく返さないことがある問題
ユーティリティ
テクニカル情報番号 内容 2001803
変換ユーティリティ(V9converter.exe)を使用すると定義式にあるリテラル(DATE、TIME、LOGなど)が削除される問題 2001808
変換ユーティリティ(V9converter.exe)を使用で日本語固有関数が変換されない問題
ユーザ機能コンポーネント(UserFunctionality)で、英語の表記が残っている問題