Magic eBusiness Platform Ver9
の修正履歴

     
 

このファイルには、Magic eBusiness Platform(以下 Magic と表記)Ver9 の今までに於ける変更点を記述しています。

Ver9.01J SP2の新機能
Ver9.01J SP2での改善内容

Ver9.01J SP2aの新機能
Ver9.01J SP2aでの改善内容

Ver9.01J SP3の新機能
Ver9.01J SP3での改善内容

Ver9.01J SP3aでの改善内容

Ver9.20J SP1の新機能
Ver9.201J SP1での改善内容
Ver9.201J SP1aでの改善内容

Ver9.30J SP3の動作変更
Ver9.30J SP3での新機能

Ver9.30J SP3での改善内容

 

     
 

Ver9.01J SP2の新機能 (Top)

ブラウザクライアントモジュールの環境設定 (Top)

<ブラウザクライアントモジュールのクライアント配置>

動作環境/アプリケーションサーバに追加されました。

有効値: 「Yes 」または「No」

ブラウザベースのプログラムにおいて使用するモジュール(JavaApplet)をクライアントに配置するかどうかを指定できるようになります。
クライアントに配置することにより、モジュールのロード時間を短縮できます。

Yes モジュールをクライアントに配置します。使用されるモジュールはLauncher.CABおよびMGBC9##_##S.CABになります。
##_##の部分にはバージョンとサブバージョンを表す数値が入ります。
No モジュールをクライアントに配置しません。使用されるモジュールはMGBC9##_##.CABになります。##_##の部分にはバージョンとサブバージョンを表す数値が入ります。

変更の反映: 即時
MAGIC.INI およびコマンド行名: UseSignedBrowserClient

アプレットが最初のロード時にクライアント・マシン上に格納されます。ブラウザ・タスクがこのモジュールを必要とする時は、アプレットは直接クライアントに配置されたモジュールを使用し、ダウンロードする必要がありません。

モジュールがクライアントローカルに格納する前にブラウザ・ビルトイン確認ダイアログにてユーザが承認を行なう必要があります。

注意:動作環境ダイアログで設定する場合、「ブラウザクライアントのサブバージョン」と同時に設定してください。

<ブラウザクライアントのサブバージョン>

ブラウザベースのプログラムにおいて使用するJavaAppletおよびJavaScriptのMagicが管理するサブバージョンを指定します。
この設定は文字列で「01」のように指定します。「01」と指定した場合、Magicバージョン9.01JSP2aにおいて使用されるファイルは以下のようになります。

JavaApplet MGBC901_04_01.CAB または MGBC901_04_01S.CAB
JavaScript MGBC901_04_01.JS

この指定がない場合、Magicに標準添付されているファイルが使用されます。

変更の反映: 即時
MAGIC.INI およびコマンド行名: BrowserClientSubVersion

注意:動作環境ダイアログで設定する場合、「ブラウザクライアントモジュールのクライアント配置」と同時に設定してください。


<署名されたブラウザ・クライアント・モジュール>

 

ブラウザ・クライアントJavaアプレット・モジュールは、VeriSignのデジタル署名により証明されました。これは、エンド・ユーザにこのモジュールの内容が改ざんされなかったことをVeriSign承認証明書によって確認することを意味します。

署名されたアプレット・ファイルは、標準的なアプレット・ファイルと異なります。署名されたアプレット・ファイルと署名されていないアプレット・ファイル名の違いは最後の文字'S'によって識別することができます。

例えば、MGBC901_03S.cab

アプレットの最初のロード時にブラウザ・ビルトイン確認(セキュリティ警告)ダイアログが表示されます。実行するには、はい(Y)を選択します。

 

ブラウザクライアント・ツールバー (Top)

 

VCRメニュー用のイメージファイルを使用して、Magicの実行モード時のVCRメニューと同等の操作をブラウザクライアントにて行えます。

同様に編集メニュー用のイメージファイルを使用して、「行作成」「行削除」「取消」の操作をブラウザクライアントにて行えます。

これらのイメージファイルはそれぞれ「mgvcr.jpg」、「mgedit.jpg」というファイル名でブラウザクライアント用のJavaAppletとJavaScriptと同一のフォルダにインストールされます。

これらの機能を使用する場合、[フォーム特性]の[HTMLファイル]欄に指定されたファイル中に、それぞれ以下のような内容を追加します。

[src]のパスはそれぞれの環境に合わせて変更してください。ただし、[name]の内容は変更しないでください。

VCRメニュー:<IMG src="/Magic9Java/mgvcr.jpg" name="MG_VCR">
編集メニュー:<IMG src="/Magic9Java/mgedit.jpg" name="MG_EDIT">

 

イベント実行コマンドの改善 (Top)

イベント実行コマンドが非同期(Wait=No)のときもパラメータを渡すことができるようになりました。パラメータは参照のみ可能です。従ってイベントプログラムでパラメータを変更しても、値は戻すことはできません。


MVCSナビゲーション (Top)

チーム開発を有効にすると、[ナビゲータ]ペインで [MVCS]が選択できるようになります。
オブジェクトをチェックアウトすると、オブジェクトが[ナビゲータ]ペインに表示されます。このツリーで表示されたオブジェクトをクリックすることで、自分がチェックアウトしたオブジェクトに、ジャンプすることができます。


タスク定義内でのカット&ペースト処理の拡張 (Top)

 

タスク定義内のハンドラテーブルと処理テーブルで行のカット&ペーストが出来るようになりました。
タスク定義の場合は、レベルがグループ、コントロール、ハンドラの時だけ有効になります。
番号カラムをクリックして行をハイライトさせ、右クリックでコンテキストメニューを開き、コピー、切り取り を選択します。

タスク定義をコピーすると対応する処理テーブルの内容もコピーすることができます。

 

カラム境界特性 (Top)


GUIフォームのカラム特性に、2つの特性が追加されました:

上境界線

カラムの上の境界線を表示するかどうかを指定します。

右境界線

カラムの右側の境界線を表示するかどうかを指定します。

Yes/No または、式で定義できます。

 

選択テーブルでの位置付け機能 (Top)

 

Magic が開発機能として提供している選択一覧(モデル一覧、テーブル一覧 など)
で、選択項目を位置付けする機能が拡張されました。

インクリメンタルサーチの様に先頭の文字を入力することで該当する項目に位置付けを行ないます。(全角文字での検索は正常に機能しない場合があります。)

 

VARPIC関数 (Top)

 

この関数は、指定した項目の書式を取得するものです。

構文

VARPIC(シンボル名、モード)

シンボル名 

セレクト項目のシンボル名(VAR リテラルをつけないとエラーになる場合があります)

モード(数値)

機能モード

モード= 0

カラム特性、変数特性で定義された書式が返ります。Blobは、空白が返ります。 

モード= 1

コントロール特性上で定義された書式が返ります。クラス=0 のみ有効です。

 

フォームに定義されていない 項目は モード=0 と同じ結果になります。

 

EDITGET関数 (Top)

 

項目の内容を取得する関数ですが、通常のフローでは動作せず、ハンドラやコントロール前後処理時にのみ有効になります。

構文

パラメータはありません。

戻り値

ハンドラ実行時に最後に編集された値が返ります。型は、対象となる項目の書式に依存します。

 

(例)

ハンドラの場合

トリガが発生したときにパーキングしている項目の現在の値が返ります。このときハンドラが、強制終了:レコード になっている場合は、無効です。

コントロール前

指定したコントロールに入ろうとした時点でそのコントロール(項目)の内容が返ります。

コントロール後

指定したコントロールを出ようとした時点でそのコントロール(項目)の内容が返ります。


EDITSET関数 (Top)

 

この関数は、ハンドラーが起動された時点でのカレントのコントロールの内容に値を設定します。

 

構文

EDITSET(値)

設定する値 型は、設定先の型に合わせる必要があります。 

戻り値

論理値 True 処理が成功した場合
False 処理が失敗した場合

 

(例)

ハンドラの場合

トリガが発生したときにパーキングしている項目に指定した値が設定されます。このときハンドラが、強制終了:レコード になっている場合は、無効です。

コントロール前

指定したコントロールに入ろうとした時点でそのコントロール(項目)の内容が更新されます。

コントロール後

指定したコントロールを出ようとした時点でそのコントロール(項目)の内容が更新されます。

 

クロスリファレンスの範囲 (Top)

 

クロスリファレンスの対象となるリポジトリの行番号の範囲を指定できるようになりました。

クロスリファレンス実行時のダイアログに対象となる番号の範囲を指定することで項目が追加され、CTL特性を除く全てのオブジェクトで範囲を指定することが可能です。

 

     
 

Ver9.01J SP2 での改善内容 (Top)

コンポーネント (Top)

  • メインプログラムにあるスコープ=グローバルに設定されたハンドラが、即座に実行されない件に対応しました。
  • 不正な、MCIファイルをロードしようとすると異常終了する件に対応しました。 

モデル (Top)

  • データコントロールを定義したモデルを、移動登録で下方向に移動すると、Magicが異常終了する件に対応しました。

マルチスレッド (Top)

  • リンク項目でソートすると異常終了する件に対応しました。
  • DBDEL関数でテーブルの削除を行った後、そのテーブルをアクセスすると "テーブルの定義があっていません" というエラーになる件に対応しました。 

ワークグループ開発機能 (Top)

  • チーム開発時、クロスリファレンスの直前に再同期が行われない件に対応しました。

フォームエディタ (Top)

  • クラス1以上の同一クラスのフォームが複数ある場合は、フォームエディタからの終了時に異常終了する件に対応しました。
  • ブラウザクライアントでHTMLコントロールを変更すると異常終了する件に対応しました。
  • ハイパーリンクダイアログでプログラム一覧を閉じるときに異常終了する件に対応しました。

印刷機能 (Top)

  • タスクバーのアイコンをクリックしてもプレビューウィンドウにフォーカスが移動しない件に対応しました。 

インターネット機能 (Top)

  • HTMLマージ処理で、INIGETを使ったタグを使うと異常終了する件に対応しました。

ブラウザクライアント (Top)

  • リンクの再計算が行われると、リンクレコードを登録しようとする件に対応しました。
  • 後付マイナス符号の書式を定義した数値項目(N5.2-;-;) が表示できない件に対応しました。
  • リンクコマンドの「確認」パラメータがYesの場合、リンク失敗時のエラーチェックが行われない件に対応しました。
  • リンクに失敗しても、戻り値がTrueが返る件に対応しました。
  • THIS()関数を使ったVARATTR()関数が機能しない件に対応しました。
  • 式で設定されたプッシュボタンのイベント実行が、機能しない件に対応しました。
  • SETCRSR()関数を設定したプログラムをコールすると、親のプログラムで関数が実行される件に対応しました。
  • テーブルコントロール上の無効なコントロールにパークする不具合に対応しました。パークするコントロールが存在しない場合は、ブラウザクライアントの内部エラー(Internal Error)になります。 
  • 時刻型項目に不正な時刻データを入力した場合にエラーにならない件に対応しました。
  • [設定/動作環境]の[アプリケーションサーバ] タブの[コンテキスト非稼動タイムアウト] 欄および[コンテキストのアンロードタイムアウト] 欄の設定は無効になる件に対応しました。 
  • [タスク特性]ダイアログの[チェック時期]欄に「即時」と設定してもレコード更新後にのみチェックを行なわれる件に対応しました。 
  • コンボボックスをクリックしたときにリストがすぐに閉じてしまう場合がある件に対応しました。
  • [タスク制御]ダイアログの[更新確認]欄の設定が無効になる件に対応しました。
  • APGでHTMLファイル作成時に、論理名が反映しない件に対応しました。
  • 日付項目に'0000/00/00'Dateを設定できない件に対応しました。

テーブルリポジトリ (Top)

  • コメントを設定したテーブルを新しいテーブルに上書き登録を行った後、Magicが異常終了する件に対応しました。

リポジトリ入出力 (Top)

  • 書式がN14.3とCN10.6のカラムを持つテーブルをリポジトリ入力すると、チェック時に「サイズが不正です」のエラーが出る件に対応しました。
  • ドキュメント出力時にモデルの書式、型などの特性パラメータが出力できない件に対応しました。
  • リポジトリ入力時にCTL特性に設定された権利が反映されない件に対応しました。

データアクセス (Top)

  • セレクトコマンドの移動登録を行うと、GUIコントロールのパラメータ設定が消える件に対応しました。(例えば、プッシュボタンの実行イベント等)
  • レコード後処理にエラーコマンドがあると、強制終了=レコードに設定したハンドラの実行時にプログラムが終了できなくなる件に対応しました。
  • 照会モード位置付けの後、上方向のマルチマーキング機能が正しく動作しない件に対応しました。

その他 (Top)

  • ハンドラの式を定義、または修正を行った後でESCを押すと、異常終了する件に対応しました。
  • ヘルプ項目のエントリの順序を変更した後で、正しく自動ヘルプを設定されているプログラムでプログラムチェックを行うとエラーになる件に対応しました。
  • メインプログラムの終了条件が "Yes" で、アプリケーション開始モードが "R=実行" の時、アプリケーションをオープンすると異常終了する件に対応しました。 
  • エラーコマンドのウィンドウタイトルが英語表記になる件に対応しました。 
  • 項目に代入するデータにスプリットが発生した場合、正しく処理されない件に対応しました。例えば、10バイトの領域に11バイトのデータを代入し、10バイト目と11バイト目で2バイトコードを構成している場合、2バイトコードのスプリットが発生する為、データが正しく認識できませんでした。
     
 

Ver9.01J SP2aの新機能 (Top)

RQRTINF 関数の戻り値の変更(Top)

RQRTINF関数の戻り値が以下のように変更されました。(太文字が追加された値)
  • ホスト名
  • ポート番号
  • IPアドレス
  • プロセスID
  • ステータス
  • アプリケーション名
  • 実行スレッド数
  • ピークスレッド数
  • 最大使用可能スレッド数

イベントの追加/変更(Top)

以下のイベントが追加されました。
  • チェックアウト
  • チェックイン(Ctrl + 1)
  • 再同期
  • アンチェック(Ctrl + 2)
  • 水平均等揃え(Ctrl + 2)
  • 垂直均等揃え(Ctrl + 3)
  • 前面移動(Ctrl + 4)
  • 背面移動(Ctrl + 5)
  • 最背面移動(Ctrl + 6)
  • 最前面移動(Ctrl + 7)
  • Zオーダ表示(Ctrl + 8)
  • サイズ調整(Ctrl + 9)
  • フォルダへ移動(Ctrl + F)
定義式ウィンドウ内でのショートカットが変更されました。
  • 関数一覧(Ctrl + 1)
  • アクション一覧(Ctrl + 2)
  • キーボード一覧(Ctrl + 3)
  • 権利一覧(Ctrl + 4)
  • コントロール一覧(Ctrl + 5)
  • テーブル一覧(Ctrl + 6)
  • プログラム一覧(Ctrl + 7)
  • エラー一覧(Ctrl + 8)
MAGICクライアントで以下のイベントが有効になりました。
  • ダブルクリック
  • クリック
  • マウスアウト
  • マウスオーバー

ただし、同一のコントロールに対して「クリック」イベントと「ダブルクリック」イベントの両方をハンドラに指定すると、ダブルクリックの場合、「クリック」イベントが2回ハンドリングされ、「ダブルクリック」イベントは無効になります。

開発機能の改善(Top)

  1. 開発時にリポジトリに戻るとき、最後にリポジトリがオープンしていた時のカーソルがあるフォルダに、自動的にパークするようになりました。
  2. リポジトリの中で、オプション・メニューのフォルダオプションをクリックするか、CTRL+Fを押下し、ジャンプしたいフォルダを選択することによって、簡単に異なるフォルダへジャンプすることができます。
  3. プロパティシートに格子線が表示されるようになりました。また、文字列を入力するプロパティで 広域表示(F6)が可能になりました。
     
 

Ver9.01J SP2a での改善内容 (Top)

モデル (Top)

  • 項目モデルに設定されたコントロールモデルが、モデルの追加/削除等によりリンクが切れる件に対応しました。

ワークグループ開発機能 (Top)

  • テーブルリポジトリでのAPGとチェックアウト/チェックインが重なった場合に異常終了する件に対応しました。この対応によって、テーブルリポジトリをオープンしているユーザがいる場合、テーブルリポジトリがロックされチェックインできなくなります。

フォームエディタ (Top)

  • コントロールパレットのコンボボックス上で右クリックした時のメニューから、ソーステーブルを指定したコンボボックスのモデルを選択して、GUIフォーム画面にレイアウトした場合、プログラムのチェック時、または実行時にMagic が異常終了する件に対応しました。

インターネット機能 (Top)

  • NSAPIのリクエスタがロードできない件に対応しました。
  • サウンドコントロールのサウンドファイル名パラメータが機能しない件に対応しました。

ブラウザクライアント (Top)

  • 終了時URLの有効桁数を256バイトから1024バイトに拡張しました。
  • イベント起動を255回実行するとMagicエンジンが異常終了する件に対応しました。
  • 取消アクションの後でデータを修正するとMagicエンジンが異常終了する件に対応しました。
  • 書式のマスク文字に全角文字が含まれる場合、末尾のデータがカットされる件に対応しました。
  • 00年と29日以降の組み合わせの日付を入力した場合、レスポンスが遅くなり、日付の正当性チェックが行われない件に対応しました。
  • ブラウザクライアントの技術資料を添付しました。

パーティショニング機能 (Top)

  • MRBから起動したMagicをALT+F4で終了させるとMagicが異常終了する件に対応しました。

リポジトリ入出力 (Top)

  • Ver8プログラムをVer9 SP2に移行する時、マージを使用して複数のデータ出力コマンドを使用している場合、フォーム番号がずれる件に対応しました。
  • リポジトリ出入力を行なうと、データコントロール/ソーステーブル/範囲の設定が変更される件に対応しました。

その他 (Top)

  • 処理テーブルでコールのパラメータにスキップが入っている行をコピーしてペーストすると、スキップのチェックが外れる件に対応しました。
  • [コールリモート]コマンドの行をコピー/ペーストすると、[パラメータ]の[名前]欄がコピーされず、空白になる件に対応しました。
  • バックグラウンドモードでDELAY関数実行中に、CPU使用率が100%になる件に対応しました。
     
 

Ver9.01J SP3 の新機能 (Top)

実項目をセレクトコマンドで定義した場合の項目名の設定 (Top)

  • 実項目をセレクトした場合の項目名を、テーブルで定義した名前とは異なる名前に指定できます。
    実項目に対するセレクトコマンドの名前欄を編集することで変更できます。変更された名前は、変更したプログラムとそのサブタスクでのみ有効です。
    空白は入力できません。空白を入力すると、テーブルで定義された名前になります。

新しい関数一覧とアクション一覧 (Top)

  • 関数とアクションの一覧が、グループ毎に分かれて表示されるようになりました。

 

ブラウザクライアントのエラーメッセージウィンドウ (Top)

  • ブラウザクライアントに HTMLページの妥当性をチェックするためのパラメータを渡すことができます。この設定で実行すると、エラーメッセージが独立したウィンドウで表示され、ユーザはエラーの情報を確認することができます。
    方法は、URLにDEBUG_CLIENT=1 というパラメータを付加します。このパラメータに1以外の値を指定すると、HTMLページのチェックを行いません。
    また、プログラムリポジトリから[F7]キー でブラウザタスクを実行した場合は、常にDEBUG_CLIENT=1 が付加されて実行されます。つまり、開発モードで実行すると、常にチェック処理が有効になります。
    エラーウィンドウを表示させるためのURLの例:
    http://host/mgrqispi9.dll?APPNAME=MYAPP&PRGNAME=MYPROG&DEBUG_CLIENT=1

ナビゲータと特性シートの統合 (Top)

  • ナビゲータと特性シートが1つのウィンドウ内に表示されるようになりました。

    2つの表示を1つのウィンドウ内にまとめたい場合は、どちらかをドラッグして他方にドロップしてください。2つのオプションタブはウィンドウの下に表示されます。このタブで、ナビゲータと特性シートを切り替えられます。

    これらを分けたい場合は、タイトルをドラッグしてから Ctrlキーを押しながらクリックしてください。
    統合されたウィンドウは、Magic のウィンドウの端に表示されるか、フローティングウィンドウ表示されます。

動作環境の設定:システムログイン (Top)

  • [設定/動作環境/システム]に[システムログイン]のパラメータが追加されました。
    この設定は、Magic のユーザアカウントをOSに合わせるかどうかを指定します。
    この設定の選択した以下の通りです:

N=なし ユーザ名としてのデフォルト値を使用しないで、[パスワード入力]の設定に従って、自動的/明示的にログオンダイアログをオープンします。
U=ユーザ名 OS にログオンしたユーザ名を元に、[パスワード入力]の設定に従って、自動的/明示的にログオンダイアログをオープンします。
F=フルログオン ログオンダイアログは無効です。[パスワード入力]の設定は無視されます。
OSにログオンしたユーザ名を元に自動的にログオンされます。


注意:

Magic のユーザ定義ファイルのパスワードは、OSのパスワードと整合性があるわけではありません。

F=フルログオンを設定した場合、Magicは、Magicのユーザパスワードをチェックしません。これは、ユーザ名が既にOS側で認証済みだからです。フルログオンで指定していても、Magicのユーザパスワードは、ユーザ毎にユニークに指定しておくようにしてください。
OS のユーザ名がMagicのユーザ定義ファイルに無くて、ログオン処理に失敗しても、[パスワード入力]の設定は無視されます。
[パスワード入力]が [Yes] に設定されていると、OSにログインしたユーザ名でログオンダイアログが表示されます。



動作環境の設定:入出力デバイスのオープンタイミング (Top)

  • [設定/動作環境/動作設定]に[入出力デバイスのオープンタイミング]のパラメータが追加されました。

    入出力デバイスのオープンタイミングは2つの方法で制御できます。

I=即時 入出力を定義したタスクがオープンされた時点で実行されます。(デフォルト値)
O=利用時 利用時 データ出力/入力コマンドを実行したり、入出力デバイスを制御する関数(EOF、EOP、LINE、PAGE 等)が実行された時点で実行さ れます。

 

カラムタイトルに改行指定が可能 (Top)

  • テーブルコントロールのカラムタイトルのテキストに改行を挿入して、複数行表示ができるようになりました。
    カラム特性のカラム名欄で広域表示ウインドウ(F6)を表示して、複数行編集を行います。

 

     
 

Ver9.01J SP3 での改善内容 (Top)

設定 (Top)

  • アプリケーションをオープン時に、フォント/基本色テーブルでカーソルを移動していると、Magicが異常終了する件に対応しました。(298441)

モデル (Top)

  • プッシュボタンのデフォルトイメージファイル特性が継承されない件に対応しました。(928608)
  • 数値型モデルを定義した項目のGUI表示特性に、スライダが表示されない件に対応しました。(508577)
  • NULL値可が「Yes」かつ、NULL デフォルトが「Yes」の場合、NULL値可を「No」に変更しても、NULLデフォルトが変更されないため、チェック時にエラーになる対応しました。(761393)

テーブル (Top)

コンポーネント (Top)

  • コンポーネント公開名に30文字を使用したMCFをリポジトリ出力/入力を行なうとコンポーネント項目が「Item Not Available」になる件に対応しました。(1000126)
  • コンポーネントの公開名に半角空白が含まれている場合、コンポーネントのロード時、コンポーネントリポジトリで、「Item Not Available」と表示される件に対応しました。(1000013)
  • ネストされたイベントコンポーネントによってメインプログラムでプログラムを起動した場合、Magicが異常終了する件に対応しました。(1000064)
  • メインプログラムのハンドラで PROG 関数を実行するアプリケーションを、ネストしたコンポーネントとして呼び出すと、Magicが異常終了する件に対応しました。
  • コンポーネントテーブルをソーステーブルに設定したデータコントロールの表示項目で項目一覧をオープンすると、Magicが異常終了する件に対応しました。

プログラム一般 (Top)

  • 複数のタスクコールが定義されているプログラムの中で、サブツリーの切り取り/貼り付けを行った場合、コールコマンドのタスク番号は連動しない件に対応しました。(0771577)
  • 子タスクで、パラメータを受け取るための変数のセレクトコマンドより先に、実項目のセレクトコマンドが設定されている場合、子タスクはパラメータの値を受け取れない件に対応しました。(1000080)
  • 式テーブルで移動登録を行った場合、データコントロールの範囲パラメータに指定された式番号が連動しない件に対応しました。(0699183)
  • プログラム番号の表示桁数を5桁まで対応しました。(1000171)
  • テーブル一覧、プログラム一覧等で位置付(Ctrl+L)のウィンドウをオープンした時に、ウィンドウが小さい件に対応しました。(1000249)
  • メインプログラムにハンドラが定義されており、メッセージパラメータに式が設定されている場合、実行時にMagic が異常終了する件に対応しました。(773686)
  • 子タスクに設定されたパラメータ項目を変数項目に変更してから、取消処理を行うとMagicが異常終了する件に対応しました。(1000258)
  • タスクツリー上でルートタスクを削除すると、Magicが異常終了する件に対応しました。(748423)

データアクセス (Top)

 

関数 (Top)

  • EDITGET関数をEDITSET関数のパラメータ内に含めて使用すると、戻り値が文字化けする件に対応しました。(882934) 
  • カラム/変数項目のNULL値可を「YES]に設定した場合、SETPARAM関数でNULLを設定した後、別の値をSETPARAM関数で設定しても、GETPARAM関数で取得できない件に対応しました。(781552) 
  • INIPUT関数において、値を空欄にできない件に対応しました。(1000312)

ユーティリティ (Top)

  • コンポーネントビルダにおいて、モデルを登録して再度、モデルを登録しているテーブルに移動後、ESCで戻ると登録数が0になってしまう件に対応しました。(1000318)

リポジトリ入出力 (Top)

  • タスク内にグループレベルの処理があり、いずれかの処理レベルでデータ出力コマンドを使用しているアプリケーションをリポジトリ出力/入力を行なうと、Magicが異常終了する件に対応しました。(1000152)
  • Ver8のテーブルコントロールの背景色を、カラムコントロールの背景色に反映するようにしました。(1000136)

フォーム (Top)

  • フォーム特性の寸法単位を変更するとMagicが異常終了する件に対応しました。(1000142)
  • 文字型の書式をイメージで表示されない件に対応しました。(例)書式5の場合、XXXXXと表示。(1000137)
  • オプション/フォーム(Ctrl+U)で画面を開いて、フォーム特性を変更すると、Magicが異常終了する件に対応しました。(1000142)
  • 親子のオンラインタスクで子タスクのウインドウの[子ウィンドウ]を「Yes」とした場合、子タスクのフォーム画面から親タスクのフォームのある項目の位置を移動すると、親タスクの他項目の書式が変更される件に対応しました。(1000247)
  • テキスト形式フォームにおいて、スタティックコントロール、およびラインコントロールの線幅が指定できない件に対応しました。(1000135)

HTMLフォーム (Top)

 

印刷機能 (Top)

  • Windows2000において、印刷プログラムの出力先をコンソールにして実行すると、「メモリ不足です」のエラーになる件に対応しました。(1000144)
  • 拡張フォームで複数行出力した場合、フッタが最初と最後のページしか出力されない件に対応しました。(997704)
  • プリントダイアログ表示を1度キャンセルして2度続けてオープンすると、Magicが異常終了する件に対応しました。(976697)

プレビュー機能 (Top)

  • ハンドラで印刷プレビュープログラムを起動する場合、プログラムを起動後に、終了イベントが実行されると、プレビューウィンドウが自動的に閉じてしまう件に対応しました。(984630)
  • 以下の操作でMagicが異常終了する件に対応しました。(20715)
    (1) 印刷プレビューを実行した後で、テーブルリポジトリでAPG(実行)を実行する。
    (2) フォームエディタにアクセスする。
  • テーブルコントロールのスタイルが立体の場合、カラム名を左寄せ以外にすると、一番右のカラムのカラム名がテーブルの外に表示される対応しました。(1000185)

インターネット機能 (Top)

  • Ver8 から移行を行った場合、HTMLフォームおよびHTMLドキュメントフォームのテーブルの行高さが正しく設定されない件に対応しました。(3069) 
  • HTMLフォーム特性の[コンテキスト変数]ダイアログの[Cookieを使用]欄を「No」に指定した場合、コンテキスト変数の情報が正しく作成されない件に対応しました。(276426)
  • サウンドファイルパラメータが機能しない件に対応しました。(204506)
  • バッチタスクのHTMLフォームのハイパーリンクを指定すると、Magicが終了する件に対応しました。(1000276)

ブラウザクライアント (Top)

  • タイマイベントを使用した場合、[設定/動作環境]の[キーボード休止秒数]の値を1以上に設定すると、この値でタイマイベントが発生する件に対応しました。(451718)
  • コンポーネントのイベントが有効の場合、Magicが異常終了する件に対応しました。(303962)
  • セレクトの条件に式を定義してカーソルのパーキングの制御できない件に対応しました。(1000124)
  • レコード前処理でエラーコマンドを実行すると、Magicが異常終了する件に対応しました。(297447)
  • ブロックコマンドをネストした場合、ブロックコマンドに対して1レベル上のブロック終了コマンドがペアとして認識される件に対応しました。(747338)
    (例) 最初の条件1の結果に関わらず、常にエラーコマンド3が実行されていました。
    IF 条件1
     エラーコマンド1
     IF 条件2
      エラーコマンド2
     ブロック終了
     エラーコマンド3
    ブロック終了
  • Wait=Noのイベントを複数起動した場合、照会、修正、登録、ビュー再表示などの一部の内部イベント後にハンドルされるべきイベントがハンドルされない件に対応しました。(1000271)
  • ラインモードの画面において、行作成アクションの実行により作成された行を登録せずに、マウスを使用して該当行より下の行をクリックすると、クリックされた行の表示が不正になったり、ランタイムエラーが発生する件に対応しました。(1000213)
  • 修正したレコードの次のレコードを削除すると、Magicエンジンが異常終了する件に対応しました。(346033)
  • 次画面アクションを実行した場合、データは存在するにもかかわらず、移動しない件に対応しました。(152832)
  • 照会モードから修正モードに変更した後、インデックスの重複エラーがおきると、不定期にMagicが異常終了する件に対応しました。(300430)
  • 照会モード時、データビューの変数をサブプログラムで更新すると、「照会モードのため更新できません」のエラーとなる件に対応しました。(1000274)
  • 照会モード時に照会イベントを発行するなど、現在と同じモードの内部イベントを発行すると、Magicエンジンが異常終了する件に対応しました。(1000275)
  • レコードが一件もないとき、登録モードで照会イベントを発行すると、Magicが異常終了する件に対応しました。(1000285)
  • サブタスク、またはフレーム内のプログラムを起動直後、HTMLにレイアウトされたVCRイメージをクリックしたとき、コール元のプログラムにフォーカスが移動する件に対応しました。(1000264)
  • 親フォームにテーブルを使用している場合、ビュー再表示/照会/修正などの内部イベントを発行すると、サブフォームが親フォームのテーブル先頭のレコードと関連つけられたレコードが表示されてしまう件に対応しました。(1000273)
  • データコントロールとサブフォームがあるプログラムで、データの更新とリフレッシュを行うと、Magicが異常終了する件に対応しました。(760640)
  • 下位タスクからサブフォームのパラメータに使用している項目を更新しても、そのデータで範囲指定されたサブフォームのレコードが表示されない件に対応しました。(1000246)
  • サブフォームを使用しているプログラムにセレクト項目を追加すると、データが1件も表示されない件に対応しました。(1000176)
  • コンボボックスとリストボックスにおいて、マスク文字「-」が使用できるようになりました。(1000248)
  • チョイスコントロールをマウスでクリックすると、前行のチョイスコントロールの値が変更される件に対応しました。(391986)
  • [タスク特性]ダイアログの[終了時URL]にある出力先フレームの設定が無効になる件に対応しました。(1000079)
  • CALLPRG関数を使用すると、Magicが異常終了する件に対応しました。(431912)
  • メインプログラムに変数が定義されたアプリケーションに対して、複数端末から同一プログラムを起動すると、Magicが異常終了する件に対応しました。(771685)
  • ブラウザタスクが実行されているウィンドウ、またはフレームに対して、URL入力などによりブラウザタスクを実行させる(コンテキストが再作成される)場合、現在のブラウザタスクを終了しなくても新しいブラウザタスクを実行できるようになりました。(1000200)
  • [フォームテーブル]を閉じたときに表示される「変更内容を保存しますか?」の確認ダイアログで<はい>を選択すると、[タスク特性]の[終了時URL]が消えてしまう件について対応しました。(763434)
  • 複数のタスクコール(サブフォームからのコールを含む)が定義されているプログラムの中で、サブツリーの切り取り/貼り付け、あるいはドラッグアンドドロップを行った場合、ブラウザフォームのサブフォームのタスク番号が連動しない件に対応しました。(1000025) 
  • サブツリーの貼り付けを行った場合、ブラウザフォームのサブフォームのタスク番号が連動しない件に対応しました。(0659666)

ワークグループ開発機能 (Top)

  • フォルダの登録または削除を行なうと、Magicが異常終了する件に対応しました。(428188)
  • メインプログラムを含むアプリケーションをリポジトリ出力/入力を行なうと、Magicが異常終了する件に対応しました。
  • ユーザAが呼ぶプログラムを移動している間に、ユーザBが呼ばれるプログラムをチェックインすると、Magicが異常終了する件に対応しました。
  • テーブルリポジトリがチェックアウトされている状態で、コンポーネントリポジトリのモデルでクロスリファレンスを行なうと、Magicが異常終了する件に対応しました。
  • 他のユーザが、モデルの複写処理を行いチェックインした後、チェックアウトするとMagicが異常終了する件に対応しました。

サーバ機能 (Top)

  • Windows98環境でMagicをバックグラウンドモードで起動すると、正常に終了しない件に対応しました。(1000088)
  • メインプログラムからコールしたプログラムの中の変数を更新すると、リクエスタから渡されたパラメータの値が不正になる件に対応しました。(594517)

インストール (Top)

  • HASPドライバをVer4.02 から Ver4.5 にアップしました。
  • ライセンスサーバをインストールしたPCを再起動した場合、ライセンスサーバのサービスが起動されない件に対応しました。
  • Windows98にインストールした場合、ライセンスサーバを起動するためのショートカットが、スタートアップに登録されるようになりました。 

その他 (Top)

 

     
 

Ver9.01J SP3a での改善内容 (Top)

設定 (Top)

モデル (Top)

  • V8から移行したアプリケーションで、変数項目等のモデル欄を0にすると、Magicが異常終了する件に対応しました。(1000262)

テーブル (Top)

  • 同じフォーマットで、DBテーブル名が異なる2つのテーブルに対してデータ入力を行うと、2番目のテーブルには正しく入力できるが、最初のテーブルには入力できない件に対応しました。(426583)

コンポーネント (Top)

  • 公開名の末尾が ¥(半角)、または2バイト目が0x5Cの全角文字(表、移など)で終わっている場合、「Item Not Available」 と表示され、ロードされない件に対応しました。(1000178) 

プログラム一般 (Top)

  • メインプログラムに変数が定義されている場合、コンポーネントのテーブルを設定したコンボボックスの範囲パラメータの「開始」または「終了」をズームすると、Magicが異常終了する件に対応しました。(921981) 
  • Magicのインストールフォルダのパスにスペースが含まれる場合、OSコマンドが実行できないことがある件に対応しました。(1000321)
  • フォーム特性でモーダルウィンドウ、またはフローティングウィンドウをYesに設定すると、左辺位置および上辺位置の設定が無効化され、実行時には画面中央に表示される件に対応しました。(586970)
    MAGIC.INIに以下の設定を行うことにより有効になります。
    [MAGIC_SPECIALS]
    SpecialCenteredFloatingWindow = Y
  • フォームテーブルとタスク定義ウィンドウを繰り返し開いていると、不定期にタスク定義ウィンドウが表示されなくなる件に対応しました。(1000333)
  • 式テーブルからアクション一覧を表示して、右側の画面から1番上の項目を選択すると、式欄には違うアクション名が選択される件に対応しました。(1000357)
  • 式テーブルから参照できる一覧テーブルのサイズを拡張しました。(1000361)

データアクセス (Top)

  • 埋め込みSQLタスク内でリンクコマンドを使用時、プログラムを修正した後で埋め込みSQLを実行すると、テーブル、またはプログラムを開いたときに、Magicが異常終了する件に対応しました。(1000326) 
  • 埋め込みSQLタスク内でリンクコマンドを使用時、リンクテーブルがクローズしない件に対応しました。(1000325)

関数 (Top)

ユーティリティ (Top) 

リポジトリ入出力 (Top)

  • アプリケーションのリポジトリ出力/入力を行うとデータコントロールに設定したソーステーブルが外れる件に対応しました。(993118) 
  • コンポーネントテーブルを使用したアプリケーションのリポジトリ出力/入力を行うと FILEリテラル指定したテーブル番号が消える件に対応しました。(763417) 
  • コンポーネントテーブルを参照テーブルにしている外部キーのリポジトリ出力/入力を行うと参照テーブル欄が削除される件に対応しました。(425002) 
  • 以下のいずれかの条件が当てはまる場合、コンポーネントのモデルを使用したテーブルのリポジトリ出力/入力を行うと、チェックユーティリティでエラーが表示される場合がある件に対応しました。(1000255) 
    (1) モデルリポジトリに、公開名のない行が含まれる。 
    (2) コンポーネント上のモデルの順序とモデルリポジトリテーブル上の順序が異なる。 
  • 変数にコンポーネントモデルを使用し、かつ参照しているモデルリポジトリの中に、項目クラス以外で公開名が設定されていないモデルが含まれている場合、プログラムをリポジトリ出力/入力すると、以下の現象が発生する件に対応しました。(1000323)
    (1) プログラムチェックを行うと、「データ長を0より大きくしてください」のエラーになる。
    (2) その項目に対するVARSET関数のパラメータが空白になってしまう。

フォーム (Top)

HTMLフォーム (Top)

  • HTMLフォームからエディットコントロールの書式でズームし、IF関数を使用した式を定義してフォームに戻ると、Magicが異常終了する件に対応しました。(1000344) 

印刷機能 (Top) 

プレビュー機能 (Top)

インターネット機能 (Top)

  • HTMLフォームにてテーブルの色を指定できるようになりました。テーブルコントロールのスタイルを「2D」にしてカラムの色を設定します。(1000364)

ブラウザクライアント (Top)

  • ブラウザクライアントで、登録モード時にリンク項目の更新が機能しない件に対応しました。(955677)
  • サブタスクで定義されたタイマーイベントが無効になる件に対応しました。(1000328)
  • リロードを行うと、Magic Browser Client Error:Main Window not found のエラーが出る件に対応しました。(1000338)

ワークグループ開発機能 (Top) 

サーバ機能 (Top)

  • サーバマシン上でpcAnywhereを起動した時などに伴い、システムカラーの設定が変更された場合、バックグラウンドモードで起動されているMagicが、異常終了する件に対応しました。(1000368)

インストール (Top)

その他 (Top)

     
 

Ver9.20J SP1 の新機能 (Top)

項目パレットのサイズ調整 (Top)

 

フォームエディタの項目パレットのサイズを自由に調整できます。フォント番号は、#37 を使用します。

 

テキストの検索と置換 (Top)

アプリケーション内で使用されるテキスト(文字列)を検索することができます。また、検索した文字を別の文字に置換することができます。
これらのオプションは、[編集]メニューで使用できます。

フォルダ名とコメント以外の全てのオブジェクトが対象となります。
正規表現は以下のメタキャラクタ(SBCS)が使用できます。

  • . :任意の文字 (例)あい..えお 任意の文字がDBCSの場合は、2文字にします。

  • ^ :行の先頭 (例)^あい

  • $ :行の末尾 (例)えお$

Magicオブジェクトの検索と置換 (Top)

開発モードでの新しいオプションとして、Magicのオブジェクトをクロスリファレンス機能で検索して別のオブジェクトに置換する機能が追加されました。
任意のオブジェクトにカーソルを置き、[オプション/検索と置換]を実行するとこの処理を実行するためのダイアログが表示されます。

 

デフォルト値とデフォルトのNULL表示文字列 (Top)

 

アプリケーションのデフォルト値とデフォルトのNULL表示文字列を設定できます。これらの値は、MAGIC.INI の [MAGIC_DEFAULTS] セクションで定義します。

MAGIC.INI 内で指定できるキーワードは以下の通りです。
[MAGIC_DEFAULTS]
DefaultDate = [date value]
NullAlphaDisplay = [string value]
NullNumericDisplay = [string value]
NullLogicalDisplay = [string value]
NullDateDisplay = [string value]
NullTimeDisplay = [string value]
NullMemoDisplay = [string value]
NullBlobDisplay = [string value]


注意:

  • 設定は、MAGIC.INI ファイルの変更のみで行います。動作環境ダイアログではできません。

  • この設定がない場合は、Magic内のデフォルト値を使用します。

  • DefaultDate の書式は、日付モードに依存します。

  • 実行中にこの値を変更した場合、次に起動したときに有効になります。

 

ブラウザクライアントの言語サポート (Top)

 

動作環境(設定/動作環境/外部参照ファイル)に新しいパラメータが追加され、HTMLページに、表示/入力する文字セットを定義することが出来るようになりました。

"ブラウザタスクで使用するエンコード"

この設定を使用することで、ブラウザタスクのHTMLページによって使用されるエンコードテーブルの名前を指定できます。

ここに値を設定すると、ブラウザタスクによって作成される各HTMLページは、META タグを埋め込む事により定義された文字セットを使用するページになります。

<META HTTP-EQUIV="Content-Type" content="text/html; charset=XXX">

XXX は、動作環境で設定した文字列

この情報は、ブラウザクライアントモジュールが、定義したエンコードテーブルを使用して入力されたデータを Magic サーバエンジンに渡すために使用されます。

注意:

  • すでにHTMLページに METAタグがある場合は、その内容を変更しませんが、ブラウザクライアントモジュールは動作環境の設定によって定義されたエンコードテーブルを使用するようにします。

  • 日本語環境では常に "Shift_JIS"をセットしてください。

変更の適用:直後から有効

MAGIC.INIとコマンドラインでの名前:Unicode2Ansi

 

 

RUNMODE 関数の拡張 (Top)

アプリケーションサーバで最初に実行するアプリケーションの場合、動作状態に依存するようになりました。
バックグラウンドモードで最初にオープンされたアプリケーションの場合、メインプログラムでは、-1 を返します。

以下の場合、0 を返します。

  • コールされたプログラムで実行された場合や、メインプログラムのサブタスクで実行された場合

  • バックグラウンドモードのメインプログラムで2回目に実行されるか、追加スレッド上で実行された場合 

    注意:アプリケーションがクローズされ、他のアプリケーションがオープンされた場合、最初のコンテキストでは、-1 が返ります。

 

チーム開発の変更 (Top)

 

<プログラムリポジトリの修正>
プログラムリポジトリはアプリケーションのプログラム一覧情報を管理しています。プログラム一覧情報の変更を行う場合、プログラムリポジトリを変更する必要があります。
従来は、プログラム一覧情報の変更に対して自動的にチェックアウト、チェックインが行われていましたが、本バージョンより行われないように変更されました。開発者は、プログラムリポジトリに対して、手動でチェックアウト、チェックインを行う必要があります。
プログラムリポジトリをチェックアウトする場合のみ、プログラム一覧情報が更新されます。以下の操作によってプログラム一覧情報が更新されます。(つまり、プログラムリポジトリのチェックアウトを行わないと、以下の操作ができません。)

  • プログラムの新規作成

  • プログラムの削除

  • プログラムの順番の変更

  • 別のフォルダへのプログラムの移動

  • プログラムフォルダ名の変更

  • プログラムの上書き

  • プログラムのコピー

  • プログラムリポジトリへの権利設定

  • プログラムのリポジトリ入力

  • テーブルリポジトリからのAPG( 作成モード) の実行

<プログラムリポジトリでのチェックアウト、チェックイン>
[バージョン管理]メニューに表示される[チェックアウトPrg.Rep]または[チェックインPrg.Rep]をクリックするか、ツールバーのアイコンをクリックすることでプログラムリポジトリのチェックアウトやチェックインができます。プログラムリポジトリではアンチェックはできません。


<プログラムのリポジトリ入力>
プログラムを含んだアプリケーションをリポジトリ入力する時、プログラムリポジトリをチェックアウトするように要求されます。Magic Ver9.2 のリポジトリ出力ファイルを入力している時、プログラムリポジトリをチェックアウトするように要求されます。プログラムリポジトリがチェックアウトされなかったり、他の開発者によってチェックアウト済みの場合、Magic はリポジトリ入力処理が実行されなかったことを示す警告メッセージを表示します。

旧バージョンのMagic のアプリケーションをリポジトリ入力する場合、入力処理時にプログラムが含まれているかどうかを判断できません。このため、無条件にプログラムリポジトリのチェックアウト要求を出します。プログラムリポジトリがチェックアウトされなかったり、他の開発者によってチェックアウト済みの場合、Magic はリポジトリ入力処理が実行されなかったことを示す警告メッセージを表示します。この場合、リポジトリ入力処理は失敗し、アプリケーションは入力前の状態にロールバックされます。

パラメータ一覧>
チーム開発の変更に伴い、コール処理コマンドのパラメータ数は、最大255までとなります。

 

 

ハンドラ・スコープ (Top)


ハンドラが使用可能なリソースのスコープが、dbMAGIC Ver8のイベントが使用可能なリソースのスコープと一致するように変更されました。

<タスクツリーへの照会>
以前のMagic Ver9では、ハンドラが定義されたタスクにおいて参照可能なタスクツリーに対してのみ、ハンドラがアクセスすることが可能でした。Ver9.20J SP1からはハンドラは上位のタスクツリー全ての対してアクセスが可能となりました。

 

これにより、上位タスクの世代指定方法が変更になりました。


例えば、プログラムAからプログラムBをコールし、プログラムBからプログラムCをコールします。プログラムBには”ABC”イベントに対するハンドラが定義されているとします。プログラムCからイベント”ABC”が実行され、プログラムB内のハンドラが起動しました。

以前のMagic Ver9では、バンドラは(自身が定義されている)プログラムB(世代 = 0)とプログラムA(世代 = 1)にのみアクセスすることが可能でした。

Ver9.20J SP1からはハンドラはタスクツリーの全てにアクセスできるようになりました。この場合、ハンドラが定義されているタスクではなく、イベントが実行されたタスクの世代=0となります。したがって、プログラムC(世代=0)、プログラムB(世代=1)、プログラムA(世代=2)となります。この変更はクライアント/サーバーアプリケーションおよびブラウザアプリケーションの両方に対して適用されます。

例外−ブラウザクライアント>
ブラウザタスク内のハンドラから、他のブラウザタスクをコールした場合、ハンドラが定義されているタスクが参照できるタスクツリー内のリソースのみアクセスすることが可能です。
この場合、ハンドラが定義されているタスクの世代=1となります。
この指定方法は以前のMagic Ver9の指定方法と同じで、オンラインやバッチタスクの指定方法とは異なりますので、注意してください。

 

<入出力ファイル>
タスク内実行されたイベントにより上位タスクで起動したハンドラは、入出力特性の「使用する入出力名」を使用することにより、タスクツリー内の全ての入出力ファイルを使用することができます。

 

 

Ver8アプリケーションからの移行の強化 (Top)

 

ISAM(Pervasive.SQL)データベースを使用した、dbMAGIC Ver8のアプリケーションの移行を容易に出来るように拡張されました。MAGIC.INIに以下のオプションを指定してインポートすることによりエラーハンドラ−を自動的に追加させることができます。

[MAGIC_SPECIALS]
ImportCreateErrHandler

内容

Y レコードアクセス失敗時の設定を優先
TRNS トランザクションの設定を優先

 

<レコードアクセス失敗時の設定優先>
トランザクションエラー時(V8) エラー発生時(V9)
アボート アボート
リトライ アボート
スキップ アボート

 
レコードロック時(V8) エラーハンドラ(V9)
リトライ 無し
アボート [エラーハンドラ:レコードロック 対応:アボート]
スキップ [エラーハンドラ:レコードロック 対応:無視する]

 
アクセス失敗時(V8) エラーハンドラ(V9)
スキップ [エラーハンドラ:挿入/更新/削除に失敗 対応:無視する]
[エラーハンドラ:重複インデックス 対応:無視する]
リトライ 無し
アボート 無し

 

<トランザクションの設定を優先>
トランザクションエラー時(V8) エラー発生時(V9)
アボート アボート
リトライ 復旧
スキップ アボート

 
レコードロック時(V8) エラーハンドラ(V9)
リトライ 無し
アボート [エラーハンドラ:レコードロック 対応:アボート]
スキップ [エラーハンドラ:レコードロック 対応:無視する]

 
トランザクションエラー時(V8) エラーハンドラ(V9)
アボート 無し
リトライ 無し
スキップ [エラーハンドラ:挿入/更新/削除に失敗 対応:無視する]
[エラーハンドラ:重複インデックス 対応:無視する]

 

 

開発者ガイド (Top) 

Magic を使用してプログラムを開発するヒント集として「開発者ガイド」が添付されました。Magicインストール時に選択する事により、Magicのスタートメニュー/オンラインマニュアルより確認できます。CD-ROMのOnlineフォルダにも格納されています。

 

ブラウザクライアント Ver9.01J SPxからの移行に関して (Top)

Ver9.20J SP1では、Ver9.01J SPxに比べて、ブラウザークライアントのパフォーマンス向上、内部チェックの強化改善が図られています。
それに伴い、ブラウザークライアントのアプリケーションをVer9.01J SPxからVer9.20J SP1に移行した場合、一部動作が異なる場合があります。
以下に、MSJにて確認された移行時の障害と対応について記述いたします。
現 象 原 因 対 応
動作が不安定になる。 オンラインタスクのみで有効な関数/アクションを使用していた。(例)KBPUT()、画面再表示アクション等 使用しないようにプログラムを修正する。
一部のプログラムが極端に遅くなる。 @ ビュー再表示アクションをタスク前処理など不要と思われる箇所で多用している。

 

@不要なアクションを減らす。
A 非常に大きな変数を多用している。 A変数サイズの見直しを行う。又は、データコントロールが使用できる場合は、使用するようにする。
テーブルの一部の行が表示されない。 チャンクサイズ ≧ 繰返行数となっていない。 適切なチャンクサイズを設定する。
項目の値が読み込まれない。 タスク前処理で子タスクをコールし親タスク上のレコードレベルのデータ項目を見ていた。 レコードメインへ移動等のプログラム修正を行う。
リストボックス、コンボボックスでラベルを変数で定義し、選択肢を子タスクのバッチで登録している場合、実行時にコントロールの幅が広がる。 (1000431)   空白削除の関数(RTRIM、TRIM)を使用する。
コンボボックスまたはリストボックスのラベルを項目で設定するとき、ラベルの先頭が「,」の場合、ラベルが正しく表示されないことがある。   ラベルの先頭に「,」が付加されないようにプログラムを修正する。
実行画面の見栄え(フォントの種類)が異なる。 子タスクは、親タスクと同一のエンコードを使用するように変更された為。 必要に応じてHTMLファイルの調整を行う。

 

     
 

Ver9.20J SP1 での改善内容 (Top)

設定 (Top)

  • [設定/動作環境]の[アプリケーションサーバとして動作]欄が「Yes」の場合、オンラインプログラムでIMEの入力が遅くなる件に対応しました。(1000084)
  • キー割り付けテーブルの次項目アクションにEnterキーを割り当てると、パスワード設定ウィンドウでパスワードが入力できなくなる件に対応しました。(1000267)

モデル (Top)

  •  

テーブル (Top)

  • 数値項目の書式で、0値表示の文字にアスタリスクが設定されていると、テーブルチェックで「デフォルト値が列の長さより長くなっています。」というエラーメッセージが表示される件に対応しました。(772721)

メニュー (Top)

  • メインプログラムのタスク前処理においてオンラインタスクを起動している状態で、メニューからプログラムを実行するとMagicが異常終了する件に対応しました。(776920)

コンポーネント (Top)

  • コンポーネントイベントのコメントを開くと、Magicが異常終了する件に対応しました。(748202)
  • チーム開発時に、コンポーネントリポジトリのテーブルからAPGでプログラムを作成するとき、フォルダ名を選択して行うとフォルダ名にゴミが表示され、Magicが異常終了する件に対応しました。(10427)
  • 式テーブルでCALLPROGのパラメータにコンポーネントプログラムを設定した場合、コンポーネントアプリケーションでプログラムの番号の変更は反映されない件に対応しました。(295192)
  • コンポーネントアプリケーションのメインプログラムのハンドラでメッセージパラメータに CALLPRG関数を定義した場合、呼出し元のプログラム側でエラーを発生させても実行されない件に対応しました。(281694)
  • ドキュメントテンプレートファイルにDoc_ext.jpn を設定して、コンポーネントの仕様書出力を行うと、Magicが異常終了する件に対応しました。(297583)
  • 即時有効=Noに設定したコンポーネントにあるイベント/ハンドラを、プッシュボタンに設定しても、動作しない件に対応しました。(302354)
  • コンボボックスのソーステーブルに、常駐パラメータをD:利用時に設定したコンポーネントテーブルが指定されている場合、実行時にMagicが異常終了する件に対応しました。(306069)
  • コンポーネントプログラムがメインプログラムの式イベントに設定されている場合、実行時に異常終了する件に対応しました。(758921)
  • コンポーネントプログラムにコンテキストメニューが定義されている場合、実行時にそのメニューは表示されない件に対応しました。(943322)
  • MAGIC.INI、またはショートカットにApplicationstartup=R またはB と設定して起動し、即時有効チェックを外したコンポーネントのあるアプリケーションをオープンすると、Magicが異常終了する件に対応しました。(1000355)
  • コンポーネントプログラムをコールする場合、フォームパラメータを指定すると、実行時にMagicが異常終了件に対応しました。(297587)
  • コンポーネントの権利が有効にならない件に対応しました。(1000007)
  • リンク項目をパラメータとしてコンポーネントのプログラムに渡し、コンポーネントのプログラム側でVARATTR関数を使用している場合、Magicが異常終了する件に対応しました。(780390)
  •  コンポーネントアプリケーションのCTLアクセスキーを持たないユーザでログオンして、コンポーネントプログラムを実行すると、Magicが異常終了する件に対応しました。(1000346)

プログラム一般 (Top)

  • パラメータ項目を定義した孫タスクを親タスクにドラッグ&ドロップすると異常終了するする件に対応しました。(0569028) 
  • フォーム特性でモーダルウィンドウ、またはフローティングウィンドウをYesに設定すると、左辺位置および上辺位置の設定が無効化され、実行時には画面中央に表示される件に対応しました。(1000290)
    MAGIC.INIに以下の設定を行うことにより有効になります。
    [MAGIC_SPECIALS]
    SpecialCenteredFloatingWindow = N
  • バックグラウンドモードで、次のようなプログラムが実行されると、Magicが異常終了する件に対応しました。(581160)
    (1) ハンドラが定義されており、3階層のネストで実行されている。
    (2) 実行された最後のタスクがメインプログラムで定義されたイベントハンドラから起動されている。
  • テーブル特性の[ウィンドウ内テーブル]を「Yes」に設定したテーブルにプッシュボタンを配置し、コントロールヒットイベントのハンドラでコールコマンドを定義した場合、コールタスクが起動しない件に対応しました。(1000257)
  • 範囲位置付/ポジションに設定されたBLOB項目に、CURRPOSITION関数の戻り値を更新し、パラメータの受け渡しを行うと、Magic が異常終了する件に対応しました。(1000245)
  • プログラムチェック中に、「式が使用されていません」という警告ダイアログが表示されているときに、ナビゲータのタスク名とタスクアイコンをクリックすると、異常終了する件に対応しました。(744240)
  • セレクトコマンドの変数定義を実項目に変更後、項目名の変更/削除を行うとMagic が異常終了する件に対応しました。(592627)
  • モーダルウィンドウ、フローティングウィンドウに指定した画面にあるテーブルでは、ホイールマウスが機能しない件に対応しました。(1000266)
  • 検証モードのコントロールレベルのコマンドが実行されたあと、同じコントロールに対するイベントハンドラが実行できない件に対応しました。(1000342)
  • 子タスクがあるプログラムを、別のプログラムにサブツリーとして貼り付けると、子タスクの定義式が正しく設定されない件に対応しました。(1000404)

データアクセス (Top)

  • データコントロールを設定したカラムを持つテーブルに対して、[オプション]が「Inet」のAPGを行うと、Magicが異常終了する件に対応しました。(1000244) 
  • メインプログラムが実行されたときに、トランザクション外でデータベースによるエラーが発生した場合、Magicが異常終了する件に対応しました。(541872)
  • データコントロールのソーステーブルが、複数のNULLデータを持つと、NULL表示文字列が表示されず、NULL計算値の最初の文字だけが表示される件に対応しました。(651843)
  •  親タスクでデータコントロールとして定義された変数項目を、サブタスクのフォームに配置しようとすると、Magicが異常終了する件に対応しました、(760611)
  • NULL値可とNULL値デフォルトをYesに設定したテーブルを、MS-SQLからOracleにデータコンバートすると、NULL値可とNULL値デフォルトがNoになってしまう件に対応しました。(137462)

SQL共通 (Top)

  • SQL Where句/MagicSQLの式に「ソ、表、噂」など、2バイト目が0x5Cの文字をセットして実行すると、正しく処理されない問題に対応しました。(1000436)

関数 (Top)

  • メインプログラムでSTAT(1,..)を実行しても、正しく機能しない件に対応しました。(428805)
  • ハンドラからCURROW(THIS())を実行しても、正しく機能しない件に対応しました。(754798)

ユーティリティ (Top)

  • メインプログラムでサブタスクが定義されているとき、コンポーネントイベントのクロスリファレンスを行うと、Magicが異常終了する件に対応しました。(302449)

リポジトリ入出力 (Top)

  • データコントロールのソーステーブルにコンポーネントが設定されている場合、リポジトリ出力/入力を行うと、この設定がクリアされる件に対応しました。(297334)
  • プッシュボタンの実行イベントに、メインプログラムのユーザ定義イベントを割り当てたモデル項目がある場合、このアプリケーションをリポジトリ出入力すると、プッシュボタンの実行イベントの定義がクリアされる件に対応しました。(759170)
  • アプリケーションをリポジトリ入力した直後にフラットファイルを作成した場合、そのファイルを実行版でオープンすると、Magicが異常終了する件に対応しました(993932) 
  • コンポーネント情報が含まれている出力ファイルをリポジトリ入力するときに、参照するコンポーネントアプリケーションのファイルが存在していない場合、Magicが異常終了する件に対応しました。(766145)
  • リポジトリ出力/入力すると、メニューに設定した権利が変更されてしまう件に対応しました。(977118)
  • キー番号を変更していたテーブルをメインテーブルにしたプログラムで、キー設定にKEYリテラルを使った式を設定した場合、このプログラムをリポジトリ出入力すると、KEYリテラルの番号が0になってしまう件に対応しました。(1000381)
  • リポジトリ入出力を行うと、データコントロールの範囲に指定された項目が変更されてしまう件に対応しました。(1000382,1000392)

フォーム (Top)

  • 「元に戻す」操作を行うと、データコントロールの範囲パラメータの値がクリアされる件に対応しました。(1000311)
  • スタイルがWindows立体の時に、テーブルの右側の境界線が表示されない件に対応しました。(756399)
  • 寸法単位がセンチで垂直精度が100の場合、フォームの高さと幅の値が、フォーム編集後に変更されてしまう件に対応しました。(1000377)
  • 子タスクのフォームテーブルからフォームを開き、親タスクのフォームのテキストコントロールを削除すると、同じフォーム上にあるコントロールの特性が、すべて子タスクのコントロールの特性に変更される件に対応しました。(1000394) 

HTMLフォーム (Top)

  •  

印刷機能 (Top)

  • バックグラウンドモード(マルチスレッド)で、印刷処理が機能しない件に対応しました。
    以下の制限があります。(1000141)
    (1) 寸法単位をダイアログに設定したGUI形式フォームは正常に印刷できないことがあります。
    (2) テキスト形式プリント用のプリンタドライバはマルチスレッドに対応していません。

プレビュー機能 (Top)

  •  

インターネット機能 (Top)

  • レコードメインテーブルで移動登録操作を行い、セレクトコマンドの順序を変更した場合、以下のテーブルに設定されている項目が連動しない件に対応しました。(1000218)
    (1) ハイパーリンク/パラメータ(フォーム特性、終了時URLなど)
    (2) フォーム/HTMLコントロール/サブフォーム/コントロール特性/パラメータ 
    (3) HTMLフォーム特性/コンテキスト変数/パラメータ
    (4) HTMLフォーム/Javaコントロール特性/パラメータ
    (5) HTMLフォーム/ActiveXコントロール特性/パラメータ  

ブラウザクライアント (Top)

  • ヘルプ番号を変更すると、自動ヘルプがずれてしまう件に対応しました(0472946)
  • 登録モードでレコードメインで実項目が代入された変数に対して、データ入力を行って次のレコードに移動すると、値がクリアされる件に対応しました。(960170)
  • ブラウザ起動時に、サブフォームのコントロールすべてのパーキング条件がNoになっている場合、ブラウザにエラーが表示される件に対応しました。(1000243)
  • サブフォームのパラメータに「スキップ」の項目を定義した場合、実行時に異常終了する件に対応しました。(1000252) 
  • 修正モードでデータコントロールのコンボボックスの範囲式に項目を設定している場合、項目の値の変更に対して、ラベルが連動しない件に対応しました。(1000313) 
  • 以下のようなプログラムにおいて、データ入力せずに次行アクションを発行すると、空のレコードが作成される件に対応しました。(1000317)
    (1) レコードメインにリンクコマンドがある。
    (2) レコード後処理にコールコマンドがある。
    (3) コール先のプログラムで、パラメータで渡した変数を項目更新する。 
  • サブタスクのフォーム上でコンボボックスの選択肢が表示されない件に対応しました。(1000289)
  • メインテーブルとリンクコマンドを定義したブラウザタスクで、実行時にリンクが成功しかつ重複エラーが発生した後に重複しないデータを入力しても、「重複エラー」が発生する件に対応しました。(1000341)
  • ブラウザクライアントでデータベースがOracleの場合、メインテーブルとリンクテーブルが定義されているプログラムで、途中行にレコードを挿入し、かつ重複エラーが出るとMagicが異常終了する件に対応しました。(984258)
  • マスク文字に「\」を使用する場合、「\\\\」と設定しなければならなかったのを、「\\」で設定できるようになりました。(1000209)
  • ビュー再表示アクションまたはモード変更を行った場合、カーソルがテーブル先頭に戻る件に対応しました。(1000214)
  • [タスク制御]ダイアログの[キャンセル確認]欄の設定が有効になりました。(1000207) 
  • [タスク制御]ダイアログの[強制レコード後処理]欄が「True」の状態において、レコードの削除を行うと、Magicが異常終了する件に対応しました。(1000319) 
  • [タスク制御]ダイアログの[レコード削除]欄を設定しても、データベース上からはレコードが削除されない件に対応しました。(1000208) 
  • エディットコントロールにカーソルを置いた状態で取消アクションを実行しても、修正中の値はクリアされない件に対応しました。(1000291) 
  • コンボボックスとリストボックスにおいて、マスク文字「,」は使用できない件に対応しました。(1000320) 
  • ブラウザクライアントの実行時にリンクに成功し、かつ重複エラーが発生した後で、キャンセルアクションを発行すると、ブラウザにContext not Found のエラーが表示される件に対応しました。(1000340)
  • IE6.0 を使用した場合、フレームまたはハイパーテキストコントロールが正しく認識されず、エラーが発生する件に対応しました。 (1000337)
  • 論理型項目のラジオボタンコントロールにおいて、範囲欄がデフォルトの「True,False」以外に設定されている場合、正しく値を表示または、設定することができない件に対応しました。(1000408)
  • 論理型項目のチョイスコントロールにおいて、範囲欄にエスケープ文字が使用されている場合、正しく値を表示または、設定することができない件に対応しました。(1000409)
  • 文字型項目のエディットコントロールにおいて、範囲欄に「下限値-上限値」の設定がされている場合、上限値の値が入力できない件に対応しました。(1000410)
  • 数値型項目のエディットコントロールにおいて、範囲欄に個別の値として負数値が設定されている場合、その値を入力できない件に対応しました。(1000411)
  • ラインモードのブラウザクライアントで、テーブル末尾で登録してから更に行作成を行うと、その行のレコードが登録されない件に対応しました。(1000418) 

ワークグループ開発機能 (Top)

  •  

サーバ機能 (Top)

  • バックグランドモードで、次のようなプログラムに複数の実行リクエストを送るとMagicが異常終了する件に対応しました。(583082)
    ・データベースがOracleまたはMSSQL Serverである
    ・ハンドラに式、またはタイマイベントが設定されている 
    ・メインプログラムのDBテーブルに、プログラムで使うテーブルと同じテーブルが定義されている 
    ※データベースがPervasive.SQL 2000の場合には問題は起きません。
  • タスクキャッシュを設定している状態で高負荷を掛けると、Magicが異常終了する件に対応しました。(616179)
  • バックグラウンドモードにおいて、OSコマンドのウェイトパラメータが機能しない件に対応しました。(1000376)
  • MGREQ.INI、MAGIC.INI の RequesterTimeout の単位が、ミリ秒から秒に変更されました。(0876714)
  • バックグランドモードで、HTMLフォームに数値型のコンボボックス、リストボックスを定義したプログラムを実行すると、エラーが発生する件に対応しました。(1000370)

インターネットリクエスタ (Top)

  •  ログ出力を行うと異常終了する件に対応しました。(1000438)
  • エンジンから返されるリクエスト結果が256文字より少ない場合に異常終了し、「Message out of Sequence」になる件に対応しました。(1000444)

インストール (Top)

  •  

その他 (Top)

  •  OSの例外処理が発生してMagicが終了する過程において、エラーのメッセージボックスを表示させないように対応しました。この場合、エラー情報はmgexcep.logに出力されます。この処理を有効にするには、次のパラメータをMAGIC.INIに設定します。
    [MAGIC_SPECIALS]
    ExceptionMessageBoxDisplay = N
     
 

Ver9.20J SP1a での改善内容 (Top)

モデル (Top)

  • 書式が小数点を含むモデル項目を設定した数値型の変数項目に対して、実行時に計算処理を行った場合、四捨五入された値を返してしまう件に対応しました。[9.20J SP1](1000453)

プログラム一般 (Top)

  • メインプログラムのフォーム表示をYesにして、画面上にメインプログラムで定義した項目を表示しても、値が正しく表示されない件に対応しました。[9.20J SP1](1000468) 

関数 (Top)

  • オンラインプログラムにおいて、テーブル上にあるコントロールの値を修正した後、CTRLNAME関数を実行しても、そのコントロール名を取得できない件に対応しました。[9.20J SP1](1000469) 

リポジトリ入出力 (Top)

  • フォルダーを指定したプログラムにズームし、親タスクを作成して変更し、リポジトリ出入力すると、フォルダーの指定がなくなる件に対応しました。(1000449)

フォーム (Top)

  • GUI形式のフォーム特性の垂直精度パラメータの値を変更すると、フォームに定義されている全てのコントロールの高さが変更される件に対応しました。[9.20J SP1](0115405)
  • テーブルコントロールのスタイルを平面にして、Up/Downキーでレコード移動すると、縦横の境界線の交わる部分で太さが変わってしまう件に対応しました。(1000259)
  • エディットコントロールのあるHTMLフォームを開き、HTMLファイル書き込み、またはブラウザ表示を行うと、異常終了することがある件に対応しました。(1000459)

プレビュー機能 (Top)

  • 印刷プレビューのページ印刷ダイアログの中で、範囲の設定が行えなかった件に対応しました。(1000458)

ブラウザクライアント (Top)

  • Microsoft Windows Update セキュリティ問題の修正プログラム(*1)を適用したPCにて、ブラウザクライアントモジュールのクライアント配置をYesで使用すると、ブラウザクライアントのアプレットがロード出来ない件に対応しました。
    (*1) 2002年3月28日 (Internet Explorer 5.5 SP2) 、Microsoft Security Bulletin MS02-015(1000443) 
  • サブフォームにおいて、サブタスクのデータを編集した場合、その行を移動せずにタスクを終了すると、そのレコードが更新されない件に対応しました。(1000451)
  •  IEのプロパティの中で、全般/インターネット一時ファイル/設定ダイアログにおいて、「ページを表示するごとに確認する」をチェックした場合、IEのキャツシュメカニズムの問題によりサブタスクのコール時に画面オープンが遅くなる件に対応しました。(1000464) 
     
 

Ver9.30J SP3 の動作変更 (Top)

 

●サーバ機能

 

ログオンユーザによるサーバアプリケーションの実行 (Top)

サーバにリクエストを実行する際、ログオンユーザでの実行が可能になりました。リクエスタのパラメータにユーザとパスワードの指定か、MGREQ.INIファイルのusername / password パラメータの指定により有効になります。両方に指定がない場合は、ログオンを行わずにプログラムを実行します。
チーム開発でチェックアウトされたプログラムを実行する場合、チェックアウトしたユーザ自身でのみ実行が可能ですので、この設定を行う必要があります。


●ブラウザクライアント

ブラウザクライアントモジュールのクライアント配置の改善 (Top)

設定/動作環境/ブラウザクライアントモジュールのクライアント配置を「Yes」にした場合のセキュリティの仕組みが改善されました。これによって、アプレットをロードする時の確認ダイアログは、アプレットが更新されない限り、最初に一度だけ行います。
また、今までのLauncher.cabは使用されず、ロードされたアプレットは、\Widows\java\PackagesフォルダにランダムなZIPファイル名で保存されます。9.20J SP1aで対応されました。

日本語関数のクライアント側での実行 (Top)

以下の関数がブラウザクライアントで使用された場合、クライアント側で実行されるようになりました。
JCDOW関数、JMONTH関数、JNDOW関数、JYEAR関数、JGENGO関数、HAN関数、ZEN関数、ZENS関数、ZKANA関数

 

チャンクサイズ (Top)

チャンクサイズ(式)が定義されていない場合、以下の値がチャンクサイズのデフォルト値となります。

メインテーブルが定義されていない場合

メインテーブルが定義されている場合

30

 

子ウィンドウのデフォルトの表示位置 (Top)

フォーム特性の左辺位置および上辺位置を設定していない場合、コールコマンドなどで新たに表示される子ウィンドウは、親ウィンドウより内側に表示されるようになりました。Ver9.2までは、デフォルトの表示位置はブラウザに依存しているため、親ウィンドウの外側に表示されることがありました。
この変更により、JavaScriptによってHTMLファイルのロード時にウィンドウの位置を指定していても、Magicのデフォルト位置が有効になります。

 

●クライアント実行機能

登録モードでテーブルコントロールの高さの配置パラメータの有効化 (Top)

オンライン画面のテーブルコントロールで、登録モードの場合、高さの配置パラメータが有効になりました。


レコードがない場合のエラーメッセージを抑止 (Top)

ビュー再表示アクションの後、現在カーソルがあるレコードにパーキングできなくなった場合、今まで表示されていた「ビューにレコードがありません」のエラーメッセージは表示されなくなりました。

モーダルウィンドウの制御 (Top)

GUIフォームでのモーダルウィンドウの制御が、以下のように変更されました。

  • モーダルウィンドウのタスクからコールされたタスク
    モーダルウィンドウを「Yes」に設定したタスクからコールされた子タスクは、パラメータの設定によらず、必ずモーダルウィンドウになります。

  • タスク制御/ウィンドウクローズパラメータ
    モーダルウィンドウタスクはタスクが終了した後、ウィンドウを開いたままにしておくことはできません。この場合、常にタスク制御/ウィンドウクローズパラメータは「Yes」として動作します。

  • フォーム特性/子ウィンドウパラメータ
    子ウィンドウパラメータを「Yes」に設定した場合、そのタスクのモーダルウィンドウ、または親タスクのモーダルウィンドウパラメータは無視され、モーダレスウィンドウとして機能します。

 

●開発機能

 

クロスリファレンスの結果 (Top)

最新のクロスリファレンスの結果は、常にクロスリファレンスの結果リストの最初に表示され、クロスリファレンスの最大数に達している場合、エラーメッセージを出さないで、出力されているもっとも日付の古い結果が削除されるようになりました。

 

項目モデルの選択テーブルの改善 (Top)

項目モデルの選択テーブルで、型と書式が表示されるようになりました。

 

開発版での実行モードでメインプログラムのクローズ処理 (Top)

開発版を実行モードで動作した場合、メインプログラムの終了条件がTrueの場合、Ver9.30から、アプリケーションがクローズする代わりに、開発モードに変更されるようになりました。

 

イベント実行コマンドのウェイトパラメータのデフォルト値 (Top)

イベント実行コマンドを設定したときに、そのタイプが内部イベントの場合、ウェイトパラメータのデフォルトは「No」に設定されます。


リンク結合の特性 (Top)

リンク結合のリンク特性で[確認]の特性を設定できるようになりました。


イベント選択ダイアログの改善 (Top)

イベント選択ダイアログの操作性が改善されました。

  • イベントタイプのデフォルトの変更
    最初に開いた時のイベント設定ダイアログのイベントタイプは「ユーザ」です。
    二度目以降に開いたイベント設定ダイアログのイベントタイプは、直前に指定したイベントタイプが設定されます。

  • 自動ズーム機能
    [イベントタイプ]から設定されていない[イベント]にカーソルを移動すると、自動的にズームが実行されます。イベントタイプによって、開かれる画面が変わります。

イベントタイプ 開かれる画面
システム キー定義ダイアログ
内部 アクションダイアログ
ユーザ イベント一覧
タイマー なし
式定義ダイアログ
エラー エラー一覧

 

●その他

 

SQLデータベースの一時テーブルのテーブル名の変更 (Top)

常駐テーブル、埋め込みSQLの結果データベース、ソート一時テーブルで作成される、SQLのテーブル名の接頭文字が、T_ からTEMP_ に変更されます。


セキュリティファイルに管理されたユーザID/パスワード のサイズの拡張 (Top)

実行時に使用できるユーザIDは10桁から30桁、パスワードは8桁から20桁に拡張されました。この変更により、今まで使用されたセキュリティファイルは、コンバートツールで変換する必要があります。コンバートツール(usrupd.exe)は、Utilフォルダに格納されています。 

また、チーム開発を行う場合に有効なユーザIDは、従来どおり10桁です。

 

動作環境/システムログオンのオプションの変更 (Top)

動作環境/システムログオン]の「F=フルログオン」オプションが削除されました。Ver9.2 SP1 以前からアップデートした場合、「F=フルログオン」に設定されていると「N=なし」になります。同じ動作をさせる場合は、「D=ディレクトリ」に変更するようにしてください。

 

ハイパーリンクの設定の改善 (Top)

ハイパーテキストのタイプがURLの場合、URLの名前の最初の文字が / の時、インターネット開発ファイルルートが付加されないようになりました。

MRBサービス起動の遅延 (Top)

MRBがサービスで起動された場合に、MRB起動の遅延を設定できるようになりました。OS起動時のライセンスサーバとの時間調整等に使用することができます。mgrb.iniに以下の記述を行います。
[MRB_ENV]
DelayServiceStart = n (秒単位)

 

ブラウザクライアントアプリケーション開発手法 (Top)

ブラウザクライアントの機能を使用して、効果的なインタラクティブWebアプリケーションの設計・開発する方法を記述したドキュメント、及びサンプルアプリケーションが提供されました。
CD-ROMの\BONUS\demoapl\Methodologyフォルダに格納されています。 

※ アップデートモジュールには、添付されていません。

     
 

Ver9.30J SP3 の新機能 (Top)

 

●サーバ機能


MRBのロードバランシングメカニズム強化 (Top)

MRBが、利用可能なプロセス間で、効率的なロードバランシングを提供できるように、メカニズムが改善されました。これによって、各リクエストは、最もパフォーマンスのよいアプリケーションエンジンに配分され、二つ以上のエンジンが存在する環境でブラウザクライアントを実行する場合は、コンテキスト数が最小になるようにリクエストを配分します。
更に、動作環境/ロードバランシングの優先度のパラメータによって、各アプリケーションサーバに配分の優先度を制御することができます。

 

●ブラウザクライアント

 

メインウィンドウの置換 (Top)

メインプログラムのコールコマンドによって、現在のタスクを終了して、同じウィンドウに新しいプログラムを表示することが可能になりました。
メインプログラムにユーザイベントハンドラでコールコマンドを設定し、かつコール特性/出力フレームに_top を設定します。親のプログラムでは、メインプログラムで定義されたユーザイベントを、イベント実行コマンドで実行します。
サンプル(英語): Overriding_A_Top_Browser_Task.exe


キーボードでのサブフォームへのアクセス (Top)

ブラウザクライアントのサブフォームは、キーボード(Tab/Shift+tabキー)を使ってアクセスすることが可能になりました。この機能を有効にするには、新しく追加された、ブラウザフォーム/HTMLコントロールテーブル/コントロール特性/タブで移動パラメータを「Yes」に設定します。「No」の場合は、マウスクリックのみでの移動になります。
デフォルト値は、新規の場合は「Yes」、以前のバージョンから移行した場合は「No」です。
詳細は、リファレンスの11章「表示フォーム」を参照してください。
サンプル(英語): Keyboard_Access_Subforms.exe

 

CSSのサポート (Top)

ブラウザクライアントタスクで、HTMLコントロールに対して、ダイナミックにクラス名とスタイル名を設定することができます。

 

詳細は、リファレンスの11章「表示フォーム」の「ブラウザコントロール特性」の説明を参照してください。

サンプル(英語):Styles_and_Classes.exe


XML 暗号化  (Top)

ブラウザクライアントのXMLのソース部分は、暗号化されるようになります。これにより、タスクロジックと最初のデータは、ブラウザのソース表示等で閲覧することができなくなります。
MAGIC.INIに次のパラメータを設定します。

[MAGIC_SPECIALS]

SecureBrowserClient = Y

 

XMLデータの圧縮 (Top)

ブラウザクライアントによって処理されるHTMLの中のXMLフォーマット部分を圧縮することが可能になりました。ただし、クライアント(ブラウザ)でデータを展開する必要があるため、タスクをブラウザでロードした後に実行される初期化処理が長くなることがあります。
MAGIC.INIに次のパラメータを設定することで機能を制御することができます。
[MAGIC_SPECIALS]
CompressBrowserXML = Y/N  Y:圧縮を行う N:圧縮を行わない
注意:この機能を有効にするには、XML暗号化の設定を行う必要があります。

暗号化を行わずに圧縮のみ行う場合は、次のパラメータを設定します。
[MAGIC_SPECIALS]
CompressWithoutScrambleXML = Y (デフォルトNo)
この場合、SecureBrowserClientとCompressBrowserXMLの設定は無効になります。

ヘルプアクションのサポート (Top)

ブラウザでF1/Ctrl+F1などのブラウザのヘルプアクションを発行すると、ヘルプイベントを起動することが可能になりました。

ヘルプアクションが起動されると、ヘルプ画面欄で定義されたURLが開かれ、ブラウザ自身のヘルプは開きません。もし、ヘルプ画面欄が指定されていない場合は、ウィンドウズのブラウザヘルプが開かれます。


ヘルプウィンドウの特徴
  • ヘルプウィンドウは、ヘルプページとして指定されたブラウザウィンドウです。

  • タイトルは常に「HTML ヘルプ」です。

  • ヘルプページは常に最終位置で開かれます。

  • タスク画面をクリックして戻った場合でも、ヘルプウィンドウは閉じません。

  • すべてのヘルプページは同じウィンドウに表示されます。つまり、二番目に開いたヘルプウィンドウは、既に開かれていたヘルプウィンドウに置き換わります。

    サンプル(英語):Browser_Client_Help_Activation.exe

ブラウザタスクからバッチタスクのコール (Top)

ブラウザクタスクから、インターネットリクエスタに出力するバッチタスクをコールして、出力先フレームで指定したブラウザへの出力が可能になりました。
後に続くバッチタスクの中で指定された出力先フレームは無視されます。ブラウザタスクで指定されたバッチタスクへのコールコマンドの出力先フレームだけが使用されます。
詳細は、リファレンスの22章「分散アプリケーションのアーキテクチャ」の「ブラウザ形式のインターネットアプリケーション」の説明を参照してください。

サンプル(英語):Browser_Client_Calling_Batch.exe.

 

ホイールマウスのサポート (Top)

テーブルコントロールで、ホイールマウス機能によりレコードスクロールが可能になりました。IE6.0でのみ可能です。

サーバ処理中の表示 (Top)

ブラウザタスク実行時に、サーバ側で処理している間は、マウスカーソルは待ち状態の形状になります。サーバ側の処理が終了すると、通常の形状に戻ります。

 

サブフォームでのビュー再表示、位置付け (Top)

9.3SP2までは、サブフォームのパラメータが再計算されたとき、サブフォームは新しい範囲値に従って、そのビューをリフレッシュするだけでした。
9.30J SP3では、パラメータが再計算されたとき、新しい位置付値に従って再位置付けされるようになりました。

 

ブラウザクライアント−トランザクションモード−なし (Top)

新しいトランザクションモード「なし」がトランザクション定義に追加されました。例えば、トランザクション処理を必要としないメニュー処理等で使用します。
詳細は、リファレンスの11章「プログラム」の「タスク」の説明を参照してください。 

 

 

●開発機能

 

子ウィンドウパラメータの式サポート  (Top)

フォーム特性/子ウィンドウパラメータに式が設定できるようになりました。このパラメータは論理型で、タスク前処理の前に画面オープンする時点で評価されます。


ハイパーリンクパラメータの式サポート (Top)

ハイパーリンクダイアログでMagicプログラムを指定した場合、システム、プログラム、出力先フレームのパラメータに式が設定可能になりました。

 

開発パレットの改善 (Top)

ナビゲータシート、特性シート、コメントシートを表示する開発パレット画面に関して、動作環境/動作設定に、以下の4つのパラメータが追加されました。
また、各オブジェクトで登録したコメントの内容が、コメントシートに表示されるようになりました。

  • フロートパレットを常に前面表示
    フロートパレットにフォーカスがあるときに、Enterまたは、Escキーを押下すると、自動的にパレットが閉じることが可能です。パレットがメインウィンドウと結合されている場合は無効です。

  • パレットの結合
    「Yes」の場合、パレットをドラッグして、Magicのメインウィンドウの境界に移動すると、結合されて常にウィンドウの中に納めることができます。「No」の場合、常に別のウィンドウで表示されます。

  • 単一拡張パレット
    特性シートのデフォルトの表示を、ツリーのタイトルだけ表示するか、全てのパラメータを表示するかを制御します。「Yes」の場合、タイトルのみ表示します。「No」の場合、すべてのパラメータを表示します。

  • 特性シートの自動操作
    特性シートが関連する項目にフォーカスが移ったとき、特性シートのオープンクローズを自動で制御できます。

パラメータ 動作
N 無効
C(デフォルト) ナビゲータが有効な画面をクローズした時に、自動的にナビゲータウィンドウがクローズされます。
O ナビゲータが有効な画面をオープンした時に、自動的にナビゲータウィンドウをオープンされます。
F ナビゲータが有効な画面をオープン/クローズした時に、自動的にナビゲータウィンドウをオープン/クローズされます。

 

フォームエディタで「全て選択」アクションのサポート (Top)

フォームエディタで「全て選択」のショートカット(Ctrl+A)が有効になります。
ただし、スタティックコントロールの編集モードの場合、フォーム上のコントロールでなく、編集中の全ての文字が選択されます。

フォームエディタでチョイスコントロールのレイヤごとの選択 (Top)

フォームエディタでチョイスコントロールの選択時、Altキーを併用すると、それぞれのレイヤにリンクされたコントロールだけが選択できます。

 

エディットコントロールのスクロールバー表示の制御 (Top)

スクロールバー表示パラメータがGUIフォームのエディットコントロールに追加されます。このパラメータによって、垂直スクロールパラメータと水平スクロールパラメータが「Yes」の場合、スクロールバーを表示するかどうかを制御できます。

● 共通機能

 

F11 / F12 キーのサポート (Top)

システムイベントハンドラに、F11/F12 Shift+F11/F12 Ctrl+F11/F12 Alt+F11/F12 のショートカットキーがサポートされました。
注意:ブラウザクライアントの場合、IEの制御によって、Alt+F11のイベントハンドラが実行された後、常にブラウザ最大化のイベントが発生します。

新関数 (Top)

関数名 機能
MMCLEAR マルチマークされた行をクリアします。
MNUNAME 指定したメニュー名を変更する。
VARDBNAME 指定した項目のDB カラム名を取得する。
CTRLGOTO 指定したコントロールにパークする。

各関数の詳細は、リファレンスマニュアル(9章関数)をご覧下さい。


DB2 UDB サポート (Top) 

DB2 UDB V7.2 データベースゲートウェイがサポートされました。 

     
 

Ver9.30J SP3 での改善内容 (Top)

モデル (Top)

  • CTL特性の外部参照ファイルでHTMLスタイルファイルを設定しているにもかかわらず、モデルリポジトリでHTML形式クラスのフォーム型のオブジェクトの特性で、HTML内部属性のリスト開くと設定の動作環境で定義したHTMLスタイルファイルの内容を表示してしまう件に対応しました。(0735571) 

テーブル (Top)

  • ソーステーブルをあるフォルダに移動してから、そのデータコントロールを持つテーブルもフォルダに移動すると異常終了する件に対応しました。(0745364) 
  • テーブルリポジトリで日付型、数値型のモデルを使用している場合、モデルを再度継承すると、カラム特性/サイズが0になる件に対応しました。(1000524) 

コンポーネント (Top)

  • コンポーネントのイベントを、コンテナのプログラムで、ウェイト=Noでイベント実行すると異常終了する件に対応しました。(0009144) 
  • コンポーネントのメインプログラムで、コールプログラムにヘルプを設定していると、コンテナのアプリケーションを開発モードから実行モードにしたときに、異常終了する件に対応しました。(0297327) 
  • 辞書入力されたコンテナアプリケーションの、コンポーネントのMCFが存在しない場合に、コンポーネントのオブジェクトを使用しているオブジェクトをチェックすると、異常終了する件に対応しました。(0975314) 
  • アプリケーションの環境を移行すると、CTLオープン時に「MAGICインターフェースファイルをオープンできませんでした。」のメッセージが表示され、コンポーネントが利用できなくなる件に対応しました。(1000356) 
  • テーブルリポジトリの外部キーにコンポーネントテーブルを設定している場合、APGで照会プログラムの作成画面で項目テーブルを開くと、項目名欄が「??」と表示される件に対応しました。
    (1000509) 
  • コンポーネントのテーブルをコンボボックスのソーステーブルに指定してその範囲指定を行うと、異常終了することがある件に対応しました。(1000527) 

プログラム一般 (Top)

  • 強制終了をR=レコードに設定したユーザイベントを使ってハンドラを起動した後、テーブルのすべてのレコードが複写登録されてしまう件に対応しました。(0231504) 
  • テーブルコントロールの高さがフォームより長い場合、実行時に最終レコードの最右端のカラムをクリックすると、異常終了する件に対応しました。(0293321) 
  • ソートキーを定義しているオンラインプログラムを実行して、ビュー再表示アクションを発行した後、編集/ソートで登録されたキーを削除すると、異常終了する件に対応しました。(295119)
  • コールプログラムでBLOB型のデータをパラメータとして渡すと異常終了する件に対応しました。(0377536) 
  • インクリメンタルサーチを行なった後、ビュー再表示し、再度インクリメンタルサーチを行なうと異常終了する件に対応しました。(0420220) 
  • BLOB型で、GUI表示がOLE/リッチエディットのコントロールを持つオンラインプログラムを実行すると異常終了する件に対応しました。(0737764) 
  • メモとBLOB型の変数を定義したハンドラをウェイト=Noでイベント実行すると、異常終了する件に対応しました。(0743297) 
  • 設定/動作環境/動作設定の「修正後の再位置付」を「YES」に設定しているとき、一番最初のレコードだけが、範囲指定外にあるのに表示されてしまう件に対応しました。(0751991) 
  • オンラインタスクのハンドラで、コントロールに対してズームイベントを設定した場合、実行時にそのコントロールにカーソルがパークしても、ステータスバーに「ズーム」と表示されない件に対応しました。(0752908) 
  • 更新形式を「差分更新」に設定した項目を持つテーブルを、項目更新の「加算」で更新すると、修正や削除を行なった際に不正な計算結果となってしまう件に対応しました。(0756053) 
  • コンボボックスの表示項目が別のコンボボックスの範囲として使用されている場合に、コンボボックスを開いた状態でF2キーを押すと、異常終了する件に対応しました。(0782303) 
  • 同じ遅延トランザクション内で、複数のタスクが同じテーブルの異なる項目をセレクトしている場合、いくつかのタスクで更新した項目が別のタスクで正しく表示されなくなる件に対応しました。(0786324) 
  • 権利設定の利用可能権利一覧で、[全て/同一コントロール/ロードされたコンポーネント]のコンボボックスが、使用できない件に対応しました。(0973775)
  • ハンドラでマウスオーバーとマウスアウトのイベントが使用されているとき、サブタスクの実行中に異常終了する件に対応しました。(0984970) 
  • 設定/動作環境/バッチイベント間隔 および タスク制御/オプション/レコードイベント間隔 を設定しても、常にバッチプログラムの表示のリフレッシュは1レコードごとに行われる件に対応しました。(1000462) 
  • Windows2000でMS-IME2000を使用したクライアントで、オンラインタスクの実行時、垂直スクロールバーをマウスで下方向に移動し、最下行までスクロースし続けると、キー操作が不能になる件に対応しました。(1000467) 

SQL共通 (Top)

  • SQLコマンドを定義したサブタスクのタスク常駐を「Yes」に設定すると、2回目にコールしたとき異常終了する件に対応しました。(0763808) 
  • リンク結合が使用されているタスクで、ビュー再表示してもSQL Where句の再計算が行なわれない件に対応しました。(0988965) 
  • 結合/外部結合リンクを26個以上定義して実行すると、エラーが発生する件に対応しました。(1000547)
  • SQLコマンドを使用しているタスクのプログラムをリポジトリ出入力すると、そのタスクで定義されているモデルを使った数値項目の格納形式(Signed Integer)のサイズが0になってしまう件に対応しました。(1000563)

関数 (Top)

  • レコード後処理で値が変更された変数を、CALLPROG関数のパラメータとして使用すると、異常終了する件に対応しました。(0981691) 
  • MNUNAME関数を実行して変更したメニューに対して、MENU関数を実行しても、変更前の結果が返る件に対応しました。(1000540)

ユーティリティ (Top)

  • コンテナアプリケーションで、テーブルの外部キーの参照テーブルとして使用されているコンポーネントのテーブルが、クロスリファレンスで結果が出力されない件に対応しました。(0305618) 
  • ハンドラで定義されている複数のコールプログラムで使われているプログラムを、「検索と置換」を使って置換したとき、一つしか置換されず、他のものはすべてプログラム番号が0になってしまう件に対応しました。(0595732) 
  • タスクツリーにおいて、コンポーネントを使用しているタスクに対するコピー、貼り付け等を行うと、異常終了する件に対応しました。(0752575)
  • HTMLコントロールにヘルプが定義されている場合、「検索と置換」を使って置換しようとすると、確認画面が表示されずに「置換が終了しました」と表示され、置換自体は実行されない件に対応しました。(0920234) 
  • 「検索と置換」において、項目の書式が異なるものに置換した場合、置換処理中にテーブル変換処理が実行されると、異常終了する件に対応しました。(1000407)
  • 権利を持たないユーザが、「テキスト検索」コマンドを使用して権利名を閲覧することができる件に対応しました。(1000420) 
  • テーブルのインデックスの任意の番号でクロスリファレンスを実行すると、タスク特性のインデックスの式欄に指定したキー番号が同じ番号であれば、そのテーブルと無関係でも抽出される件に対応しました。(1000450) 
  • プログラムリポジトリで「検索と置換」を実行すると、公開プログラム名で記述してある個所(コールリモート、ハイパーリンクなど)も検出され、置換処理を行うと、公開プログラム名でなく、そのプログラム番号が設定される件に対応しました。(1000455)
  • 「検索と置換」を実行して、置換する箇所が2ヶ所以上あるとき「全て置換」を選ぶと、異常終了する件に対応しました。(1000456) 
  • フローモニター上に、以下のコマンドが実行されない場合に[Not Executed]が出力されない件に対応しました。
    エラー、ブロック、コール、アクション、エディット、OSコマンド、イベント実行
    (1000460) 
  • テーブルで「検索と置換」を実行すると、プログラムのDBテーブルのモードが、初期値に変更されることがある件に対応しました。(1000504) 
  • 1つのテーブルに複数のデータコントロールを設定したカラムがあり、それぞれコントロール特性の範囲を定義した場合、それらの式でクロスリファレンスを実行しても結果が出力されない件に対応しました。(1000508) 
  • 下記の条件が組み合わさった時、プログラムチェックで、エラーでないのに「結合リンクによる位置付けは、項目か定数で指定してください」のエラーになる件に対応しました。
    ・J=結合、またはO=外部結合のリンクが使用されている。
    ・レコード前処理に2行以上コメント行がある。(1000519) 
  • フローモニターに出力される情報が、一部日本語対応されました。(1000562)

リポジトリ入出力 (Top)

  • コンポーネントで定義したイベントを、コンテナのプルダウンメニューに割り当て、コンポーネントに新しいイベントを追加した後でコンテナをリポジトリ出力/入力すると、プルダウンメニューに割り当てていたイベントが空白になってしまう件に対応しました。(0309660) 
  • フォルダを含むアプリケーションをリポジトリ入力している途中でキャンセルを行うと、空のフォルダが作成される件に対応しました。(0623236) 
  • コンテナのテーブルに設定したコンポーネントのイベントが、リポジトリ出力/入力後、空白になる件に対応しました。(0752367) 
  • BLOB項目が定義されているプログラムをリポジトリ出力し、そのファイルを9.20J SP1aでリポジトリ入力して実行すると、異常終了する件に対応しました。(1000533)

フォーム (Top)

  • テーブルコントロールに、項目やコントロールを親子リンクとして配置した後で、テーブルの大きさを何度か調整すると、表示が乱れる件に対応しました。(0237922)
  • 開発モードで、子タスクから親タスクのマージフォームを選択して複写登録し、選択タグテーブルをズームすると、異常終了する件に対応しました。(284151, 295462)
  • テーブルコントロールのカラムの特性の可視がFALSEになっていると、レコードがテーブルコントロールの外側に表示される件に対応しました。(0287702) 
  • フォームに項目パレットから変数を貼り付けた後、その変数をレコードメインから削除し、再度フォームエディタを開いて、編集しようとすると、異常終了する件に対応しました。(0558909) 
  • 時刻型の変数の書式に'HH:MM PM' を使用すると、12:00から13:00までの時間がAMと表示されてしまう件に対応しました。(0571045) 
  • [テーブル/コントロール/特性/ウィンドウ内テーブル]を「Yes」に設定した場合、フォームのサイズをテーブルより小さくすると、テーブルに配置された個々のコントロールの選択が正常にできない件に対応しました。(0915190)
  • フォーム編集時に、表示の領域外に配置されているコンボボックスを移動すると、表示が消える件に対応しました。(1000315)
  • Windows98で、テーブル上でホイールマウスのスクロールが可能になりました。(1000452) 
  • テーブルコントロールのウィンドウ内テーブルが「Yes」に設定されていると、実行時にコンボボックスがテーブルコントロールの外側に表示される件に対応しました。(1000483) 
  • 新しいコントロールを追加したり、Zオーダを2回クリックすると、データコントロールに設定した範囲の式がクリアされる場合がある件に対応しました。(1000489) 
  • 以下の条件が重なるとオンラインタスクのテーブル表示が乱れる件に対応しました。
    ・テーブルコントロール−表示−最終区切線を「No」に設定
    ・位置とサイズ−位置−幅割合が0
    ・右端のカラムの特性/表示/可視を定義式に設定(1000506) 
  • 子タスクからフォームを開いて、親タスクのフォームの項目を選択し、その書式にカーソルを置くと、子タスクの項目の書式が表示される件に対応しました。(1000529)

HTMLフォーム (Top)

  • HTMLフォームエディタを開き、コマンドパレットにあるHTMLファイルの作成を行って、出力されたファイルを確認すると、ハイパーリンクのパラメータがコントロールの名前ではなく「U」と設定される件に対応しました。(1000454)

プレビュー機能 (Top)

  • [入出力ファイル]の[ダイアログ]を「Yes」に設定し、印刷プレビューを実行した場合、ページ印刷ができない件に対応しました。(754446) 

ブラウザクライアント (Top)

  •  FrontPage 2002 (FrontPage XP)をWebオーサリングツールとして使用したとき、Magicの項目パレットからドラッグ&ドロップでHTMLオブジェクトを生成できるようになりました。(0426865) 
  • タスク特性のチャンクサイズが、フォーム特性の繰り返し行数より小さいとき、レコードを順次移動していくと、次のチャンクの最初のレコードのフォーカスのあるカラムが空白になる件に対応しました。(0430134) 
  • インデックス重複のエラー発生時に、レコード前処理を通過してしまう件に対応しました。(0770874) 
  • タスク後処理で、「エラーコマンド」のあとに設定した「イベント実行コマンド」が処理されない件に対応しました。(0924875) 
  • テンプレートファイルにJavaScriptがある場合、そのプログラムが別のブラウザクライアントのプログラムからコールされると、JavaScriptのエラーが出る件に対応しました。(0996995) 
  • リンク登録でデータを追加した後、下の行に移動してから元の行に戻ってもデータがリフレッシュされない件に対応しました。(0999024) 
  • ブラウザ形式プログラムのフォーム作成時に、項目パレットからFrontPageの[標準]タブにて編集中のページへ、2バイトコードを使用した項目をドラッグ&ドロップで貼り付けるた場合、文字化けする件に対応しました。 ただし、項目名には2バイトコードは使用しないことを推奨いたします。(1000104) 
  • レコード前処理の項目更新と代入式の評価順序が、オンラインプログラムと同じになりました。代入式、レコード前処理の順で評価されるようになります。(1000365) 
  • 項目を割り当てないボタンの実行イベントが、実行時に無効になる件に対応しました。(1000366) 
  • テーブルのコントロールに対するコントロール前処理、後処理を定義し、更にタスク制御/循環入力を「No」に設定した場合、実行時にレコードの最後(最右)の項目から次レコードの先頭(最左)の項目にTABキーで移動すると、レコードの最後の項目のコントロール前後処理が実行される件に対応しました。(1000426) 
  • タスクモードを修正から照会、または照会から修正に変更したとき、STAT関数を代入式で設定した変数が、再計算されない件に対応しました。(1000435)
  • データベースにOracleを使用し、リンクデータを上方向に向かって連続して更新を行うと、「インデックスが重複しています」のエラーが出る件に対応しました。(1000447) 
  • ハイパーテキストのタイプがMagicの場合、出力先フレームに\が入っていると、フレームに出力されず、別ウィンドウが起動される件に対応しました。(1000472) 
  • VARMODE関数を使用してデータビューレコードが取り出されてから項目の内容を変更し、再度元の値を入力すると、'FALSE'が返るようになりました。(1000476) 
  • [タスク特性/トランザクションのエラー時]を「A=アボート」に設定し、タスク後処理でアクションコマンドでROLLBACK関数を定義している場合、実行時に、E:終了イベントを発行しても、タスクが終了しない件に対応しました。(1000478) 
  • 行作成したり、最下行から下矢印を押したとき、レコード後処理でSTAT(0,'M'Mode)がTRUEを返してしまう件に対応しました。(1000486) 
  • テーブルコントロールのコンボボックスを設定し、ソートテーブルの範囲抽出されるデータがない場合、数件新規にデータ登録後、上にカーソルを移動すると登録データの表示が消える件に対応しました。(1000488)
  • MRBが高負荷時に、画面を切り替えるとContext not Foundになる場合がある件に対応しました。(1000492)
  • 出力先にインラインフレームに指定した子タスクを何度かコールしてから終了すると、エンジンが異常終了する件に対応しました。(1000526)
  • インラインフレームを含むブラウザタスクがサブタスクとして実行された場合、出力先にインラインフレームに指定した子タスクが、新しいウィンドウでオープンされる件に対応しました。(1000534)
  • コンボボックスのラベル欄に式を設定しても、式で使われている項目がサブフォームへのパラメータに設定されている場合、実行時にその式が評価されない件に対応しました。(1000525)
  • リンクコマンドの戻り値に変数が設定され、かつ「タスク制御/強制レコード後処理」が「Yes」の場合、実行時に既存レコードを修正すると、そのレコードが修正されずに新しいレコードが作成される件に対応しました。(1000552)

ワークグループ開発機能 (Top)

  • コントロール特性を表示させたままアンチェックを行なうと、異常終了する件に対応しました。(0167488)
  • 他のユーザがテーブルに設定されたヘルプを削除した後、そのヘルプが設定されていたテーブルでAPGを行なうと異常終了する件に対応しました。(0311847) 
  • 読み込み専用モードでプログラムのフォームを表示し、データに式が入っているコントール特性を開き、データの式でズームをして戻ると、異常終了する件に対応しました。(1000515) 

MRB(Top)

  • スレッド数が、設定/動作環境/最大並行リクエスト数で設定された数を越える件に対応しました。(0135716)
  • MRBモニタの統計タブの「処理中のリクエスト数」が42949になる件に対応しました。(1000485) 

インターネットリクエスタ (Top)

  • ISAPIリクエスタ使用時、IISが高負荷状態の場合にリクエスタが異常終了することがある件に対応しました。(0429572)
  以上