２００２年１２月
マジックソフトウェア・ジャパン 株式会社

Memory データベースゲートウェイ

Ver9.3-3a 追加情報
Magic eBusiness Platform Ver9.30

本文書には、Magic eBusiness Platform（以下 Magic と表記）Memory データベースゲートウェイとして提供されるプログラム（MGMEMORY.DLL）に関する情報が含まれています。文書中に記述されている"本プログラム"とは、"MGMEMORY.DLL"を示します。

本プログラムのバージョンは、Magic の[ヘルプ／MAGIC情報]の[ロードモジュール]欄にて確認できます。

使用条件

動作環境

仕様および制限事項

技術情報

使用条件  (Top)

• 本プログラムを購入本数以上複製すること、または逆コンパイル・逆アセンブルすること、もしくは再使用許諾・賃貸・貸与及び譲渡することはできません。

• 本プログラムは、特定物として現存するままの状態で提供され、マジックソフトウェア・ジャパン株式会社及び Magic Software Enterprises Ltd. は、本プログラムの瑕疵及びその使用結果について一切保証もせず、損害賠償も負いません。

• 本プログラムの著作権は、Magic Software Enterprises Ltd. にあります。

動作環境 (Top)

• Magic Ver9.30JSP3a  以上の動作する機種および環境が必要です。 

• Magic Ver9.30JSP3a で動作確認しています。

仕様および制限事項 (Top)

使用目的

Memory データベースゲートウェイ（以降「Memory ゲートウェイ」と表記）は、データをメモリ上に格納しながらオペレーションを実行します。用途としては、常駐テーブルを使用する時に標準的に使用されることがあげられます。その他の用途として、ソートファイルおよびワークファイルとして使用することがあげられます。
Memory ゲートウェイにより作成されるファイルは Magic 終了時には削除される一時ファイルですので、保存が必要なアプリケーションやデータに対しては使用しないでください。

起動方法

1. 常駐テーブルを使用する場合、動作環境の［常駐テーブル読込］欄を「Yes」に設定します。その上でテーブル特性の「常駐」欄を設定します。
   注意：全てのテーブルが常駐できるわけではありません。カラム及びインデックスの制限は元になるデータベースではなく、Memory テーブルの制限に依存するためです。
   
   

2. 動作環境の［ソート／一時用データベース］欄に Memory テーブルを使用する場合、ソートファイルや一時ファイルは、一時ファイル名で作成されます。ソートファイルや一時ファイルが置かれる位置は、［一時ファイルパス］欄の設定に依存しません。
   
   

3. データテーブルを Memory テーブルファイルとして宣言するには、テーブルリポジトリの［データベース］欄を Memory テーブルベースのデータベースに設定します。
   
   

4. テーブルリポジトリの［DB テーブル］欄を設定した場合、Magic が設定するデフォルトの Memory テーブルの DB テーブル名を変更することができます。
   
   

5. Memory テーブルファイルにカラムを作成する場合、各カラムに適する記憶型式が使用されます。記憶型式を変更したいときは、テーブルリポジトリの各カラムで［カラム特性］ダイアログを表示し、［記憶型式］欄に希望する記憶型式を設定します。
   
   

その他

ログファイル名には、セッションごとに設定されるユーザ名とプロセスＩＤが付加されます。そのため、ログファイルを長いファイル名をサポートしないディスク上に作成しないでください。

技術情報 (Top)

記憶型式と有効キー長

これらのカラムの[データベース定義]欄は「標準」に設定されます。

 制限値

以上