Magic eBusiness Platform Ver9
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このファイルには、Magic eBusiness Platform(以下 Magic と表記)Ver9 の今までに於ける変更点を記述しています。 Ver9.01J SP2の新機能 |
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Ver9.01J SP2の新機能 (Top)ブラウザクライアントモジュールの環境設定 (Top)<ブラウザクライアントモジュールのクライアント配置> 動作環境/アプリケーションサーバに追加されました。
変更の反映: 即時 ブラウザベースのプログラムにおいて使用するJavaAppletおよびJavaScriptのMagicが管理するサブバージョンを指定します。
この指定がない場合、Magicに標準添付されているファイルが使用されます。
ブラウザ・クライアントJavaアプレット・モジュールは、VeriSignのデジタル署名により証明されました。これは、エンド・ユーザにこのモジュールの内容が改ざんされなかったことをVeriSign承認証明書によって確認することを意味します。
署名されたアプレット・ファイルは、標準的なアプレット・ファイルと異なります。署名されたアプレット・ファイルと署名されていないアプレット・ファイル名の違いは最後の文字'S'によって識別することができます。
例えば、MGBC901_03S.cab アプレットの最初のロード時にブラウザ・ビルトイン確認(セキュリティ警告)ダイアログが表示されます。実行するには、はい(Y)を選択します。 ブラウザクライアント・ツールバー (Top)
VCRメニュー用のイメージファイルを使用して、Magicの実行モード時のVCRメニューと同等の操作をブラウザクライアントにて行えます。
同様に編集メニュー用のイメージファイルを使用して、「行作成」「行削除」「取消」の操作をブラウザクライアントにて行えます。
これらのイメージファイルはそれぞれ「mgvcr.jpg」、「mgedit.jpg」というファイル名でブラウザクライアント用のJavaAppletとJavaScriptと同一のフォルダにインストールされます。
[src]のパスはそれぞれの環境に合わせて変更してください。ただし、[name]の内容は変更しないでください。
イベント実行コマンドの改善 (Top)イベント実行コマンドが非同期(Wait=No)のときもパラメータを渡すことができるようになりました。パラメータは参照のみ可能です。従ってイベントプログラムでパラメータを変更しても、値は戻すことはできません。
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上境界線 |
カラムの上の境界線を表示するかどうかを指定します。 |
右境界線 |
カラムの右側の境界線を表示するかどうかを指定します。 |
Yes/No または、式で定義できます。
Magic
が開発機能として提供している選択一覧(モデル一覧、テーブル一覧
など)
で、選択項目を位置付けする機能が拡張されました。
インクリメンタルサーチの様に先頭の文字を入力することで該当する項目に位置付けを行ないます。(全角文字での検索は正常に機能しない場合があります。)
この関数は、指定した項目の書式を取得するものです。
構文 |
VARPIC(シンボル名、モード) |
||
シンボル名 |
セレクト項目のシンボル名(VAR リテラルをつけないとエラーになる場合があります) |
||
モード(数値) |
機能モード |
モード= 0 |
カラム特性、変数特性で定義された書式が返ります。Blobは、空白が返ります。 |
モード= 1 |
コントロール特性上で定義された書式が返ります。クラス=0 のみ有効です。 |
フォームに定義されていない 項目は モード=0 と同じ結果になります。
項目の内容を取得する関数ですが、通常のフローでは動作せず、ハンドラやコントロール前後処理時にのみ有効になります。
構文 |
パラメータはありません。 |
戻り値 |
ハンドラ実行時に最後に編集された値が返ります。型は、対象となる項目の書式に依存します。 |
(例)
ハンドラの場合 |
トリガが発生したときにパーキングしている項目の現在の値が返ります。このときハンドラが、強制終了:レコード になっている場合は、無効です。 |
コントロール前 |
指定したコントロールに入ろうとした時点でそのコントロール(項目)の内容が返ります。 |
コントロール後 |
指定したコントロールを出ようとした時点でそのコントロール(項目)の内容が返ります。 |
この関数は、ハンドラーが起動された時点でのカレントのコントロールの内容に値を設定します。
構文 |
EDITSET(値) | ||
値 |
設定する値 型は、設定先の型に合わせる必要があります。 | ||
戻り値 |
論理値 | True | 処理が成功した場合 |
False | 処理が失敗した場合 |
(例)
ハンドラの場合 |
トリガが発生したときにパーキングしている項目に指定した値が設定されます。このときハンドラが、強制終了:レコード になっている場合は、無効です。 |
コントロール前 |
指定したコントロールに入ろうとした時点でそのコントロール(項目)の内容が更新されます。 |
コントロール後 |
指定したコントロールを出ようとした時点でそのコントロール(項目)の内容が更新されます。 |
クロスリファレンスの対象となるリポジトリの行番号の範囲を指定できるようになりました。
クロスリファレンス実行時のダイアログに対象となる番号の範囲を指定することで項目が追加され、CTL特性を除く全てのオブジェクトで範囲を指定することが可能です。
RQRTINF関数の戻り値が以下のように変更されました。(太文字が追加された値)
- ホスト名
- ポート番号
- IPアドレス
- プロセスID
- ステータス
- アプリケーション名
- 実行スレッド数
- ピークスレッド数
- 最大使用可能スレッド数
以下のイベントが追加されました。
- チェックアウト
- チェックイン(Ctrl + 1)
- 再同期
- アンチェック(Ctrl + 2)
- 水平均等揃え(Ctrl + 2)
- 垂直均等揃え(Ctrl + 3)
- 前面移動(Ctrl + 4)
- 背面移動(Ctrl + 5)
- 最背面移動(Ctrl + 6)
- 最前面移動(Ctrl + 7)
- Zオーダ表示(Ctrl + 8)
- サイズ調整(Ctrl + 9)
- フォルダへ移動(Ctrl + F)
定義式ウィンドウ内でのショートカットが変更されました。
- 関数一覧(Ctrl + 1)
- アクション一覧(Ctrl + 2)
- キーボード一覧(Ctrl + 3)
- 権利一覧(Ctrl + 4)
- コントロール一覧(Ctrl + 5)
- テーブル一覧(Ctrl + 6)
- プログラム一覧(Ctrl + 7)
- エラー一覧(Ctrl + 8)
MAGICクライアントで以下のイベントが有効になりました。
- ダブルクリック
- クリック
- マウスアウト
- マウスオーバー
ただし、同一のコントロールに対して「クリック」イベントと「ダブルクリック」イベントの両方をハンドラに指定すると、ダブルクリックの場合、「クリック」イベントが2回ハンドリングされ、「ダブルクリック」イベントは無効になります。
- 開発時にリポジトリに戻るとき、最後にリポジトリがオープンしていた時のカーソルがあるフォルダに、自動的にパークするようになりました。
- リポジトリの中で、オプション・メニューのフォルダオプションをクリックするか、CTRL+Fを押下し、ジャンプしたいフォルダを選択することによって、簡単に異なるフォルダへジャンプすることができます。
- プロパティシートに格子線が表示されるようになりました。また、文字列を入力するプロパティで 広域表示(F6)が可能になりました。
RQRTINF関数の戻り値が以下のように変更されました。(太文字が追加された値)
- ホスト名
- ポート番号
- IPアドレス
- プロセスID
- ステータス
- アプリケーション名
- 実行スレッド数
- ピークスレッド数
- 最大使用可能スレッド数
以下のイベントが追加されました。
- チェックアウト
- チェックイン(Ctrl + 1)
- 再同期
- アンチェック(Ctrl + 2)
- 水平均等揃え(Ctrl + 2)
- 垂直均等揃え(Ctrl + 3)
- 前面移動(Ctrl + 4)
- 背面移動(Ctrl + 5)
- 最背面移動(Ctrl + 6)
- 最前面移動(Ctrl + 7)
- Zオーダ表示(Ctrl + 8)
- サイズ調整(Ctrl + 9)
- フォルダへ移動(Ctrl + F)
定義式ウィンドウ内でのショートカットが変更されました。
- 関数一覧(Ctrl + 1)
- アクション一覧(Ctrl + 2)
- キーボード一覧(Ctrl + 3)
- 権利一覧(Ctrl + 4)
- コントロール一覧(Ctrl + 5)
- テーブル一覧(Ctrl + 6)
- プログラム一覧(Ctrl + 7)
- エラー一覧(Ctrl + 8)
MAGICクライアントで以下のイベントが有効になりました。
- ダブルクリック
- クリック
- マウスアウト
- マウスオーバー
ただし、同一のコントロールに対して「クリック」イベントと「ダブルクリック」イベントの両方をハンドラに指定すると、ダブルクリックの場合、「クリック」イベントが2回ハンドリングされ、「ダブルクリック」イベントは無効になります。
- 開発時にリポジトリに戻るとき、最後にリポジトリがオープンしていた時のカーソルがあるフォルダに、自動的にパークするようになりました。
- リポジトリの中で、オプション・メニューのフォルダオプションをクリックするか、CTRL+Fを押下し、ジャンプしたいフォルダを選択することによって、簡単に異なるフォルダへジャンプすることができます。
- プロパティシートに格子線が表示されるようになりました。また、文字列を入力するプロパティで 広域表示(F6)が可能になりました。
実項目をセレクトした場合の項目名を、テーブルで定義した名前とは異なる名前に指定できます。
実項目に対するセレクトコマンドの名前欄を編集することで変更できます。変更された名前は、変更したプログラムとそのサブタスクでのみ有効です。
空白は入力できません。空白を入力すると、テーブルで定義された名前になります。
関数とアクションの一覧が、グループ毎に分かれて表示されるようになりました。
ブラウザクライアントに
HTMLページの妥当性をチェックするためのパラメータを渡すことができます。この設定で実行すると、エラーメッセージが独立したウィンドウで表示され、ユーザはエラーの情報を確認することができます。
方法は、URLにDEBUG_CLIENT=1
というパラメータを付加します。このパラメータに1以外の値を指定すると、HTMLページのチェックを行いません。
また、プログラムリポジトリから[F7]キー
でブラウザタスクを実行した場合は、常にDEBUG_CLIENT=1
が付加されて実行されます。つまり、開発モードで実行すると、常にチェック処理が有効になります。
エラーウィンドウを表示させるためのURLの例:
http://host/mgrqispi9.dll?APPNAME=MYAPP&PRGNAME=MYPROG&DEBUG_CLIENT=1
ナビゲータと特性シートが1つのウィンドウ内に表示されるようになりました。
2つの表示を1つのウィンドウ内にまとめたい場合は、どちらかをドラッグして他方にドロップしてください。2つのオプションタブはウィンドウの下に表示されます。このタブで、ナビゲータと特性シートを切り替えられます。
これらを分けたい場合は、タイトルをドラッグしてから
Ctrlキーを押しながらクリックしてください。
統合されたウィンドウは、Magic
のウィンドウの端に表示されるか、フローティングウィンドウ表示されます。
[設定/動作環境/システム]に[システムログイン]のパラメータが追加されました。
この設定は、Magic のユーザアカウントをOSに合わせるかどうかを指定します。
この設定の選択した以下の通りです:
N=なし | ユーザ名としてのデフォルト値を使用しないで、[パスワード入力]の設定に従って、自動的/明示的にログオンダイアログをオープンします。 |
U=ユーザ名 | OS にログオンしたユーザ名を元に、[パスワード入力]の設定に従って、自動的/明示的にログオンダイアログをオープンします。 |
F=フルログオン | ログオンダイアログは無効です。[パスワード入力]の設定は無視されます。 OSにログオンしたユーザ名を元に自動的にログオンされます。 |
注意:
Magic
のユーザ定義ファイルのパスワードは、OSのパスワードと整合性があるわけではありません。
F=フルログオンを設定した場合、Magicは、Magicのユーザパスワードをチェックしません。これは、ユーザ名が既にOS側で認証済みだからです。フルログオンで指定していても、Magicのユーザパスワードは、ユーザ毎にユニークに指定しておくようにしてください。
OS のユーザ名がMagicのユーザ定義ファイルに無くて、ログオン処理に失敗しても、[パスワード入力]の設定は無視されます。
[パスワード入力]が [Yes] に設定されていると、OSにログインしたユーザ名でログオンダイアログが表示されます。
[設定/動作環境/動作設定]に[入出力デバイスのオープンタイミング]のパラメータが追加されました。
入出力デバイスのオープンタイミングは2つの方法で制御できます。
I=即時 | 入出力を定義したタスクがオープンされた時点で実行されます。(デフォルト値) |
O=利用時 | 利用時 データ出力/入力コマンドを実行したり、入出力デバイスを制御する関数(EOF、EOP、LINE、PAGE 等)が実行された時点で実行さ れます。 |
テーブルコントロールのカラムタイトルのテキストに改行を挿入して、複数行表示ができるようになりました。
カラム特性のカラム名欄で広域表示ウインドウ(F6)を表示して、複数行編集を行います。