2001年12月
マジックソフトウェア・ジャパン 株式会社

 

Magic eBusiness Platform Ver9.01J SP3a
追加情報

 Magic eDeveloper
 Magic Application Server
 Magic Client

     
 

このファイルには、Magic eBusiness Platform(以下 Magic と表記)Ver9.01J SP3a について、マニュアルに記載されていない注意点や制限事項など重要な情報が記載されています。

動作環境および注意事項

dbMAGIC Ver8と混在環境での使用について

旧バージョンからのマイグレーション

制限事項および留意事項
 設定
 モデル
 テーブル
 メニュー
 コンポーネント
 プログラム一般
 データアクセス
 ロックとトランザクション
 SQL共通
 関数
 ユーティリティ
 リポジトリ入出力
 フォーム
 HTMLフォーム
 印刷機能
 プレビュー機能
 インターネット機能
 ブラウザクライアント
 ワークグループ開発機能
 サーバ機能
 コマンドラインリクエスタ
 その他

参 考

 文字型書式「位置指示記号」の拡張
 サポートするイメージフォーマット
 制限値
 ボーナスパック
 インタラクティブWebアプリケーションの開発と実行

Ver9.01J SP3の新機能

Ver9.01J SP3aでの改善内容

 

     
 

動作環境および注意事項 (Top)

SP2ベータ、SP2、SP2a、SP3ベータ、SP3 からのアップグレード

  • Magicコントロールファイル(MCF)は互換性があります。ただし、フラットファイル(MFF)は、再作成を行う必要があります。

  • V8から移行したV9のアプリケーションは、再度V9SP3aにてリポジトリ出力/入力を行うことを強くお奨め致します。 

  • SP3、SP3ベータの場合は、アクセスしていたブラウザ環境にて、以下の場所に存在する「MGBC901_05」から始まるファイルを削除してください。
    ・Windowsディレクトリの下の「Java\Classes\magic」。
    ・インターネット一時ファイル。 

SP1からのアップグレード

  • Ver9.01 SP1のMagicコントロールファイル(MCF.MFF)とは互換性がありません。SP1にてリポジトリ出力し、SP2aでリポジトリ入力を行なう必要があります。コンポーネントを使用している場合、コンポーネント化されているコントロールファイルを先に移行して下さい。事前にSP1の開発環境をバックアップされることをお奨めいたします。

  • MAGIC.INI の以下の設定を変更してください。

旧デフォルト値

新デフォルト値

ContextInactivityTimeout = 20

ContextInactivityTimeout = 12000

ContextUnloadTimeout = 20

ContextUnloadTimeout = 200

  • MAGIC.INI [MAGIC_ENV]に、以下の項目を追加してください。

動作環境項目名

コマンド名

ブラウザクライアントモジュールのクライアント配置

UseSignedBrowserClient = Yes

ブラウザクライアントのサブバージョン

BrowserClientSubVersion =

  • デフォルトモデルを修正したため、モデルリポジトリでクラス[O=GUI出力]、型[F=フォーム]に指定されているモデルは、デフォルトモデルとの継承設定を解除してください。

注意:

  • 旧レビジョンをインストールした状態でアップグレードを行った場合は、ライセンスファイルの更新は行われません。Magic Application Server や Magic Client のベータ版ライセンスを使用している場合は、一端ライセンスマネージャでライセンスを削除した後、登録していただく必要があります。(その際、ライセンスサーバを再起動する必要があります。)

  • インターナショナル版のMagicコントロールファイル(MCF、MFF)とは互換性がありません。リポジトリの出入力が必要です。

WindowsNT 4.0 サポート

以下の環境で動作確認しています。

Magic eDeveloper、Magic Client WindowsNT Workstation 4.0 SP6a
Magic Application Server WindowsNT Server 4.0 SP6a

HASP

  • USB HASPは、USBハブ経由で接続することができます。USB−パラレル変換ケーブル経由でパラレルHASPを接続することはできません。

  • WindowsNT4.0では、USB HASPはサポートされていません。

 

使用するデータベース固有の追加情報が、下記のファイルに記述されております。

Pervasive.SQL 2000

readme_psql.htm

Memory

readme_mem.htm

Oracle8i

readme_ora8.htm

MSSQL7

readme_ms7.htm

ODBC

readme_odbc.htm

     
 

dbMAGIC Ver8と混在環境での使用について(Top)

dbMAGIC Ver8との混在環境で使用できるようにセットアップ環境が以下のようになります。

  • MGRB.INIのBrokerPort、MGREQ.INIのMessagingServerのデフォルト値が3001に変更されました。

  • リクエスタ関連のモジュール名が以下のように変更されました。

V8モジュール名 V9モジュール名
mgrqispi.dll mgrqispi9.dll
mgrqns20.dll,mgrqns35.dll mgrqnspi9.dll
mgrqcgi.exe mgrqcgi9.exe
mgrqgnrc.dll mgrqgnrc9.dll
mgrqhttp.dll mgrqhttp9.dll

上記の変更に伴い、MAGIC.INI、HTMLファイルを必要に応じて変更してください。
(例:InternetDispatcherPath = /Magic9Scripts/mgrqispi9.dll)

※Ver8 で開発されたインターネットアプリケーションを移行する場合、注意が必要です。リクエスタ関連のモジュール名が以下のように変更されました。 

     
 

旧バージョンからのマイグレーション(Top)

 

dbMAGICバージョン

 

リポジトリ入力可能な、旧バージョンは、dbMAGIC Ver8のみとなります。それ以前のバージョンは、一度、Ver8へ移行するか、弊社の移行サービスをご利用ください。

 

JAVAフォーム

 

Javaフォームはサポートされておりません。Ver8のアプリケーションをリポジトリ入力すると、Javaフォームは削除されます。

 

Magicのメニューアイコン

 

Magic Ver9 はアイコンの新しいセットを提供します。Ver8 の内部アイコンを使用しているアプリケーションの場合、Ver9 では異なるアイコンが表示される場合があります。 外部のアイコンを使うように変更するか、またはメニューに対して新しいアイコンを割り当て直してください。


基本色定義ファイルとフォント定義ファイルの変更

 

Magic Ver9 は、新しい基本色定義ファイルとフォント定義ファイルを提供しています。最初の1〜100番までは、Magic 内部用に割り付けられています。この変更により、旧バージョンからの移行時には、アプリケーションで使用している色とフォントの参照をコンバートする必要があります。

基本色/フォント定義ファイル コンバートユーティリティ(英語)がありますのでご使用ください。詳細は、インストールガイドを参照してください。

 

イベントハンドラ

 

Ver8 のタスクイベントは、対応した Magic Ver9 のハンドラの下で、コールコマンドに変換されます。Ver8 の CTL イベントは、メインプログラムのハンドラに変換されます。

 

LEVEL関数

 

Magic Ver9のLEVEL関数は、Ver8と異なる値を返します。
グループレベルをチェックするとき、LxPまたはLxSの代わりに、関数は"GP_<変数名>" または "GS_<変数名>"の文字列を返します。

 

トランザクションロッキング

 

移行したアプリケーションのトランザクション・モードは、全て物理トランザクション・モードとなります。

MS-SQL 使用時のデフォルトのロックの動作は、物理ロッキングに変更になっています。 dbMAGIC Ver8 と同等にする場合は、[設定/データベース]の[データベース情報]欄に「SQL_PHYSICAL_LOCKING=N」と設定します。

 

レポートジェネレータ

 

サポートされておりません。

 

バージョン管理機能

 

現在、サポートされていません。

 

バックグラウンドモードでのGUI印刷

 

Magic Ver9 のアプリケーションサーバは、バックグラウンドモードではマルチスレッドで動作します。しかし、アプリケーションにおいてGUI形式プリンタに帳票を印刷する場合、アプリケーションサーバは、シングルスレッド(MAGIC.INI のMaxConcurrentRequests を 1 に設定)で動作させなければなりません。

 

GUI画面のテーブルコントロール

 

GUI画面のテーブルコントロールの機能が拡張されました。Ver8で作成したテーブルコントロールをVer9 と同じ機能にするには次の変更を行います。

  • コントロール特性/スタイル ・・・ 凸立体 → Windows立体

  • コントロール特性/サイズ変更 ・・・ No → Yes

  • 各カラムのタイトルの変更 ・・・
    (1) テキストコントロールの親子リンクを解除してから削除。
    (2) Alt+マウスクリックでカラムを選択し、特性のテキストにタイトル名を記述。

リポジトリ入力ログファイル

 

アプリケーションリポジトリ入力を行なうと、アプリケーションリポジトリ入力ログファイル(XXIMP.LOG)を作成します。
変換エラー等が発生していないか、入力ログで確認してください。

     
 

制限事項および留意事項 (Top)

設定(Top)

  • 以下のフォント/基本色定義は、開発、実行環境で異なります。
  実行環境 開発環境
フォント定義 (1)基本テーブル項目 (23)開発基本テーブル項目
(9)基本プッシュボタンフォント (27)開発基本プッシュボタンフォント
基本色定義 (1)基本色 (18)開発基本色
(2)基本項目色(平面) (19)開発基本項目色(平面)
(5)基本項目色(立体) (20)開発基本項目色(立体
  • [設定/動作環境]の[アプリケーションサーバとして動作]欄が「Yes」の場合、オンラインプログラムでIMEの入力が遅くなることがあります。(1000084)

モデル(Top)

  • モデルリポジトリの項目クラスで、書式等を変更しても、モデルを参照しているカラムのテーブルに対して、即時に物理テーブルの自動変更は行われません。物理テーブルのチェックを行い、変更を促すダイアログが表示されます。その場合、テーブルリポジトリ上で、[オプション/テーブル変換] 又は、Ctrl+O を実行して手動で変更処理を行う必要があります。(1000015)

  • モデルリポジトリでは、取消アクション(F2)が無効です。(1000131)

テーブル(Top)

  • DDF作成するテーブルの[名前]欄およびカラムの[名前]欄を空白にしないで下さい。空白にした場合、Pervasive.SQL のODBCドライバにおいて正しく認識されない場合があります。(1000222)

メニュー(Top)

  • メニューリポジトリでコメントが入力できません。(921187)

  • メインプログラムのタスク前処理においてオンラインタスクを起動している状態で、メニューからプログラムを実行するとMagicが異常終了します。(776920)

コンポーネント(Top)

  • コンポーネントプログラムをコールする場合、フォームパラメータを指定すると、実行時にMagicが異常終了します。(297587)

  • コンポーネントイベントのコメントを開くと、Magicが異常終了します。(743460)

  • コンポーネントの権利は有効になりません。(1000007)

  • チーム開発時に、コンポーネントリポジトリのテーブルからAPGでプログラムを作成するとき、フォルダ名を選択して行うとフォルダ名にゴミが表示され、Magicが異常終了する場合があります。(10427)

  • 式テーブルでCALLPROGのパラメータにコンポーネントプログラムを設定した場合、コンポーネントアプリケーションでプログラムの番号の変更は反映されません。(295192)

  • ドキュメントテンプレートファイルにDoc_ext.jpn を設定して、コンポーネントの仕様書出力を行うと、Magicが異常終了することがあります。(297583)

  • コンポーネントアプリケーションのメインプログラムのハンドラでメッセージパラメータに CALLPRG関数を定義した場合、呼出し元のプログラム側でエラーを発生させても実行されません。(281694)

  • 即時有効=Noに設定したコンポーネントにあるイベント/ハンドラを、プッシュボタンに設定しても、動作しません。(302354)

  • コンボボックスのソーステーブルに、常駐パラメータをD:利用時に設定したコンポーネントテーブルが指定されている場合、実行時にMagicが異常終了します。(306069)

  • コンポーネントイベントのコメントを開くと、Magicが異常終了することがあります。(748202)

  • コンポーネントプログラムがメインプログラムの式イベントに設定されている場合、実行時に異常終了します。(758921)

  • コンポーネントプログラムにコンテキストメニューが定義されている場合、実行時にそのメニューは表示されません。(943322)

  • コンポーネントリポジトリに登録されたアプリケーションのメインプログラムのタスク前処理の内容は、アプリケーションの初期時に必ず実行されます。(1000350)
  • MAGIC.INI、またはショートカットにApplicationstartup=R またはB と設定して起動し、即時有効チェックを外したコンポーネントのあるアプリケーションをオープンすると、Magicが異常終了することがあります。(1000355)

  • 開発環境を移行すると、アプリケーションオープン時に「MAGICインターフェースファイルをオープンできませんでした。」のメッセージが表示され、登録されているはずのコンポーネントが利用できなくなることがあります。(1000356)

発生条件 (1)  論理名の設定ミスなどで、設定済みのコンポーネントファイルが見つからない状況で、コンポーネント特性を開く。
(2)  コンポーネント特性のCTLファイル名、またはフラットCTLのフラグを変更して保存する。これにより、コンポーネントの各項目がすべて削除されてしまう。
(3) これ以後は、ロードしたときのMCIファイルを参照し、その情報に基づいてコンポーネントが動作する。
(4) MCIファイルを移動、または削除するか、CTLファイル、コンポーネントのCTLファイルを別のマシンに移動して、MCIファイルが参照できなくなった時点で、エラーが発生する。
回避策 (A)  MCIファイルが参照できるような以前の開発環境に戻せる場合、その環境のもとでリポジトリ出入力を行うことで、コンポーネントリポジトリの情報が元に戻ります。従ってこれ以後、MCIファイルがなくてもエラーにはなりません。 
(B)  MCIファイルはあるが、以前の格納場所に置くことができない場合は、次の手順になります。
(1) アプリケーションレベルでリポジトリ出力します。
(2) その出力ファイルをエディタで開き、MCI_FILE=...\...mci の記述を探し、そのパスを現在格納されているパスに書き換える。
※その他の内容は絶対に編集しないで下さい。CTLが正しく読み取れなくなることがあります。
(3) 新規のCTLにその出力ファイルをリポジトリ入力する。
(4) コンポーネントが正常に動作するのを確認して、もう一度アプリケーションのリポジトリ出入力する。
(C)  MCIファイルがなくなった場合
(1) コンポーネントリポジトリでオプション/読込再読込 を行う。
(2) モデル、テーブル、プログラム等の各リポジトリの中で、今まで設定していたコンポーネントの項目を再設定する。

 

プログラム一般(Top)

  • パラメータ項目を定義した孫タスクを親タスクにドラッグ&ドロップすると異常終了する場合があります。(0569028)
  • プッシュボタンの書式に、G、J、S、T、X の文字を使用すると、実行時に指定した文字は表示されません。文字型書式「位置指示記号」が拡張されたためで、使用したい場合には、拡張機能を無効化してください。詳細は、本ファイルの 「文字型書式「位置指示記号」の拡張」 を参照してください。(1000230)
  • テーブル特性の[ウィンドウ内テーブル]を「Yes」に設定したテーブルにプッシュボタンを配置し、コントロールヒットイベントのハンドラでコールコマンドを定義した場合、コールタスクが正常に起動しない場合があります。(1000257)
  • 内部イベントのようにコントロール上に制御が戻ってから実行されるイベントの場合、イベント実行コマンドのウェイトパラメータは「No」に設定する必要があります。(1000216) 
  • コントロール特性の[イベント実行]を設定しないプッシュボタンのクリックイベントによって、コールされたタスク、またはプログラムが起動時に即終了することがあります。この場合、プッシュボタンにユーザーアクションを定義して下さい。(1000260)
  • 範囲位置付/ポジションに設定されたBLOB項目に、CURRPOSITION関数の戻り値を更新し、パラメータの受け渡しを行うと、Magic が異常終了することがあります。(1000245)
  • バックグラウンドモードで、次のようなプログラムが実行されると、Magicが異常終了します。(581160)
    (1) ハンドラが定義されており、3階層のネストで実行されている。
    (2) 実行された最後のタスクがメインプログラムで定義されたイベントハンドラから起動されている。

  • セレクトコマンドの変数定義を実項目に変更後、項目名の変更/削除を行うとMagic が異常終了することがあります。(592627)

データアクセス(Top)

  • 遅延トランザクションモードのプログラム、または物理トランザクションモードでキャッシュが有効になっているプログラムでは、タスク制御/オプションタブ/ウィンドウ再表示パラメータは機能しません。再表示が必要な場合、明示的にビュー再表示のアクションをしてください。(1000223)
  • 19桁〜38桁までの数値項目を扱う場合、MAGIC.INIに以下の設定が必要です。ただし、この設定を行うとパフォーマンスに影響がでる場合があります。(1000234)
    [MAGIC_SPECIALS]
    XXLNumericSize = Y
  • Pervasive.SQL(Btrieve)使用時に、カラムテーブルで日付型項目を新規に定義すると、記憶型式がStringDateになります。Pervasive.SQL(Btrieve)のデータベースにおいて今までのバージョンと互換性を持たせる場合は、IntegerDateに変更する必要があります。(1000098)

ロックとトランザクション(Top)

  • [設定/データベース]テーブルの[Magic ロック]欄が「テーブル」「なし」の場合、リンクの再構築時にロックが解除される場合があります。(0154738)

SQL共通(Top)

  • 既存テーブルに外部キーを追加して自動再作成を行う際に、外部キーを構成しているカラムのデフォルト値、または既存の値が、対応している参照キーのデータに存在しない場合、DBMSによる整合性チェックにより、レコードが作成されません。(1000224)
  • 外部キーを削除しても、参照されていたテーブル定義の変更ができないことがあります。これは、外部キーがあるテーブルの定義変更を行った際に作成されたバックアップのテーブルが存在している可能性があります。(1000229)

関数(Top)

  • OLEオートメーション関数を使用してOCXコンポーネントからVariant型データを受け取り、Magic文字型データに格納する場合は、あらかじめ書式の長さ分のダミー文字列を代入しておく必要があります。(0148138)
  • LIKE関数をSQL Where句/Magic SQLの式以外で使用する場合、日本語(DBCS)データでは正しく動作しません。(0563530)
  • LMCHKOUT、LMCHKIN 関数は、サポートされていません。(1000231)
  • EXPCALC関数の戻り値が小数の場合、この関数を含む計算式の結果が期待する値と異なることがあります。この場合、関数の戻り値に対してROUND関数を使用してください。(1000310)

ユーティリティ(Top)

  • プログラムチェックをかけると、メモリリークが発生します。プログラムチェックを多用する場合は、定期的に再起動を行なってください。(1000032)
  • SP1 以前で、コンポーネントを使用した場合、SP3 にアップグレードした後にコンポーネントビルダを起動すると以下のメッセージが出る場合があります。
    「テーブルの定義が合っていません ! テーブルを変更しますので、再起動してください!」
    これは、コンポーネントビルダ用のDBテーブルの構成が変わったためで、コンポーネントビルダ゛でテーブル構成を自動的に変換いたします。コンポーネントビルダを再度起動していただければ、今まで通り使用することができます。(1000014)
  • データコントロールを設定したカラムを持つテーブルに対して、[オプション]が「Inet」のAPGを行うと、Magicが異常終了することがあります。(1000244)
  • 外部結合リンクコマンドをセレクトコマンドより前に定義すると、プログラムチェック時に「結合リンクで参照する項目は、リンクコマンドより前に定義しなくてはなりません。」 というエラーが表示されます。(471474)
  • ナビゲータのブックマークの表示でコンテキストメニューを表示すると、「行作成」が有効表示されますが機能しません。(764321)
  • メインプログラムでサブタスクが定義されているとき、コンポーネントイベントのクロスリファレンスを行うと、Magicが異常終了します。(302449)
  • プログラムチェック中に、「式が使用されていません」という警告ダイアログが表示されているときに、ナビゲータのタスク名とタスクアイコンをクリックすると、異常終了することがあります。(744240)

リポジトリ入出力(Top)

  • フォルダを含むアプリケーションをリポジトリ入力している途中でキャンセルを行うと、空のフォルダが作成されます。(623236)
  • データコントロールのソーステーブルにコンポーネントが設定されている場合、リポジトリ出力/入力を行うと、この設定がクリアされます。(297334)
  • プッシュボタンの実行イベントに、メインプログラムのユーザー定義イベントを割り当てたモデル項目がある場合、このアプリケーションをリポジトリ出入力すると、プッシュボタンの実行イベントの定義がクリアされます。(759170)
  • アプリケーションをリポジトリ入力した直後にフラットファイルを作成した場合、そのフラットファイルを実行版でオープンすると、Magicが異常終了します。フラットファイルを作成するときは、リポジトリ入力してからアプリケーションファイルを再オープンして下さい。(993932)
  • コンポーネントリポジトリが含まれている出力ファイルをリポジトリ入力するときに、参照するコンポーネントのアプリケーションファイルが存在していない場合、Magicが異常終了します。(766145)

フォーム(Top)

  • [基本色]テーブルにて、背景色を透過指定した場合、フォームエディタ上の色パレットでは黒の背景色で表示されます。(1000019)
  • APGで作成したコントロールと、手動で貼り付けたコントロールでは以下が異なります。(1000020)
    ラジオボタン/チェックボックス → スタイル(APG=凸立体、 貼り付け=凹立体)
    リストボックス → 幅のサイズ
  • カラムコントロールの水平整列/垂直整列の設定内容を同一テーブル内で混在させることができません。(1000184)
  • 何も変更していない場合でも、終了時に「変更内容を保存しますか?」の確認画面メッセージが表示されることがあります。(1000172)
  • 「元に戻す」操作を行うと、データコントロールの範囲パラメータの値がクリアされます。(1000311) 
  • 表示領域外に配置されているコンボボックスを移動すると、表示が消えてしまいます。この場合、一旦フォームを閉じて、再度オープンしてください。(1000315)
  • GUI印刷フォームに平面スタイルのテーブルコントロールを使用した場合、右端が二重線で作成されます。(1000316)

HTMLフォーム(Top)

  • HTMLフォームにおいてリッチエディットを貼り付けられますが、このコントロールは表示専用となります。(1000021)
  • [複数行編集]欄が「No」のコントロールの高さを変更しようとした場合、予期しない空白行がフォームに挿入されることがあります。(1000186)
  • HTML形式のフォームにおいて、[入力フォーム]欄が「No」のフォームに対して、[入力フォーム]欄が「Yes」のフォームにあるエディットコントロールを貼り付けられます。また、[入力フォーム]欄が「No」のフォームへラジオボタンなどの入力用のコントロールを配置できます。しかし、これらの項目は実行時にWebブラウザ上で正しく扱われない可能性があります。(1000187)
  • フォーム上で矢印キーを押下した場合、マウスカーソルの形状が変化することがあります。(1000022)
  • テーブルコントロールに[背景]を指定しても、フォームエディタ上では表示されません。(1000188)
  • Javaアプレット、ActiveXコントロールに渡すパラメータを定義式で指定する場合、文字型で定義してください。(1000189)
  • HTMLフォームエディタのスタティックテーブルの一つのセル内に複数のコントロールを配置する場合、縦にしか並べることができません。(1000190)

印刷機能(Top)

  • 印刷においてフォーム寸法単位をダイアログに設定した場合、Magic のバージョンにより出力結果が異なる場合があります。寸法単位は、センチかインチを指定してください。(1000023)
  • 入出力特性の[用紙サイズ]、[用紙の向き]および[部数]の指定より、MGPRN ユーティリティで指定された印刷の向きが優先されます。(1000191)
  • バックグラウンドモードでは、印刷処理が機能しません。(1000141)

プレビュー機能(Top)

  • プレビュー表示で、多量の印刷、イメージを含む印刷を行なうことで、リソースまたは仮想メモリが不足すると警告メッセージが表示されます。(1000105)
  • プレビュー表示では、イメージスタイルが以下の場合、有効になりません。(1000192)
    T=タイル
    C=コピー
  • プレビュー表示では、プリンタ固有のマージンの設定を考慮しておりません。このため、左右上下の余白部分が実際の印刷結果と異なります。(1000193)
  • 表示倍率を変更するコンボボックスにカーソルがあると、キーボードによって改ページができません。(1000194)
  • [フォーム特性]の[フォーム拡大]が[M=複数ページ]の場合、リッチエディットは拡大して出力できません。(1000195)

インターネット機能(Top)

  • URLを表す文字列にASCIIコード以外の文字が設定されている場合、そのコードは%##(##は 16進コード)という形式に変換されます。このコードはシフトJISとなります。この機能を使用する場合、MAGIC.INI にて以下の設定を行ってください。(1000196)
    [dbMAGIC_ENV]
    TripletNonAsciiUrl = Y
  • 日付項目にパラメータとして不正な値を渡した場合、日付は「7908/01/04」となります。(882613)
  • マージ出力時のトークン前付符号/後付符号のデフォルト値を変更できるようになりました。MAGIC.INI にて以下の設定を行ってください。(1000169)
    [dbMAGIC_ENV]
    MergePrefix = トークン前付符号
    MergeSuffix = トークン後付符号
  • レコードメインテーブルで移動登録操作を行い、セレクトコマンドの順序を変更した場合、以下のテーブルに設定されている項目は連動しません。(1000218)
    (1) ハイパーリンク/パラメータ(フォーム特性、終了時URLなど)
    (2) フォーム/HTMLコントロール/サブフォーム/コントロール特性/パラメータ 
    (3) HTMLフォーム特性/コンテキスト変数/パラメータ
    (4) HTMLフォーム/Javaコントロール特性/パラメータ
    (5) HTMLフォーム/ActiveXコントロール特性/パラメータ

ブラウザクライアント(Top)

  • Magic eDeveloper をフォアグラウンドで使用する場合とバックグラウンドで使用する場合では、内部のコンテキストの管理方法が異なります。そのため、テスト実行などで複数のコンテキストを切り替える場合、バックグラウンドで使用するか、Magic Application Server を使用してください。(1000024)
  • レコードの情報はWebブラウザ側にキャッシュされるため、最新の情報が表示されるとは限りません。たとえば、レコード後処理を通過しない(レコードの内容がデータベースに反映されない)ときにも、Webブラウザ上では項目更新された情報が表示されます。必要に応じてビュー再表示アクションを発行してください。(895513)
  • Magicエンジン、HTTPServer、ブラウザを、Windows98 同一PC上にて構成している環境の場合、ブラウザクライアントの中で別のブラウザクライアントプログラムを呼び出した時に、「The Applet was not found」というメッセージが出る場合があります。(1000065)
  • ブラウザの「戻る」、「進む」、「更新(リロード)」ボタンを押下すると、動作が不安定になる場合があります。アプリケーション側での対応(リスタート、戻り、ビュー再表示ボタン等)を考慮してください。(1000198)
  • 一つのフレームセット内に複数のブラウザプログラムを実行させる場合、何れかのプログラムを親として、他のプログラムをコールする必要があります。(1000122)
  • ブラウザタスクは、ユーザメニューおよびコールプログラムから実行することはできません。(1000201)
  • ブラウザクライアントではNULL値を扱えません。(267166)
  • ビュー再表示アクションまたはモード変更を行った場合、カーソルはテーブル先頭に戻ります。(1000214)
  • MIDV 関数およびREPV 関数は2分された全角文字によりデータを正しく認識できなくなることがありますので使用しないでください。(1000117)
  • ROLLBACK 関数の第一引数は無効となり、確認ダイアログは表示されません。(1000203)
  • LEVEL 関数は使用できません。(0808943)
  • ブラウザタスクの項目の内容はフローモニタに表示されません。(0979341)
  • [タスク特性]ダイアログの[ロック方式]欄を「入力時」と設定してもロックはかかりません。(1000206)
  • [タスク制御]ダイアログの[キャンセル確認]欄の設定は無効となります。(1000207)
  • [タスク制御]ダイアログの[強制レコード後処理]欄が「True」の状態において、レコードの削除を行うと、Magicが異常終了します。(1000319)
  • [タスク制御]ダイアログの[レコード削除]欄を設定しても、データベース上からはレコードが削除されません。(1000208)
  • マスク文字に「\」を使用する場合、「\\\\」とする必要があります。(1000209)
  • コンボボックスとリストボックスにおいて、マスク文字「,」は使用できません。(1000320)
  • サブフォームを使用する場合、サブタスクから上位タスクの項目を参照する場合、パラメータを設定する必要があります。また、このパラメータはサブタスクで値を変更して、親のタスクに返すことはできません。(0963891)
  • サブフォームを使用する場合、[タスク特性]ダイアログの[トランザクションモード]欄の「ネスト遅延」は使用できません。(1000210)
  • サブフォームを使用する場合、一つのフォームに複数のサブフォームを定義することはできません。(1000211)
  • サブフォームのパラメータに「スキップ」の項目を定義した場合、実行時に異常終了することがあります。(1000252)
  • 複数行編集項目の先頭行または末尾行にカーソルが存在する状態において、上下矢印キーを押下しても、カーソルはその項目にとどまります。(1000212)
  • 修正モードでデータコントロールのコンボボックスの範囲式に項目を設定している場合、項目の値の変更に対して、ラベルが連動しません。(1000313)
  • 登録モードでは、リンク項目に対する項目更新が機能しません。(1000177)
  • エディットコントロールにカーソルを置いた状態で取消アクションを実行しても、修正中の値はクリアされません。それにより、取消アクションと終了アクションを連続して発行すると、空のデータが作成されることがあります。(1000291)
  • 以下のようなプログラムにおいて、データ入力せずに次行アクションを発行すると、空のレコードが作成されることがあります。(1000317)
    (1) レコードメインにリンクコマンドがある。
    (2) レコード後処理にコールコマンドがある。
    (3) コール先のプログラムで、パラメータで渡した変数を項目更新する。
  • ハイパーテキストコントロールの[ハイパーテキスト]欄はコントロール特性からのみ設定できます。(1000217)
  • ヘルプ番号を変更すると、自動ヘルプがずれます。この場合、リポジトリの入出力を行ってください。ヘルプを追加する場合は、リポジトリの一番最後から行ってください。(0472946)
  • 各PCのブラウザで使用する Microsoft Java VM(Microsoft Virtual Machine for Internet Explorer)のビルド番号は、統一することをお奨めいたします。(1000026)
    MSJでは、以下のビルド番号で動作確認をしています。
    ビルド 3802、2001/1/25 リリース
    Microsoft Java VM は、CD-ROMの\MSJVM\MSJAVX86.EXEからインストールするか、以下のURLから入手可能です。
    http://www.microsoft.com/JAPAN/java/download.asp
    ビルド番号は、コマンドプロンプトよりjview.exeを実行して確認できます。
    C:\Program Files\Microsoft Office\Office>jview
    Microsoft (R) Command-line Loader for Java Version 5.00.3802
    Copyright (C) Microsoft Corp 1996-2000. All rights reserved.
  • 本バージョンで提供しているJavaApplet、JavaScript は以下のとおりです。
JavaApplet MGBC901_05.CAB または MGBC901_05S.CAB
JavaScript MGBC901_05.JS
  • IE6.0 を使用した場合、フレームまたはハイパーテキストコントロールが正しく認識されず、エラーが発生することがあります。
  • 登録モードにおいて、レコードメインで実項目が代入された変数に対して、データを入力して次のレコードに移動すると、その値がクリアされます。(960170)
  • メインプログラムが実行されたときに、トランザクション外でデータベースによるエラーが発生した場合、Magicが異常終了することがあります。(541872)
  • ブラウザ起動時に、サブフォームのコントロールすべてのパーキング条件がNoになっている場合、ブラウザにエラーが表示されます。(1000243)
  • ブラウザのイメージファイル名の指定には、論理名は使用できません。(1000352)
  • サブタスクの初期モードを「親と同じ」にしても、親タスクのモードと動的に連動しません。その場合は、親のモードを変更したあとに、サブタスク側でビュー再表示やパラメータ変更に伴う再計算を行うことで、対応が可能です。(1000284)
  • サブタスクのフォーム上で、データコントロールとして設定したコンボボックスの選択枝が表示されない場合があります。(1000289)
  • 数値型、論理型のコンボボックス、リストボックス、ラジオボタンのラベルが選択できないことがあります。この場合、文字型のコントロールに変更するか、数値型ではデータコントロールの設定を行うことで対応してください。(1000092)
  • ブラウザ形式プログラムのフォームを作成するとき、項目パレットからFrontPageの[標準]タブにて編集中のページに、項目をドラッグ&ドロップで貼り付けるとき、項目名に2バイトコードを使用していると、文字化けします。文字化けした項目名は、オーサリングツール側のテキスト編集機能を利用して、正しい文字列に置換してください。JavaScriptで扱う名前には2バイトコードは使用しないことを推奨いたします。(1000104)
  • テーブルコントロールおよびスタイルシートの「絶対位置」が指定されたコントロールがあると、実行時にIEが異常終了することがあります。(1000154)
  • メインテーブルとリンクコマンドを定義したブラウザタスクで、実行時にリンクが成功しかつ重複エラーが発生した後に重複しないデータを入力しても、重複エラーが発生します。(1000341)

ワークグループ開発機能(Top)

  • 現バージョンでは、バージョン管理マネージャはサポートされていません。(1000183)

  • チーム開発を行なう場合、同一フォルダー内に、複数のアプリケーション(CTL)を混在させないことを推奨いたします。混在させる場合は、必ず各CTL毎に「識別子」がユニークになるように指定してください。(1000016)

  • 開発版で開発中のCTLファイルを実行版で実行する場合、CTLの同期が取られません。実行版で運用しているCTLを直接開発版で変更しないようにしてください。(1000017)

  • ワークグループ開発を使用する場合、Pervasive.SQL/Btrieveエンジンのトランザクション一貫性を有効にしてください。設定には、Pervasive Control Center で設定します。また、できるだけサーバエンジンを使用していただくことをお勧めします。(1000018)

Pervasive.SQL 2000

設 定

トランザクション一貫性保守

On
これにより、パフォーマンスよりも、データの一貫性が優先されます。

オペレーションバンドル制限

1

起動時間制限

1

  • モデルまたはテーブルの修正中は他のリポジトリの修正作業を行わないようにしてください(505263)

 

サーバ機能(Top)

  • MGRB.INI の AutoLoadで指定したエンジン数に達すると、それ以降はエンジンを終了しても AutoLoadされません。(1000219)
  • コールリモートのパラメータにおいて、戻り値とエラーコードに同じ項目を設定した場合にプログラムチェックユーティリティでエラーになりません、同じ項目を指定しないように注意してください。(1000220)
  • MGRB.INIのServerTimeoutを設定すると、非同期の実行時にI_AM_ALIVEメッセージがMRBに送られますが、メッセージが止まっても何もエラーが発生しません。(1000221)
  • MGREQ.INI、MAGIC.INI の RequesterTimeout はミリ秒で設定する必要があります。10秒以上を設定する場合は、直接エディタでINIファイルを編集してください。(0876714)
  • コンテキスト関数は使用できません。(1000179)

  • メインプログラムは、コンテキスト作成時に実行されるため、以下の点でフォアグラウンドの時と動作が異なります。
    (1) タスク前処理/タスク後処理は、アプリケーションのオープン時でなく、コンテキスト作成時に実行されます。このためブラウザクライアント以外では、リクエスト毎に実行されます。 (1000180)
    (2) メインプログラムのタイマーイベントは無効になります。(1000181)

  • ブラウザクライアント以外のリクエストでは、コンテキストが継続されないため、SETPARAM、GETPARAMはリクエストを超えて使用できません。HTTP環境変数は、リクエスト毎にセットされるため取得できます。(1000182)
  • 現バージョンでは、ミドルウェア(CORBA、MQSeries)はサポートされていません。(1000232)
  • 現バージョンでは、MRB SSL機能はサポートされていません。(1000233)
  • [設定/動作環境]の[デフォルト言語] (MAGIC.INIのStartingLangageパラメータ) が設定されている場合、バックグラウンドモードでアプリケーションをオープンすると、Magicが異常終了することがあります。(1000286)
  • バックグランドモードで、次のようなプログラムに複数の実行リクエストを送るとMagicが異常終了する場合があります。(583082)
    ・データベースがOracleまたは、MSSQL Serverである。
    ・ハンドラに式、またはタイマイベントが設定されている。 
    ・メインプログラムのDBテーブルに、プログラムで使うテーブルと同じテーブルが定義されている 
    ※データベースがPervasive.SQL 2000の場合には問題は起きません。
  • 言語変換ファイルをロードする設定を行い、バックグラウンドモードで起動すると、Magicが異常終了します。(1000146)

コマンドラインリクエスタ(Top)

  • -ARGUMENTS及び-VARIABLESにおいて「,」をデータとしては使用できません。(1000027)
  • -TERMINATEにおいて右辺に何も指定しない場合、ALLとみなされます。(1000028)

 

     
 

参 考(Top

文字型書式「位置指示記号」の拡張(Top)

dbMAGIC Ver7,Ver8では、AS/400(iSeries)のDBCS対応のために、Magicの文字型書式の「位置指示記号」をスイッチを指定することにより機能拡張するようにしていました。Magic Ver9では、デフォルトで拡張された「位置指示記号」を使用できるように変更しています。

DDSフィールド 位置指示記号 制限事項
DBCS 専用フィールド(J) J 全角のみ入力可
DBCS 混用フィールド(O) X 全角、半角の混在入力可
DBCS 択一フィールド(E) T 全て全角か、全て半角で入力可
DBCS 図形フィールド(G) G 全角のみ入力可。シフトコード無し
SBCS (A) S 半角のみ入力可

  注意

  • AS/400(DB2/400)以外でも、使用することが可能ですが、GはJと同一の動作になります。
  • Magic位置指示記号の(J、T、G)は、必ず2文字単位で記述します。
  • 追加された位置指示記号と、Magic位置指示記号文字(J, X, T, G, S)は混在して記述することができません。例.JJJJXXXXなど
  • 追加された位置指示記号(J、T、G、S)は、U、L、# を使用できません。
  • この機能を無効化したい場合は、MAGIC.INI にて以下の設定を行ってください。
    [dbMAGIC_ENV]
    AS400Set = N
 

サポートするイメージフォーマット(Top)

サポートしているイメージファイルのフォーマットは以下のとおりです。
対応するグラフィックサポートモジュールをインストールする必要があります。

ファイルタイプ  サブタイプ 表示
BMP OS/2
Windows RGB Encoded
Windows RLE Encoded
JPG Standard Encoding
Progressive Encoding ×
JIF Standard Encoding
Progressive Encoding ×
PCX ZSoft Paintbrush Version0
ZSoft Paintbrush Version2
ZSoft Paintbrush Version5
MAC MacPaint No Header
MacPaint With Header
PCT Macintosh PICT
TGA 8 Bit Compressed
8 Bit UnCompressed
16 Bit Compressed
16 Bit UnCompressed
24 Bit Compressed
24 Bit Uncompressed 
IMG GEM Paint ×
TIFF Fax CITT3
Huffman Compressed
LZW Compressed ×
Packbits Compressed
Uncompressed 
WMF Window Metafile
MSP Microsoft Paint
PSD Adobe Photoshop 2.5 ×
RAS Sun Raster Images
EPS Color - No Preview
Color - With Preview
Monochrome - No Preview
Monochrome - With Preview
  • ▽は、実際のイメージと異なって表示される場合があります。

  • GIFデータを表示させるには、MAGIC.INIの[MAGIC_ENV]セクションに、以下の記述を追加します。(1000235)

    UnlockGIFLZWCode=[License Number]

    ここで、License NumberはUnisysから購入するライセンスコードを指定してください。

    なお、ライセンスに関する詳しい情報は、米国Unisys Corporationの下記URLにあります。
    http://www.unisys.com/unisys/lzw/lzwfaq_j.html

制限値(Top)

リポジトリ 構成要素 制限値
設定 アプリケーション 99
モデルリポジトリ   リソースに依存
テーブルリポジトリ テーブル数 リソースに依存
カラム数 999
インデックス数 DBMSに依存
インデックスセグメント DBMSに依存
プログラムリポジトリ プログラム数 40,000
処理レベルテーブル 10,000
処理テーブル 10,000
変数項目テーブル 10,000
式テーブル  9,999
フォームテーブル  9,999
DBテーブル 10,000
入出力ファイルテーブル  9,999
1フォームあたりの最大コントロール数 1,000
フォームのコントロールを一度に選択できる個数 1,000
クリップボードにコピーできる最大コントロール数  500
ヘルプリポジトリ ヘルプ数 40,000
権利リポジトリ 権利数 5,000
メニューリポジトリ メニュー数 5,000
レベル数 10
1レベルの最大エントリ数 5,000
コンポーネントリポジトリ コンポーネント数 128

ボーナスパック(Top)

\BONUS というディレクトリの下に Magic 関連のサンプルアプリケーションおよびユーティリティが同梱されています。

\BONUS\Utility\colorfont 基本色/フォント定義ファイル コンバート・
ユーティリティ(英語) 
\BONUS\demoapl\tutorial  デモプログラム

 

なお、ボーナスパックに対するサポートは、マジックソフトウェア・ジャパン株式会社及びMagic Software Enterprises Ltd. が提供するサポートサービスには含まれません。

 

インタラクティブWebアプリケーションの開発と実行(Top)

ブラウザクライアント全般の技術資料「インタラクティブWebアプリケーションの開発と実行」
を以下のディレクトリに添付しています。

\Online\Interactive Web Applications.pdf

     
 

Ver9.01J SP3の新機能 (Top)


(以前の修正事項については、history.htm を参照してください。)

 

実項目をセレクトコマンドで定義した場合の項目名の設定 (Top)

  • 実項目をセレクトした場合の項目名を、テーブルで定義した名前とは異なる名前に指定できます。
    実項目に対するセレクトコマンドの名前欄を編集することで変更できます。変更された名前は、変更したプログラムとそのサブタスクでのみ有効です。
    空白は入力できません。空白を入力すると、テーブルで定義された名前になります。

新しい関数一覧とアクション一覧 (Top)

  • 関数とアクションの一覧が、グループ毎に分かれて表示されるようになりました。

 

ブラウザクライアントのエラーメッセージウィンドウ (Top)

 

  • ブラウザクライアントに HTMLページの妥当性をチェックするためのパラメータを渡すことができます。この設定で実行すると、エラーメッセージが独立したウィンドウで表示され、ユーザはエラーの情報を確認することができます。
    方法は、URLにDEBUG_CLIENT=1 というパラメータを付加します。このパラメータに1以外の値を指定すると、HTMLページのチェックを行いません。
    また、プログラムリポジトリから[F7]キー でブラウザタスクを実行した場合は、常にDEBUG_CLIENT=1 が付加されて実行されます。つまり、開発モードで実行すると、常にチェック処理が有効になります。
    エラーウィンドウを表示させるためのURLの例:
    http://host/mgrqispi9.dll?APPNAME=MYAPP&PRGNAME=MYPROG&DEBUG_CLIENT=1

ナビゲータと特性シートの統合 (Top)

  • ナビゲータと特性シートが1つのウィンドウ内に表示されるようになりました。

    2つの表示を1つのウィンドウ内にまとめたい場合は、どちらかをドラッグして他方にドロップしてください。2つのオプションタブはウィンドウの下に表示されます。このタブで、ナビゲータと特性シートを切り替えられます。

    これらを分けたい場合は、タイトルをドラッグしてから Ctrlキーを押しながらクリックしてください。
    統合されたウィンドウは、Magic のウィンドウの端に表示されるか、フローティングウィンドウ表示されます。

動作環境の設定:システムログイン (Top)

  • [設定/動作環境/システム]に[システムログイン]のパラメータが追加されました。
    この設定は、Magic のユーザアカウントをOSに合わせるかどうかを指定します。
    この設定の選択した以下の通りです:

N=なし ユーザ名としてのデフォルト値を使用しないで、[パスワード入力]の設定に従って、自動的/明示的にログオンダイアログをオープンします。
U=ユーザ名 OS にログオンしたユーザ名を元に、[パスワード入力]の設定に従って、自動的/明示的にログオンダイアログをオープンします。
F=フルログオン ログオンダイアログは無効です。[パスワード入力]の設定は無視されます。
OSにログオンしたユーザ名を元に自動的にログオンされます。


注意:

Magic のユーザ定義ファイルのパスワードは、OSのパスワードと整合性があるわけではありません。

F=フルログオンを設定した場合、Magicは、Magicのユーザパスワードをチェックしません。これは、ユーザ名が既にOS側で認証済みだからです。フルログオンで指定していても、Magicのユーザパスワードは、ユーザ毎にユニークに指定しておくようにしてください。
OS のユーザ名がMagicのユーザ定義ファイルに無くて、ログオン処理に失敗しても、[パスワード入力]の設定は無視されます。
[パスワード入力]が [Yes] に設定されていると、OSにログインしたユーザ名でログオンダイアログが表示されます。

動作環境の設定:入出力デバイスのオープンタイミング (Top)

  • [設定/動作環境/動作設定]に[入出力デバイスのオープンタイミング]のパラメータが追加されました。

    入出力デバイスのオープンタイミングは2つの方法で制御できます。

I=即時 入出力を定義したタスクがオープンされた時点で実行されます。(デフォルト値)
O=利用時 利用時 データ出力/入力コマンドを実行したり、入出力デバイスを制御する関数(EOF、EOP、LINE、PAGE 等)が実行された時点で実行さ れます。

 

カラムタイトルに改行指定が可能

  • テーブルコントロールのカラムタイトルのテキストに改行を挿入して、複数行表示ができるようになりました。
    カラム特性のカラム名欄で広域表示ウインドウ(F6)を表示して、複数行編集を行います。

インターナショナル版SP3で拡張された、以下のメール関数等はサポートされていません。
VARCURRN、VARINDEX
EVALSTR
HANDLEDCTRL
RQRTCTXS、RQRTCTX、RQCTXTRM、RQCTXINF
MAILCONNECT、MAILDISCONNECT、MAILSEND、MAILMSGID、MAILMSGFROM、MAILMSGTO、MAILMSGCC、MAILMSGSUBJ、MAILMSGTEXT、MAILMSGFILES、MAILMSGFILE、MAILFILESAVE、MAILMSGDEL、MAILERR
HTTPGET

 

     
 

Ver9.01J SP3a での改善内容 (Top)

(以前の修正事項については、history.htm を参照してください。)

設定 (Top)

モデル (Top)

  • V8から移行したアプリケーションで、変数項目等のモデル欄を0にすると、Magicが異常終了する件に対応しました。(1000262)

テーブル (Top)

  • 同じフォーマットで、DBテーブル名が異なる2つのテーブルに対してデータ入力を行うと、2番目のテーブルには正しく入力できるが、最初のテーブルには入力できない件に対応しました。(426583)

コンポーネント (Top)

  • 公開名の末尾が ¥(半角)、または2バイト目が0x5Cの全角文字(表、移など)で終わっている場合、「Item Not Available」 と表示され、ロードされない件に対応しました。(1000178) 

プログラム一般 (Top)

  • メインプログラムに変数が定義されている場合、コンポーネントのテーブルを設定したコンボボックスの範囲パラメータの「開始」または「終了」をズームすると、Magicが異常終了する件に対応しました。(921981) 
  • Magicのインストールフォルダのパスにスペースが含まれる場合、OSコマンドが実行できないことがある件に対応しました。(1000321)
  • フォーム特性でモーダルウィンドウ、またはフローティングウィンドウをYesに設定すると、左辺位置および上辺位置の設定が無効化され、実行時には画面中央に表示される件に対応しました。(586970)
    MAGIC.INIに以下の設定を行うことにより有効になります。
    [MAGIC_SPECIALS]
    SpecialCenteredFloatingWindow = Y
  • フォームテーブルとタスク定義ウィンドウを繰り返し開いていると、不定期にタスク定義ウィンドウが表示されなくなる件に対応しました。(1000333)
  • 式テーブルからアクション一覧を表示して、右側の画面から1番上の項目を選択すると、式欄には違うアクション名が選択される件に対応しました。(1000357)
  • 式テーブルから参照できる一覧テーブルのサイズを拡張しました。(1000361)

データアクセス (Top)

  • 埋め込みSQLタスク内でリンクコマンドを使用時、プログラムを修正した後で埋め込みSQLを実行すると、テーブル、またはプログラムを開いたときに、Magicが異常終了する件に対応しました。(1000326) 
  • 埋め込みSQLタスク内でリンクコマンドを使用時、リンクテーブルがクローズしない件に対応しました。(1000325)

関数 (Top)

ユーティリティ (Top) 

リポジトリ入出力 (Top)

  • アプリケーションのリポジトリ出力/入力を行うとデータコントロールに設定したソーステーブルが外れる件に対応しました。(993118) 
  • コンポーネントテーブルを使用したアプリケーションのリポジトリ出力/入力を行うと FILEリテラル指定したテーブル番号が消える件に対応しました。(763417) 
  • コンポーネントテーブルを参照テーブルにしている外部キーのリポジトリ出力/入力を行うと参照テーブル欄が削除される件に対応しました。(425002) 
  • 以下のいずれかの条件が当てはまる場合、コンポーネントのモデルを使用したテーブルのリポジトリ出力/入力を行うと、チェックユーティリティでエラーが表示される場合がある件に対応しました。(1000255) 
    (1) モデルリポジトリに、公開名のない行が含まれる。 
    (2) コンポーネント上のモデルの順序とモデルリポジトリテーブル上の順序が異なる。 
  • 変数にコンポーネントモデルを使用し、かつ参照しているモデルリポジトリの中に、項目クラス以外で公開名が設定されていないモデルが含まれている場合、プログラムをリポジトリ出力/入力すると、以下の現象が発生する件に対応しました。(1000323)
    (1) プログラムチェックを行うと、「データ長を0より大きくしてください」のエラーになる。
    (2) その項目に対するVARSET関数のパラメータが空白になってしまう。

フォーム (Top)

HTMLフォーム (Top)

  • HTMLフォームからエディットコントロールの書式でズームし、IF関数を使用した式を定義してフォームに戻ると、Magicが異常終了する件に対応しました。(1000344) 

印刷機能 (Top) 

プレビュー機能 (Top)

インターネット機能 (Top)

  • HTMLフォームにてテーブルの色を指定できるようになりました。テーブルコントロールのスタイルを「2D」にしてカラムの色を設定します。(1000364)

ブラウザクライアント (Top)

  • ブラウザクライアントで、登録モード時にリンク項目の更新が機能しない件に対応しました。(955677)
  • サブタスクで定義されたタイマーイベントが無効になる件に対応しました。(1000328)
  • リロードを行うと、Magic Browser Client Error:Main Window not found のエラーが出る件に対応しました。(1000338)

ワークグループ開発機能 (Top) 

サーバ機能 (Top)

  • サーバマシン上でpcAnywhereを起動した時などに伴い、システムカラーの設定が変更された場合、バックグラウンドモードで起動されているMagicが、異常終了する件に対応しました。(1000368)

インストール (Top)

その他 (Top)

 
  以上