Magic/400 エンタープライズサーバ
Ver8.2K4
SP1 追加情報
dbMAGIC Ver8.2K4 用 (8.2-02-06J)
マジックソフトウエア・ジャパン 株式会社
2003年11月
本文書には、Magic/400 エンタープライズサーバ Ver8.2K4 SP1 として提供される プログラムに関する情報が含まれています。
MagicRequester: Ended abnormally for QTMHHTTP (QTMHHTTPはジョブ名)
[MAGIC_SPECIALS] SpecialConvAddSlash = N
CGIConvMode %%EBCDIC_JCD%%
HTML/HTMLドキュメントフォームのテーブルコントロールの色を指定できるようになりました。 MAGIC.INI の [dbMAGIC_ENV] セクションにて以下のように色の指定を行います。 色No は基本色テーブルの番号で、背景色が反映されます。
[dbMAGIC_ENV] DTableColor = テーブル全体の色No DtbTtlColor = タイトル領域の色No DTbRowColor = データ領域の色No
[dbMAGIC_ENV] MergePrefix = {!$ MergeSuffix = }
[dbMAGIC_ENV] TripletNonAsciiUrl = Y
[MAGIC_SPECIALS] MergeTrim = Y
Magic Config. Internet/Partition IFS Utility As/400 Utility Exit .............................................................................. Current Directory: / Date: 3/11/11 Library: MAGICRUN82 User: MRB User: MRB ■ ■ ■ ■ ■ ■■■■■■ ■ ■■■■■■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■■■■■■■■ ■ ■■■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■■■■■■ ■ ■■■■■■ MAGIC/400 Server Version 8.20K4SP1 (C) Copyright Magic Software Enterprises Ltd. 1998
メニュー名 | 追加内容 |
---|---|
Magic Config | BROKER Subsystem Confg.の追加 |
Internet/Partition | Start Magic Brokerの追加 |
MGRB.INIの追加 |
Start Magic Server (STRMAGINST) 選択項目を入力して,実行キーを押してください。 Number of server instance . . . 1 1-999
新規インストール形式での提供になります。 Ver8.2K4以前のMagic/400サーバがインストールされている場合は、インストールライブラリ名が重複しないようにしてください。 デフォルトのライブラリ、ディレクトリが以下のようになります。
デフォルトのライブラリ | MAGICRUN82 |
---|---|
デフォルトのディレクトリ | /MAGICRUN82 |
ファイル名 | 内容 |
---|---|
readme.htm | Magic/400エンタープライズサーバ Ver8.2K4 SP1 readme(このファイル) |
mg40082k4sp1.exe | Magic/400エンタープライズサーバ Ver8.2K4 SP1本体 (自己圧縮解凍) |
CHGJOBD JOBD(MAGIC82S1B/MGSERVER) JOBMSGQFL(*WRAP)
★注意★
MAGIC サブシステムで実行するMRBの構成: インストール後、一回のみ、サーバー管理メニュー(CFGMGCSVR)の"Magic Config."− "BROKER Subsystem Confg." を実行します。
BROKER Subsystem Confg. (MGCFGMRB) 選択項目を入力して,実行キーを押してください。 Subsystem name . . . . . . . . . MAGIC Character value Host library . . . . . . . . . . MAGIC400 Character value Job queue name . . . . . . . . . MGBROKER Name *SVRLIB Name, *SVRLIB Class name . . . . . . . . . . . MGBROKER Name *SVRLIB Name, *SVRLIB Server library . . . . . . . . . > MAGICRUN82 Character value
このオプションは、2つのことを実行します:
MRB用のジョブ記述、ジョブ・キュー、ジョブ・クラスを作ります。
もし、MAGICサブシステムが起動していない場合は、MAGICサブシステムを起動させ ます。 AS/400端末より、ジョブ・メッセージ待ち行列が満杯になることを考慮して 以下のコマンドを実行します。
CHGJOBD JOBD(MAGICRUN82/MGBROKER) JOBMSGQFL(*WRAP)
MRBの起動: 2つのオプションが、サーバー管理メニュー(CFGMGCSVR)の "Internet/Partition" に追加されました。 "Start Magic Broker"、そして、"MGRB.INI"です。
ブローカー・コンフィギュレーション・ファイル(MGRB.INI)を編集したい場合は、 MGRB.INIオプションを使用します。
Update MGRB.INI (MGRB) 選択項目を入力して,実行キーを押してください。 Enter Directory . . . . . . . . > '/MAGICRUN82' Character value 2=Edit,5=Display,6=Print 2 2, 5, 6MRBを起動するには、"Start Magic Broker"を使用します。
Start Magic Broker (STRMRBRUN) 選択項目を入力して,実行キーを押してください。 Enter Server Library . . . . . . > MAGICRUN82 Character value Enter Parameters . . . . . . . . ' '
注意:
OPT サブシステム/ジョブ ユーザー タイプ CPU % 機能 状況 MAGIC QSYS SBS .0 DEQW MGBROKER QTCP BCH .0 PGM-B_MGMRBRUN CNDW
MRBの停止: MRBは次のいずれかの方法により停止させます。
mgrqcmdl -TERMINATE=ALL -HOST=ホスト名 -PORT=ポート番号 -PASSWORD=SupervisorPassword
Magic/400サーバをセットアップする上で、次の作業が必要になります。 設定の詳細は、以下のマニュアルを参照して下さい。
Magic/400開発ガイド | CD-ROM\ONLINE\MG400.pdf |
開発者ガイド・分散開発編 | CD-ROM\ONLINE\C-S.pdf |
Magic/400セットアップ補足ガイド | CD-ROM\ONLINE\MAGIC400SET.pdf |
CRTUSRPRF USRPRF(MAGIC82) USRCLS(*SECOFR) CCSID(939) CRTUSRPRF USRPRF(MAGIC82) USRCLS(*SECOFR) CCSID(5035)
MAGICサーバ起動前にMRBを起動する必要があります。
AS/400 MAGIC.INI の[MAGIC_SERVERS]に、以下のようにサーバを登録します。
[MAGIC_SERVERS] Default Broker = 1,MRBホスト名/2001,,Password,10,,1
注意: MRBのPC名がAS/400 TCP/IPホストテーブルに登録されていることを確認してく ださい。
ユーザーのディレクトリにあるMGREQ.INIファイルの次のエントリを編集します。
[REQUESTER_ENV] Gateway=1 MessagingServer=MRBホスト名/2001,Password
AS/400の省略時CCSID(QCCSID)は、65535にて出荷されるため、通常適用業務内で は文字データ変換は発生しません。
しかし、65535のCCSIDを使用して生成される新規ファイルや、CGIアプリケーション で標準出力されたファイルの場合、半角英小文字は半角カタカナに変換されます。 これは65535で使われるデフォルトCCSIDが5026のため、半角英小文字領域に 半角カタカナが割り付いているためです。
これにより、特にインターネットアプリケーションの運用は、5026の利用は適切ではありません。
HTTPサーバジョブで動作するインターネットリクエスタ(MGRQCGI.PGM)は、HTTP サーバジョブのCCSIDを元に動作するため、必ずHTTPサーバジョブは939又は5035で 動作するように設定してください。(もっとも簡単な方法はHTTPサーバジョブの デフォルトCCSIDに設定してください。)
また、Magic/400サーバではデータベース以外のファイル(MAGIC.INI等)は、IFS を使用します。IFSファイルのCCSIDは932(Windows シフトJIS)で作成する必要 があります。IFSのファイル名、ディレクトリ名は、極力英字大文字のみを使用することをお勧めいたします。
Magic/400クライアント(MGCLIENTジョブ)、およびMagic/400サーバ(MGSERVERジ ョブ)では、DB2/400のデータアクセス時にシフトJISとEBCDICのコード変換を、[設 定/DBMS]パラメータで指定されたCCSIDにより、独自にコード変換を行い処理して います。 従って、DB2/400物理ファイルのCCSIDと、Magic/400アプリケーションで指定する CCSIDの値は必ず合わせる必要があります。
DataQueueを使用する場合に設定します。
[MAGIC_MESSAGING_GATEWAYS] MGSRVR03=MAGICRUN82/MGDQ, N, /MAGICRUN82/MGDQ.LOG, Y,ここでのパラメータの意味は下記の通りです。
パラメータ | 意味 |
---|---|
MGSRVR03 | DataQueueメッセージサーバ名(固定) |
MAGICRUN82/MGDQ | DataQueue識別子 |
N | ログレベル N:無し D:開発者向け S:サポートユーザ向け C:ユーザ向け |
/MAGICRUN82/MGDQ.LOG | ログファイル名 |
Y | ログ同期 Y :ログを書き込む度にログファイルのオープンクローズを 行います。 N: ログファイルは、dbMAGICが終了する時に1回だけクロー ズします。 |
MAGIC/400 エンタープライズサーバに付属するWWWデモアプリケーションCARJPN の インストールと環境設定について記述します。
注意: CCSIDは939又は5035を使用してください。
ライブラリ作成&リストア
CRTLIB LIB(CARJPN) RSTOBJ OBJ(*ALL) SAVLIB(CARJPN) DEV(*SAVF) SAVF(MAGICRUN82/DEMO) MBROPT(*ALL) RSTLIB(CARJPN)
ディレクトリ作成&リストア
CHGCURDIR DIR(/) CRTDIR DIR(CARJPN) RST DEV('/QSYS.LIB/MAGICRUN82.LIB/DEMOIFS.FILE') OBJ(('/CARJPN/*'))
メッセージサーバの設定 AS/400サーバ上の/MAGICRUN82/MAGIC.INIに、AS/400ホスト名、およびメッセージ サーバの種類を登録します。
MRBの場合
[MAGIC_ENV] MessagingServer = Default Broker [MAGIC_SERVERS] Default Broker = 1,SAMP/2001,,Password,10,,1
を有効にします。SAMPの位置には、MRBが起動されているMRBホスト名を記述します。
DataQueueの場合
[MAGIC_ENV] MessagingServer = Default DQ [MAGIC_SERVERS] Default DQ = 1,S102AP0M.MAGIC-SW.CO.JP|MAGICRUN82|MGDQ,,,10,,3
を有効にします。 ここで、S102AP0M.MAGIC-SW.CO.JP の位置には、AS/400ホスト名を記述します。
注意:
MAGIC.INIの編集には、MAGICコンフィグレーションユーティリティ(CFGMGCSVR)を
利用することができます。使い方については、Magic/400開発者ガイド-4章Magic/400 サーバ-サーバ構成の章を参照してください。
MAGIC CGIリクエスタの設定: AS/400上の/MAGICRUN82/MGREQ.INIにホスト名、およびメッセージサーバの種類を登録 します。
MRBの場合、以下の設定を有効にします。SAMP にはMRBが起動されているMRBホスト名を記述します。
[REQUESTER_ENV] Gateway = 1 MassagingServer = SAMP/2001
DataQueueの場合、以下の設定を有効にします。S102AP0M.MAGIC-SW.CO.JP は、AS/400ホスト名を記述します。
Gateway = 3 MassagingServer = S102AP0M.MAGIC-SW.CO.JP|MAGICRUN82|MGDQ [MAGIC_MESSAGING_GATEWAYS] MGSRVR03=MAGICRUN82/MGDQ, N, /MAGICRUN82/MGDQ.LOG, Y,
詳細はMagic/400開発者ガイド-7章インターネット-MAGIC CGIリクエスタのセットアッ プの章を参照してください。
また、MGSRVR03については、【セットアップ補足】/MGREQ.INIの[MAGIC_MESSAGING_GATEWAYS] の設定
を参照してください。
HTTPサーバの設定 (WRKHTTPCFG) : 以下のように設定します。
CGIConvMode %%EBCDIC_JCD%% ※HTTP Server(V4R3以降)使用時のみ設定 DefaultFSCCSID 939 Enable POST Map /mgwebtmp/* /magicrun82/mgwebtmp/* Map /MGWEBTMP/* /magicrun82/mgwebtmp/* Pass /carjpn/* Pass /CARJPN/* Pass /magicrun82/mgwebtmp/* Exec /scripts/mgas4.req /qsys.lib/magicrun82.lib/mgrqcgi.pgm
設定後はHTTPサーバを再起動してください。
補足: HTTPサーバの設定に DirAccess On を指定している場合、 正しくHTTPサーバの 設定がされていると、以下のコマンドでディレクトリ内容が表示されます。 ここで、SAMP はAS/400のホスト名、またはIPアドレスです。
http://SAMP/carjpn/ http://SAMP/mgwebtmp/
http://SAMP/scripts/mgas4.req?AppName=CarJPN(AS)&PrgName=frame
Active-X のデモを実行するためにはプラグインソフトやVRML データを該当するサイト からダウンロードする必要があります。
ブラウザ上でVRML (3 次元の車両データ)を実行するためには以下のサイトからIE ま たはNetscape 用のプラグイン(Active-X 、Java )とVRML データをダウンロードする 必要があります。
http://carpoint.msn.com/Gallery/