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株式会社リンコーコーポレーション


企業の発展に貢献する情報システムとは、企業の業容の拡大や業務の多角化、経営環境の変化に柔軟に対応できるものでなければなりません。そこで登場するのが生産性が高く、保守性にも優れたシステム開発ツールのdbMAGICです。新潟県の名門企業リンコーコーポレーション(本社・新潟市、結城文陽社長)はdbMAGICを使って経理システムを再構築、経営の刷新を図っています。


企業の成長、経営環境の変化に柔軟に対応できる経理システム
dbMAGICで開発、保守性の良さを実証

オフコンは手続き型で保守に手間。コードレス入力も不可能

リンコーコーポレーションがオフコンを使った経理システムを導入したのは、1978年のことでした。導入当初は優れもので、グループの発展に大きな役割を果たしたこの経理システムにも、大きな限界が感じられるようになりました。
その第一は、この基本思想がバッチ処理方式であったために、会社全体の経営に役立つタイムリーな情報を提供することができなかったことです。第二に、開発言語が手続き型のCOBOLだったためメンテナンスに非常に手間がかかり、事業の拡大や経営多角化といった企業自身の成長や経営環境の変化(例えば消費税導入など)に柔軟に対応できなくなりました。「最終的には(コーディングでの)メンテナンスと新規開発の比率が7対3に上ってきました」(コンピューター室・彦澤正明部長)と言います。 COBOLそのものも画面入力回り(インターフェース)のコーディングに手間取るなど開発効率が悪いうえに、「手続き型言語そのものの難しさと日本生まれでないことからくる理解のしづらさがあります」(彦澤部長)。第三の問題点は、ユーザーインターフェースの出来映えがあまり良くなく、コードレス入力ができず、入力でエンドユーザーに大きな負担をかけました。

写真:コンピューター室部長
彦澤 正明氏


リアルタイム処理方式に変更。全社的情報基盤整備へ

1990年代に入ってコンピューター室では、

  1. バッチ処理方式をオンライン・リアルタイム処理方式に変更する
  2. 全社的な情報基盤の整備に努め、エンドユーザーが必要に応じてデータを検索できるようにする
  3. エンドユーザーの負担を軽くしエンドユーザーによる表計算ソフト(ロータス1-2-3)を使った情報の加工を容易にする
- などを目標に、新たな経理システムの構築にとりかかりました。
そんな矢先、彦澤部長が偶然市内の書店で見つけたのが、「dbMAGIC入門編」。「付属の試用版を早速試してみましたが、手続き型の言語ではなくプロトタイプ型の言語でした。そのうえ、ユーザーインターフェースも優れているので効率良くコードレス入力もできる。ネットワークOSとして“勝ち馬”になりそうだったNetWareとも相性が良いらしい。これは良いな」(彦澤部長)と直感したそうです。
そこでまず、港湾荷役作業の際に貨物を一時的に保管しておく上屋での在庫や、関連する船荷証券の管理業務にdbMAGICを試験的に使用してみました。この業務は以前にシステム化したことがありましたが、膨大なデータのコードをコードブックを見ながら入力するという大変手間のかかることを行ったため、見事に失敗したという苦い経験があったものです。ところが、dbMAGICで組んだシステムでは、例えば“ア行”で頭出しすることでコードレス入力が大変簡単にできました。また、可変長の項目を設定してその都度長さの違うデータをワープロ感覚で修正できたことも業務の効率化に非常に役立ちました。

写真:コンピューター室課長
風間 幸一氏


開発効率は8倍以上に。10台のサーバに130台のクライアント

在庫管理業務のシステム化に成功したことで、新経理システム構築の計画を急きょ変更することになりました。WANをパソコンとdbMAGIC、NetWareで構築するのは無理だという批判もありましたが、最終的にはdbMAGICを開発ツールとしてパソコンによるクライアント・サーバシステムを構築することにしたのです。1994年暮れのことでした。
開発に携わったのはコンピューター室のほか、新潟鉄工系のシステムエンジニア集団・新潟システック、NTTデータ、そして新潟ワコムの面々でした。その結果、COBOLで開発した約4,000本(平均300ステップ)のプログラム資産をすべてdbMAGICで書き換え、約2,000本に集約しました。彦澤部長によると、COBOLによる開発ではデバッグや操作マニュアルの作成、教育期間も含めて1人当たり月1,500ステップが限度でしたが、dbMAGICではCOBOL換算で約8倍の月12,000ステップ程度の開発が可能だったと言います。
新経理システムは本社にスーパーサーバを1台、比較的大きな港湾事業所にはハイエンドなPCサーバを各1台、残りの7事業所にはPCサーバを設置しています。サーバ同士はNTTの専用回線で結び、約130台のパソコンがクライアントとして接続、大規模なWANになっています。さらに、

  1. 日次更新処理や大量印刷バッチジョブをスケジューリングしておくだけで、リモートバッチクライアントが所定の時間がくると起動するジョブスケジューラー
  2. Micro Link社のBtoolとdbMAGICのレポートジェネレータを組み合わせて、エンドユーザーが容易にデータを検索、出力できる印刷システム
  3. 各事業所のサーバのデータを毎日、本社のスーパーサーバに転送する障害二重管理システム
- などの開発を行い、業務の効率化を進めています。
新経理システムについて彦澤部長は、「情報基盤を整備して、事業部門別の収支をリアルタイムにきちっと見ることができるようになりました。これからは、蓄積された情報をエンドユーザーが効率的に活用するエンドユーザー・コンピューティングが重要になります」と総括。さらに、「今後はNOSにはIntranet Ware、クライアントOSもWindows NTを採用していくつもりです。もちろん、ツールにはdbMAGIC 7.0を使って、システムのさらなるバージョンアップを実現していきたいと思っています」とのことです。
dbMAGICは発展する企業に確実に貢献しています。

PROFILE

株式会社リンコーコーポレーション
〒950 新潟市万代5丁目11番30号
TEL.025-245-4113


時代が求める事業に
誠意を込める新潟の名門企業

明治38年11月12日創立の名門企業。明治から大正、昭和、そして平成と4つの時代が求めてきた事業を誠意を込めて展開、地元だけでなく全国、全世界から厚い信頼を勝ち得ています。物流と港湾業務が事業の柱ですが、さらに不動産、機械販売・整備事業のほかホテル、保険代理店、医療業務など生活分野に密着した事業も推進。近年は、廃棄物処理などこれからの社会に不可欠な環境保全事業にも取り組んでいるところです。

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