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Magic活用事例


ユーザー訪問
株式会社 エコー・システム


迅速で効率的なシステム開発を強力にサポートするdbMAGICですが、優れた業務パッケージが豊富なこともdbMAGICの大きな魅力のひとつです。そんな業務パッケージの代表格が、株式会社エコー・システム(本社広島市、宇郷亮代表取締役社長)の開発した「ビジネスワーク総合アプリケーション」です。販売管理・財務管理・給与管理・人事管理の4つの管理システムからなるこの業務パッケージは、汎用性に優れた柔軟なモジュールで構築され、しかも、ソースの公開を前提としています。このため、“究極のカスタマイズ”が可能で、エンド・ユーザーはもとよりdbMAGICを開発ツールに採用したソフト・ハウスからも“システム開発の優れた教材”として、圧倒的な支持を得ています。宇郷社長らに開発の秘話と成功のポイントについてお聞きしました。


モジュールの汎用性高く、絶大な支持。
高速で多機能、“究極のカスタマイズ”も可能。
dbMAGICの評価を高めたソース公開の業務パッケージ


dbMAGICで全国展開

「dbMAGICを日本で指折りの人気開発ツールにしますよ」|宇郷社長の自信はソフト・ハウスからの圧倒的な支持に裏打ちされています。販売管理システムなどエコー・システムが作成した業務パッケージは現在、全国で約200社のソフト・ハウスに累計450本ほど納入されています。各ソフト・ハウスはエコー・システムのパッケージを“手本”にしながら、独自にカスタマイズしてエンド・ユーザーに納めているわけですから、大変な数の業務パッケージが元を正せばエコー・システムから供給されていることになります。もちろん、エンド・ユーザーの職種も製造業、非製造業を問わず多岐にわたっています。

別会社でパッケージソフトの開発に携わったことのある開発チームリーダーの楢木正信氏も、「パッケージは部品化されていますので、慣れれば美しいプログラムを素早く作成できます」と胸を張ります。エコー・システムの業務パッケージはシステム開発のプロから絶大な支持を得たわけですが、アプリケーション開発のもともとの狙いは実は、エコー・システム自身を短期間で大きく成長させることにあったのです。

今は実力ソフト・ハウスとして名前が知れ渡っているエコー・システムも、設立当時は宇郷社長が1人で起業した零細企業。そんな零細企業にとって、「C言語に代表される言語系ツールでゼロからシステムを開発するというのでは、絶対に儲かりません。たとえ、dbMAGICを使ったとしてもエンジニアがそれぞれバラバラに開発していたのでは効率が悪いし、メンテナンスも難しくなる。それに、新入社員を手間ひまかけて育てて行く余裕もなかった」(宇郷社長)のです。

そこで考え出したのが、dbMAGICを使ってシステム開発を行う際の手本となるプロトタイプのシステムを作ることでした。このプロトタイプのシステムを使ってエンド・ユーザーからの注文に応じたシステムを開発する、同時に、新人社員をもオンジョブで実践教育するという“一石二鳥”の効果を狙ったのです。しかし、宇郷社長はそれが簡単な道ではないことも見抜いていました。

「3人よれば文殊の知恵」で迂回作戦

「言語系ツールを使ってシステムを開発した経験があれば、誰でも1、2カ月でdbMAGICによるシステム開発ができるようになります。dbMAGICを使えば中級のエンジニアになるのはいとも簡単なわけです。しかし、システムの開発効率を上げて、なおかつ、品質の良いものを提供するには、dbMAGICの“動作”を奥深く知り抜く必要がある」(宇郷社長)からです。

そこで、エコー・システムではたとえて言えば、“3人よれば文殊の知恵”作戦を展開しました。まず、Btrieveの内部構造を熟知した言語系のプログラマーがその構造の詳細をプロトタイプの開発を担当したエンジニアに”伝授“し、プロトタイプの高速化に役立てました。また、独自のdbMAGIC解析ツールを作成して、メモリの使い方やデータ処理のタイミングなどdbMAGICの動作を分析し、一層の高速化と安定性の向上に力を入れたのです。

さらに、販売管理や資材管理など業務に精通している宇郷社長自らが、それぞれの業務内容について開発担当者に詳しく説明、業務パッケージとしての品質の確保に注力しました。そして、プロトタイプを直接開発したシステム部開発リーダーの西本悟氏自身は、「どのようなシステムでも使えるような汎用性を実現すること、そして、誰が見ても分かりやすくきれいなプログラムを作成することに最大の力点を置きました」。

結果は既に述べた通りです。少しでもシステム開発を受注し、営業成績を上げていかなければならない企業の立ち上がりのこの時期に行った”迂回作戦“は、大変な冒険でした。しかし、将来の発展を見据えたこの決断が、開発メンバーの能力を活かした的確な分業体制とともに、結局は会社に大きな花を咲かせたのです。

Oracle、MS SQL Server対応版も
出荷ミドルウェアに進出

エコー・システムではまず、DOS版dbMAGIC 4.3でプロトタイプ型のビジネスワーク総合アプリケーションを完成、次いでWindows 95/NTで稼働するdbMAGIC 7.0版に発展させ、DOS版以上のデータアクセスの高速化とユーザーインターフェースの充実化を実現しました。さらに、ゲートウェイ・モジュールを使ったOracle対応版とMS SQL Server対応版も迅速に開発して出荷を開始。Oracle対応版は既に電子機器関連の製造業に納入しています(WAN構成で端末100台の統合型資材管理システム)。

「Visual BasicやDelphiなど言語系のビジュアルな開発ツールに比べてもdbMAGICの生産性は3~4倍高いし、納入後のメンテナンスの効率性となると何倍などと数字を言う必要がないほど良いですね。それに、モジュールについては、言語系の開発ツールだとその内部構造を熟知している上級者でないと結局は使いこなせないのに対して、dbMAGICのモジュールはシステム開発の初心者でも試行錯誤をして行くうちに使いこなせるようになりますから不思議ですね」と宇郷社長。

エコー・システムでは今後、dbMAGICを使った3層構造の業務パッケージの開発に取り組んでいく予定です。その成果にも大きく期待したいところです。


PROFILE

株式会社エコー・システム
〒732-0825
広島県広島市南区金屋町3番13号
タミヤビル5F
TEL:082-264-5512(代)
FAX:082-264-5517

東京営業所
〒162-0042
東京都新宿区早稲田町83番5号
サンライト・グリーンビル3F
TEL:03-5291-7433(代)
FAX:03-5291-7432

福岡営業所
〒812-0011
福岡県福岡市博多区博多駅前4丁目8番15号
博多鳳城ビル6F              TEL:092-432-7121(代)
FAX:092-432-7123


サービス・エンジニアを心掛ける
dbMAGICの超プロ集団

1989年、造船不況による勤務先の造船会社倒産という憂き目の中、現代表取締役社長の宇郷亮氏が一念発起して創業。ソフトウエアの開発・販売、情報処理サービスを主な業務として展開。Novell認定リセラー。社員数は広島本社、東京営業所併せて28名。97年9月期予想決算では売上高4億円。システム・エンジニアではなくサービス・エンジニアであることを心掛けるdbMAGICの超プロ集団です。

 

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