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株式会社荏原製作所
環境の総合エンジニアリング企業として業界をリードする荏原(本社・東京大田区、藤村宏幸社長)」。その荏原ではdbMACICを使って、数十万点に及ぶ資材の購買業務を管理・支援するためのクライアント・サーバ(C/S)システムを構築、照会・回答業務の効率化と調達コストの軽減に大きな効果を挙げています。
システムを構築されたCAEセンター・オーブンシステム課の小林滋男課長と資材部第二課の小林紀夫課長を訪ね、dbMAGICによるシステム開発のメリットについてお伺いしました。
資材購買情報の照会と調達コストの軽減に威力
dbMAGICで購買業務サポートシステムを構築
小さなコストで組めた大きなシステム
ホストだけでは迅速な回答が困難。購買情報の統計分析も必要
荏原は羽田工場、藤沢工場(神奈川県藤沢市、袖ケ浦工場(千葉県袖ケ浦市)と3つの主力上場を擁していますが、資材調達コストの軽減を図るため、各工場が鯛辻する資材のうち本社で一括して購買した方が効果的なものについては、本社の資材部で集中的に購買するというシステムを採用しています。各工場からは生産管理用ホストを経由して本社のIBMホストに購買依頼データが送られ、木社資材部がこのデータをもとに必要な資材を一括して調達する仕組みです。ただ、ホストだけでは工場からの購買依頼案件に対する照会にリアルタイムに回答したり、購買情報を迅速に分析して調達コストの軽減に役立てるといったことは内難でした。そこで資材部では、(1)過入のづ央績を含め購買情報を多面的に検索できること、(2)月次、半期、期末に行う購買情報統計分析を効果的に行えること、(3)ホストの情報を自動的にC/Sシステムのサーバにファイル転送してクライアントから参照できるようにすること-の3点を目標に、システム閲発を担当するCAEセンターと協力して、C/Sシステムの構築の検討に取りかかったのです。1992年の後半のことでした。
[写真=資材部第二課長 小林紀夫氏]
dbMAGICの検索速度に圧倒 開発のスピードにもメリット
1992年と言えばパソコンLANの幕開けの年とも言われています。荏原でも安価なパソコンベースのデータベースシステムをいくつか検討したのですが、いずれも処理スピードに難点がありました。そんな矢先、dbMAGICによるC/Sシステムのデモを見る機会があったのです。デモでは10万件のデータの中から1件の特殊なデータを検索するという実験を行っていましたが、「結構なスピードが出ました。我々がやりたかったのは20万~30万件程度の購買情報を迅速に検索するということでしたので、dbMAGICの検索スピードが要望にかなっていることが分かりました」(小林滋男課長)。問題は開発のスピード。dbMAGICの特長であるノンプログラミング型のRAD(Rapid
Application Development)技法は、コード主体の従来の開発手法と大きく異なっており、「よく分からないところがあった」そうです。しかし、CAEセンターのシステムエンジニアの協力もあって「dbMAGICは開発スピードも結構出るということが実証され、最終的にdbMAGICで開発することに決めた」といいます。92年の11月から実際に購買業務サボートシステムの構築に取りかかり、翌93年の春には基本部分が完成しました。当初は1台のサーバ(富士通のFMR340)に10台のクライアント(ノート型パソコン)を接続したC/Sシステムで、IBMホストからのデータをサーバに転送するためNECのPC‐9801FAをゲートウェイに使用しました。
[写真=CADセンター・オープンシステム課長 小林滋男氏]
効果的なインターフェース、リアルタイムの回答が可能に
dbMAClCによるシステム関チのメリットとして小林滋男課良は、(1)ズーム機能を多用して惰報里の多い効果的なユーザー・インターフェースを構築できたこと、(2)現場でエンドユーザーの要望を取り人れながら開発できたこと、(3)開発スピードも速かったこと一の3点を挙げてくださいました。構築したシステムでは、ゲートウェイ経由でサーバに送られてきたデータを整理・蓄横。各クラィアントで、各工場から購買依頼のあった資材についてのステータス(発注、納品、支払いが済んだかなどの情報)を即座に検索できるようになっています。資材部2課の小林紀夫課長によると、「工場からの購買依頼情報についての照会にも電話でリアルタイムに回答できるようになり、資材部の購買担当者の提供できる情報の質がアップした」といいます。システムはその後、クライアント数を約40台に拡充、そのうえで購買関連部門として財務部門にも5台のクライアントを接続しました。これは購買情報を統計的に分析し、資材の種類ごとの調達額や工場ごとの発注量など、経営全体に役立つような情報を加工して作り出し、資材調達コストを全体として軽減するためのものです。「小さなコストで大きなシステムを組むことができました。dbMAGICで開発した購買業務支援システムは、コスト削減と経営の効率化に大きく貢献してくれています」と小林滋男課長。dbMAGICで組んだシステムは、システム事業部など他の部門の効率化にも確実に広がっているとのことです。
株式会社荏原製作所
水と空気と環境の明日を考える
環境の総合エンジニアリング企業
荏原は1912年に水力学の権威、井口在屋博士〈東京帝国大学教授)の画期的研究「渦巻きポンプに関する理論」を創業者の畠山一清氏が事業化し、水道・農業用ポンプの製造を開始したことに始まります。
以来80年余、現在でほ風水力事業、精密・電子事業、環境事業の3つの事業を柱に、「地球環境の保全」に向けた最先端のテクノロジーの研究・開発、製品化に取り組んでいます。
〒144 東京都大田区羽田旭町11-1
Tel.03-3743-6111
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