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Magic活用事例

協同組合ビジネス・フォーラム

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仕様書なしの基幹システムを
Magic eDeveloperで短期間に置き換え

協同組合ビジネス・フォーラムは、基幹システムをMagic eDeveloper V10を使って全面的に再構築しました。仕様書のない複雑な旧システムを、短期間に、低コストで改築し、大幅な操作性の改善を実現しています。

USER PROFILE

【協同組合ビジネス・フォーラム

協同組合ビジネス・フォーラム

http://www.businessforum.or.jp/

所在地: 東京都千代田区神田神保町3-2-7第三東ビル4階
  設 立: 1989年
 出資金: 4774万円(2006年5月)
  組合員数: 267社
  事業内容:
  • 共同購買事業
    車両用燃料共同購買事業
    ETC高速道路通行大口多頻度割引事業
    事務消耗品・什器・ギフト購買事業
    カーリース事業
    求人媒体事業
    事業資金融資事業
  • 教育情報事業
    IT支援事業
    シンポジウム
    セミナー
    法律・税務無料相談
  • 福利厚生事業
  • その他組合員のために行う事業および業種間情報交流
  

野口光一 氏

野口光一 氏
事務局管理部 部長

 

【ダイレクト・コンサルティング株式会社

http://www.dcc.ne.jp/

Magic eDeveloperによる開発、マイグレーション等に優れており、System i(AS/400)、CTIコールセンター、各種WebシステムをMagicで構築する独自のノウハウがある。
今回のシステム(パッケージ)の販売窓口。「導入コンサルから、運用保守まで」をカバーする。


相互扶助を基本理念に共同購買や教育・情報事業を展開

  協同組合ビジネス・フォーラムは、さまざまな業種の中小事業者が出資し、購買や教育・情報事業を共同で行うことにより各種メリットを相互に享受し合うことを目的とした団体です。

  同組合事務局管理部の野口光一 部長は、「中小事業者は、さまざまなビジネスシーンの中で大企業のような購買力を持たないため、大企業のような恩恵を受けることが容易ではありません。そのため中小企業者は、大企業と同じものを生産しても、製品にかかるコストが大企業と比べて大きなものとなりがちです。そこで中小事業者が集まり、共同の購買窓口などを作ることによって中小事業者単体では不可能なサービスと価格を実現するのが当組合の目的です。こうしたコストダウンやメリットの相互享受によって組合員事業者が競争力を向上させることが可能となります」と説明します。

  例えば、高速道路や一般有料道路では大口の多頻度利用の事業者に対して割引制度が設けられています。ビジネス・フォーラムではこの制度を活用し、希望する組合員に「ETC高速道路コーポレートカード」を配布して、大口多頻度利用の事業者と同等の恩恵が適用されるようにしています。

  ただし、この制度を利用するには、ビジネス・フォーラム側にETC利用のための処理システムが必要です。組合員が高速道路を利用すると、月締めでビジネス・フォーラム全体の利用データが各高速道路会社や都道府県の道路公社から送られ、それを基に組合員別に利用データや請求データを仕分けし、請求書の作成・発行作業などが必要になるのです。「ETC高速道路コーポレートカード」の利用組合員数は現在2000名とそれほど多くはありませんが、システムの仕組み自体は、クレジット会社がメンバー向けに行っているETC利用の課金システムと同様にやや複雑です。そして、今回の再構築では、このETC高速道路通行大口多頻度割引事業を含む基幹システム全体が対象となっていました。

システムの老朽化と サポート切れを前に再構築を決断

 ビジネス・フォーラムが再構築に踏み切ったのは「旧システムの老朽化」(野口氏)が最大の理由です。従来は、AccessとVisualBasic6で開発され、すでに7年以上が経過していました。 VisualBasic6のサポートが今年で終了することも改築に踏み切る一因でしたが「ユーザーから改善要求があっても、スピーディに対応できない問題を抱えていました」と野口氏は改築前の状況を語ります。ただし、「今回は大きな拡張などを行わず、システムの置き換えをメインとし、時期を見て次のステップへ進むこととしました」(野口氏)。

  移行作業のフェーズに入ると、問題や障害が次々に判明することになりました。今回の再構築を担当したダイレクト・コンサルティング株式会社の中野政樹プロジェクトマネジャーは、「仕様書はない、ER図はない、データベースを詳しく調べたらゴチャゴチャという状態で、これではメンテナンスも困難だったろうと感じました」と振り返ります。

  そこで、ダイレクト・コンサルティングでは、従来のプログラムコードを徹底して目で追い、意味を解釈してMagic eDeveloper V10(以下Magic V10)で開発を行うという方法を取りました。「AccessとVBによる旧コードは非常に複雑な作られ方をしていて、手作業による解析は困難をきわめました。しかも、不要なコードや使われていないアプリケーションも多々あり、その確認にも時間がかかりました。今回はMagic V10を使ったこともあり約4カ月間・15人月で開発を終えていますが、かかった時間の大半は旧コードの洗い出しに当てられました」と中野氏は言います。

コーディングに気を取られずにプロセスを記述できる

 再構築を完了して、野口氏が高く評価するのが、Magic V10の生産性の高さです。「これはデータの定義とロジックの記述がそれぞれ整理されて管理されるというMagic V10の特徴が如実に反映されています。Magic V10では開発自体がアプリケーションの仕様書を作っていくようなものなので、後々の機能追加や、メンテナンスが非常に楽です。エンジニアはコーディングに気を取られず、目的のプロセスを簡単に記述できます。他の開発ツールや言語では、これほど短期間にスピーディに作業は進まなかったはずです」と中野氏は指摘します。そして、このことが全体のコストに好影響を及ぼしています。野口氏によれば、「Magic eDeveloperベースの再構築コストは、他の開発ツールや言語を使った提案の1/2~1/3程度」ということです。

  今回のプロジェクトはシステムの置き換えで始まりましたが、いくつかの拡張と改善を行っています。その1つが、「PDFライター」を使った請求書データのPDF対応です。これにより、請求書データの送信が可能になりました。保存も従来の紙ベースから電子データとなりました。さらに、帳票データのExcelへの展開や、問い合わせ・操作性の向上なども実現しています。

従来のバッチ処理時間が約1/5に短縮

 また、不要コードの削除とMagic V10での書き換えによってパフォーマンスが改善され、「従来4~5時間かかっていたバッチ処理が45分で済むようになりました」と野口氏は言います。「これまでは業務時間中にバッチ処理を行っていたためその他の業務に大きな影響を与えていましたが、新システムでは昼休みに作業を行えるので、今回の改築は組合全体の業務にプラスに働いている」と評価しています。

  なお、ダイレクト・コンサルティングでは、今回のシステムをパッケージ化して提供する予定です。Magic V10の特徴でもある、機能の追加、改修、メンテナンスが容易なパッケージとなっています。

画面1 Magic V10で再構築した割引率マスタ メンテナンス画面
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画面1 Magic V10で再構築した割引率マスタ メンテナンス画面
 
画面2 旧システムの割引率マスタ メンテナンス画面
クリックすると拡大表示されます。
画面2 旧システムの割引率マスタ メンテナンス画面

 

Magic eDeveloper で開発した生産管理システム
図 ETC高速道路通行大口他頻度割引事業のシステム概要

 

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